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商品説明
夕陽の赤が静かに広がる南相馬の町を、小声で歌を口ずさみながら歩いています−。東日本大震災後、福島県南相馬市に転居した著者が綴った2015〜2019年のエッセイを収録。『第三文明』連載に加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
東日本大震災後、福島県南相馬市に転居した作家・柳美里が5年にわたって綴った珠玉のエッセイ47篇。南相馬の臨時災害放送局のラジオパーソナリティを務めたことを機に、現地の高校で講義や演劇指導を行うかたわら、書店兼小劇場をオープンするなど、被災地の人々と生活を共にしつつ歩んだ家族の軌跡。「今日もわたしは、夕陽の赤が静かに広がる南相馬の町を、小声で歌を口ずさみながら歩いています。いま、ここに在る、という自分の位置を確認しながら──」(「あとがき」より)。「南相馬に転居した理由(わけ)」「漂泊の果てに」「フルハウス」「女川駅舎の紙製のベンチ」「縁の糸」「最後の避難所」「『青春五月党』復活」「ある晴れた日に」「悲しみを追悼する」ほか、月刊誌『第三文明』の好評連載を書籍化。【商品解説】
目次
- はじめに
- 〔2015年〕
- 南相馬に転居した理由(わけ)
- 台所の正方形の窓
- 漂泊の果てに
- 〔2016年〕
- 南相馬での年越し
- 教壇に立つ
- 三月十一日
著者紹介
柳 美里
- 略歴
- 〈柳美里〉1968年茨城県生まれ。小説家、劇作家。「魚の祭」で岸田國士戯曲賞、「家族シネマ」で芥川賞受賞。
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