紙の本
今でも楽しめます!
2019/04/19 14:51
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投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人になって読むと、差別とかイジメとか色んな問題が目についてしまうけれど、子供の頃に大好きな本でした。
憧れて姉妹3人で真夜中のパーティーをして怒られたり、ネットが無かった時代なので、ラクロスを想像のスポーツで作ったり。
昔はあって、今は差別だとかで無くなってしまった本もあります。童話や児童書は、純粋な好奇心で読むものだと思います。
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このシリーズのエッセンスが詰まっている!
2019/03/22 17:25
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投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おちゃめなふたごシリーズの第一作。シリーズが進むにつれ、主人公のふたごたちも上級生になり、良識もついてきて、表舞台にあまり出なくなってきますが、一作目のこちらでは、クレア学院にバリバリ反抗するふたごの姿が見られます(笑)
久しぶりに再読して、プロンプターという言葉を覚えたのは、この本だったなとか、いたずら、万引き、真夜中のパーティー、ラクロスの選手に選ばれる話とか、犬の話とかetc.このシリーズで記憶に残っていた話は全部この一作目に入っていたのだなと改めて気づき、やはりこの一作目は特別だな!と思いました。この一冊にこのシリーズすべてのエッセンスが詰まっているといっても過言ではありません。こんな学校、日本にあったら教えて!とか思うと同時に、「今の若い子の心にも、このシリーズは響くんだろうか?」とも、ちょっと思います。実際のところ、どうなのでしょう??
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ヨーロッパに憧れるきっかけでした
2016/09/24 20:18
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の時に図書館から借りて何度も読んだ本。
イザベラとパットの成長はもちろん、個性豊かな学生達がとても楽しそうで羨ましかったです。
ラクロスって何?
真夜中のパーティ楽しそう!
サーカス見てみたいなぁ...。
田舎に住むの自分の環境と比べては、
いつかは欧州へ行ってみたい・やってみたいと心に秘めていた当時が懐かしくなりました。
もちろん残りの巻も読み返す予定です。
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大好きな本です
2016/06/23 13:36
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投稿者:とろ妻 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校時代に出会い、何度も読み返した本です。
オイルサーディンやアンチョビなど
当時は耳慣れなかった食べ物の名前をこの本で覚えて憧れました。
娘に買い与えたいと思っています(処分しなければよかった…)
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優しい気持ちに
2016/01/30 23:14
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投稿者:sattan - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生になる娘がいます。
学校の友達とのことを家で聞くことが今までもたくさんありました。悩みなどの相談に乗ることもしばしば…
最近は小学生の時などとは違い、知らない友達の方が多くなって、言ってあげることも、ずいぶん理屈っぽく、たまに口論に発展しまいます。
好感が持てる子とそうでない子、揺れ動く娘の気持ちに寄り添えたらいいのに、と思います。(親としては学校での悩みごとは少ないに越したことはないのですが)
そんな時この本を手に取り、悩みながら成長していくのだと、読みながら考えさせられました。
お話の中には様々な気質を持った少女たちが出てきます。外国のお話だし、時代背景も今よりは昔です。ただ、スマホもテレビも出てこない寮生活は改めて人とのつながりをじっくり浸らせてくれる力があります。
真夜中のパーティ、課外授業、盗難事件、と大きな出来事の他にちょっとした日常のこまごまとしたやり取りや会話にはハッとさせられました。
全巻通して読み終わった後、その存在さえ知らなかった自分と今の違いがなんだか読んでいるうちからとても楽しみになりました。
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ミステリではないんだが。
子供の頃に読んだ時は、ひたすら「寮生活」というものに憧れた。今読み直すと、子供ながらも女の子同士の付き合いの面倒くささ、みたいなものも描かれていて、結構コワい(笑)
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祖母に買ってもらい、何度も何度も読み返したシリーズの1作目。イギリスの寮生活に憧れ、ラクロスの試合、真夜中の誕生日パーティの様子を想像しては楽んだなぁ~。
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田村セツコさんの挿絵がとってもかわいい!
女学院での夜中のお菓子パーティって定番なのかな?
