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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/02/17
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社新書
  • サイズ:18cm/267p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-721109-2
新書

紙の本

モーツァルトは「アマデウス」ではない (集英社新書)

著者 石井 宏 (著)

モーツァルトはなぜ、生前名乗ったこともない「アマデウス」という名にされてしまったのか。不遇の天才の苦悩と渇望に寄り添いながら、その謎を解き明かし、西洋音楽史の欺瞞にも切り...

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モーツァルトは「アマデウス」ではない (集英社新書)

税込 968 8pt

モーツァルトは「アマデウス」ではない

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モーツァルトは「アマデウス」ではない

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商品説明

モーツァルトはなぜ、生前名乗ったこともない「アマデウス」という名にされてしまったのか。不遇の天才の苦悩と渇望に寄り添いながら、その謎を解き明かし、西洋音楽史の欺瞞にも切り込む。【「TRC MARC」の商品解説】

西洋音楽史の常識を覆す、衝撃の真実!
モーツァルトは二度「殺された」。

●内容説明
今日、「アマデウス」と言えば、多くの音楽ファンが、夭逝した18世紀の天才作曲家・モーツァルトのことを思い浮かべるだろう。
しかし当の本人は、生前「アマデウス」と呼ばれたことも、名乗ったことも、まして署名などしたこともなかった。
嘘だと思うなら、本書をご一読いただきたい。
モーツァルトは、ある時期から自筆の楽譜に「アマデーオ」と、書簡の類には「アマデ」とサインし、その名を死ぬまで大切に使い続けた。
それはなぜか。なぜなら、それはモーツァルトにとって唯一の宝であり、自身を支える矜持だったからだ。
にもかかわらず、生涯大切にした最愛の名前を、死後、誰が何のためにモーツァルトから引き剥がし、似て非なる「アマデウス」に改竄してしまったのか……。
著者は、不遇のうちに35年の短い生涯を終えた天才の渇望と苦悩に寄り添いながら、その謎を解き明かしていく。
さらに、返す刀で西洋音楽史の欺瞞にも切り込んでいく。

●目次
序曲  名前の話
第1章 親からもらった名前
第2章 ヴォルフガングとアマデーウス・モーツアルト的
第3章 悪夢への前奏曲
第4章 悪夢のドラマ 
間奏曲 第1《バスティアンとバスティエンヌ》の怪/第2 ジュゼッペ・アフリージョ
第5章 イタリアの陽光
第6章 アマデーオ降誕
第7章 ドラマの終わり
第8章 ウィーンの亡霊たち──陰謀・噂
第9章 モーツァルトの死
第10章 ドイツ語圏に家がない
フィナーレ アマデーオ、孤高の王国
アンコール だれがアマデウスを作ったか
あとがき
蛇足
巻末付録 モーツァルトの生涯の署名一覧(作品における署名/手紙における署名)
【本の内容】

著者紹介

石井 宏

略歴
1930年、東京生まれ。音楽評論家、作家、翻訳家。東京大学文学部美学科および仏文科卒。
主な著書に、山本七平賞を受賞した『反音楽史 さらば、ベートーヴェン』をはじめ『素顔のモーツァルト』、『誰がヴァイオリンを殺したか』、『帝王から音楽マフィアまで』、『ベートーヴェンとベートホーフェン 神話の終り』、『チョッちゃん』、『ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子』(共著)などのほか、主な翻訳書に『モーツァルト』、『モーツァルトのオペラ』、『グスタフ・マーラー 愛と苦悩の回想』、『モーツァルト 音楽における天才の役割』など。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

モーツァルトの呼び名に見る西洋音楽史の欺瞞

2020/07/18 10:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kapa - この投稿者のレビュー一覧を見る

カバー帯「モーツァルトは二度殺された」というキャッチに魅かれ、久しぶりにモーツァルト本を読んだ。死因に新説・新発見があったのか、と期待したが、そうではなかった。
モーツァルトの名前といえば、映画の題名にもなったヴォルフガング・アマデウスAmadeus・モーツァルトである。しかし洗礼名にはアマデウスという呼び名はなかった。本人は、生前アマデウスと呼ばれたことも、名乗ったことも、まして署名などしたこともなかったという。アマデウスを生涯に三回使った記録があるが、それは彼得意の言葉遊びの冗談としてである。
モーツァルトはある時期から自筆の楽譜に「アマデーオ」Amadeoと、手紙にはアマデーオを仏語風に「アマデ」Amadeとサインし、その名を生涯使い続けた。成功をおさめた1770年モーツァルト14歳のイタリア楽旅の時からである。モーツァルトを称えるアマデーオという呼び名が初めて使われたのである。アマデーオを独語にすればアマデウスであり、アマデウスは洗礼名の羅語Theophilusの独語ゴットリープGottlieb(神に愛されし)なので、自分の名前の読み替えではある。要は他人からもらったのだが、生涯大切に使ったのである。この呼び名は、いわば彼の栄光を体現するものであり、また、晩年には自らを支える矜持となったものであろう。
本書はこの呼び名を軸に生涯を振り返るのだが、目新しい事実や解釈はない。しかし巻末に整理された作品と手紙の署名全てを整理し、モーツァルトがいかにこの呼び名を好んだかを実証的に分析しているところはすごい。これまでこれほど丹念に原典資料を調べてモーツァルトの呼び名を研究した音楽家はいなかったのではないだろうか。
では「二度殺された」とはどういうことかというと、死後アマデーオという呼び名が後世、アマデウスに勝手に変えられてしまったことである。死亡時のウィーン市当局作成のモーツァルト検死報告書では、アマデウスが使われているが、これはお役所仕事としてアマデを独語風に修正したものだろう。同じことは生前にもあったようで、モーツァルトが1787年弟子のフライシュテッドラーの身元保証をしたという公文書にもアマデウスという呼び名が使われている(ミヒャエル・ローレンツ「フライシュテッドラーのためのモーツアルトの身元保証表明」モーツァルト年鑑1998, 12頁)。最初の犯人はコンスタンツェであった。彼女はドイツの生んだ天才作曲家というイメージを作り上げるために、ドイツ風のアマデウスに変えたのである。そして彼女の再婚相手のニッセンの伝記でモーツァルトの正式な呼び名としてしまったのである。
ところが19世紀後半に研究が進み、再びアマデーオとアマデが復活する。それはオットー・ヤーンの浩瀚な伝記とケッヘルによる作品目録からであった。しかしここでナショナリズムが頭をもたげてくる。ヴィヴァルディのイタリア音楽を音楽史の片隅に追いやり、また、再発見された「マンハイム楽派」、「ウィーン古典派」など西洋音楽の主流はドイツ音楽であるというドイツ・ファーストの動き。これが筆者のいう「西洋音楽史の欺瞞」である。これに加担したのが、ケッヘル目録を校訂したアインシュタインで、第3版ではアマデウスとしたのである。
目の届く範囲で、現在の使われ方を調べてみた。Wikipedia日英独仏伊版モーツァルトで呼び名にアマデを記載しているのは独版のみで、モーツァルト自身は書名にはほとんどuberwiegendアマデを使っていたとの注釈付き。また、私のディスコグラフィーのモーツァルトCDの作曲者表記は、チェックしたCDは全てアマデウス表記であった。アマデ表記はこれからだろう。

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