うらやましい
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柚木麻子「本屋さんのダイアナ」にて出てきたため手に取ってみた。さくさく読めて面白かった。生意気な双子の女の子がクレア女学院に入学し、周りの女の子とぶつかり合ったり先生にいたずらしたり、友達とふざけたりしながら、楽しく過ごす話。外国のお話なので、真夜中のパーティーやサーカスへの遠足など珍しいものもある。意地っ張りに見えた双子も素直な心を持っていて、次第に打ち解けて友達に思いやりをもつようになる。小学校中高学年向けかな。
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2015年12月7日読了。全寮制のクレア学院に入学することになったパットとイザベルの双子、いじっぱりな二人は級友や教師と衝突するが・・・。少女向け児童文学の名作というが私は全く知らなかった、でもすごく面白い!女の子版『飛ぶ教室』というか、色んな個性のあるメンツが集う寮生活で、厳格な教師に閉口したりいたずらしたり、騒動を通じて互いに分かり合ったりする様が生き生きしていてとても楽しい。中学生活を満喫した双子の反論を許さずクレア入学を厳命する父親の姿勢や、ルールには厳格だが生徒の事情や思いに寄り添う院長や教師たちの教育態度にも意外と学ぶところあり。
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おちゃめなふたごシリーズ大好き。女子だけの学生生活って楽しいよね! パットにイザベル、その他の生徒のように平凡な1日、1日を楽しく生きていきたい 2016.1.7
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小学生の頃読んでいた思い出の本。
パットとイザベル、双子のクレア学院でのお話。
クレア学院の友達、先生、いろんな個性豊かなキャラクターと過ごしていく中で、双子が成長していくハッピーでちょっぴりスリリングでおちゃめなお話。
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イーニッド(エニド)・ブライトンをあまり読んだことがないので、古本で読んでみた。はじめは、「だわ、なの、のよ」全開の語尾が読みにくく感じたけれど、それ以外はとてもテンポがよくて、するする読めた。
いくつか問題が起きるものの、生徒同士でけんかしながらおさめたり、先生に厳しく叱られながらもちゃんとつぎのチャンスをもらったり、とても良識的で明るいのだった。ふたごは、たしかに意地っぱりだったりけっこうないたずら者だったりもするけれど、ちゃんと思いやりのあるまともな子たちだし、まわりの友人たちも、陰湿ないじめをするような子はいないし。今のスタンダードから見ると、健全すぎるのかもしれないけど、たまにこういうのが読みたくなる気持ちはわかる。
(あと、個人的な感慨。そうかそうか、Natasha Farrant のいう、寄宿舎の真夜中のパーティーって、これが出典なのか。読んでみてよかった。)
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女の子ばかりの寄宿学校に入ることになったふたごのパットとイザベル。意地とプライドで反発ばかりしていたふたりも、友達や先生と共に過ごす中で徐々に心をひらき日々を楽しみ成長していく。親と離れた生活は否が応でも経験値を上げる。自由も責任も自分。自分で考えるということ。生活を共にするというのは濃い時間を共に過ごすということ。おもしろくないわけがない。
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パブリック・スクールブーム続行中。
本当は『トム・ブラウンの学校生活』が読みたかったのですが、絶版で図書館にもなかったので、エニド・ブライトンものを。
全寮制女子校クレア学院に通う双子の物語。
原書の出版が1941年。日本語訳が1982年。
1991年にアニメ化されているそうですが、まったく知らずにいました。
『おちゃめなふたご』というタイトル、田村セツコによるイラストがもうおちゃめ。1982年当時だと、少女マンガっぽい表紙だと思うけど、今見るとレトロかわいい。
ふたごちゃんがなかなか性格悪くて、先生に反抗したり、上級生に楯突いたりしながら、だんだん学校に馴染んでいくのがおもしろいです。
先生へのいじめとか、盗難事件とか、なんでも正義感や友情で乗り越えちゃうのはユルいな〜と思いますが、そこがこの物語の良いところでもあるかも。子供のころに読みたかった!
おこづかいが少なくてケチだと思われたくなくて盗みを働く少女とか、貧しい生まれだったけどお金持ちになり、出自を知られたくなくてお嬢様のふりをする女の子とか、階級社会も垣間見えます。
下級生が上級生の言うことを聞く「ファギング」制度も出てきて、ふたごが最初はこれに反発しつつも受け入れていくあたり、当時はそれなりに意味があると考えられていたんでしょうね。(現在では廃止されている。)
岩波新書『パブリック・スクール』の著者、新井潤美さんは「イーニッド・ブライトン」ものに憧れてイギリスの女子校に入学。同級生たちも同じようにイーニッド・ブライトンものを読んでおり、「小説とはだいぶ違う」と言いながらも学園生活を楽しんだと書いてました。
真夜中のパーティはやりたいよね。
「そうだ、真夜中のパーティをしましょうよ。どうしてだか夜中にこっそり食べると、なんでも特別においしいのよ。」
以下、引用。
翌日、ふたごはおかあさんといっしょにパディントン駅にいきました。ホームには、〝クレア学院〟と名札のかかった専用列車がとまっていました。
ふたごは自分たちの勉強部屋ものぞいてみました。レッドルーフスでは、二人に一部屋わりあてられていましたが、ここクレアでは、五、六年いがいは、みんなで大きな自習室を使うのです。そこにはラジオとプレイヤーがそなえてあり、本もたくさんありました。壁にはたながぐるりとついていて、各自が決められたところに持ちものを整理しておきます。
この学校では、五、六年生になるとふたりで勉強部屋がつかえるでしょう。そこでお茶を飲んだり、なかを自由にかざることもできるの。そんなときに下級生を手伝わせるのよ。下級生はいわれたとおりにしなくちゃいけないの。それがこの学校の習慣なのよ。だれもはらをたてたりしていないわ。だってわたしたちだって、そのうちに手伝わせる立場になれるんですもの。
そうだ、真夜中のパーティをしましょうよ。レッドルーフスにいるとき、いちどやったことがあるの。どうしてだか夜中にこっそり食べると、なんでも特別においしいのよ。
「ええっ? ソーセージ二本食べちゃいけないの? わたしはいつもプリンはおかわりするのを楽しみにしているのに。」
「きょうはだめ。勝ったらお茶のときクリームロールをあげるから。」
「友だちを見守るですって? よくまあ、あなたたちにそんなことがいえるわね。もっともわたしたちみんなでふたごちゃんを見守ったわけだ。はいってきたころのあなたたち、ひどかったものね。」
パットとイザベルは口の悪いジャネットにクッションをなげつけ、上からおさえこみました。
「こんどはあなたの番。口の悪いのをなおしなさいよ。チャンスをあげるから。」
「わたしはね、天候のことならもうぜったいだいじょうぶ! でも自信のあるところほど、テストにはでないものなのよね。テストって、病気で休んだところとか、おぼえにくいところからでるにきまっているんだから。」