- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/02/19
- 出版社: かんき出版
- サイズ:19cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7612-7475-7
読割 50
紙の本
100年の旅
著者 ハイケ・フォーラ (著),ヴァレリオ・ヴィダリ (イラスト),前田まゆみ (訳)
“100歳までに知ること”をコンセプトに、各年齢で得られるシンプルなよろこびと学びが、100年の旅として美しく表現された絵本。ページごとに1歳ずつ年をとっていく構成で、人...
100年の旅
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商品説明
“100歳までに知ること”をコンセプトに、各年齢で得られるシンプルなよろこびと学びが、100年の旅として美しく表現された絵本。ページごとに1歳ずつ年をとっていく構成で、人の一生を一冊に収める。【「TRC MARC」の商品解説】
ドイツから世界中の心をとらえた、
14カ国で翻訳のベストセラーがついに邦訳!
こんな絵本、見たことない。
感動と感謝の声、続々!!
家族全員にとって大きな財産です。
はじめて読んだあと、愛する人への贈り物としてまた注文しました。
愛情のこもったイラストと簡潔な表現に笑い、熟考し、涙が出ました。
なんて素敵な本! この本をありがとう。私の本棚の資産です。
私は子どもたちと一緒にこの素晴らしい本を読みましたが、
どれほど感動したかを言葉にできません。
高齢者へのプレゼントにも最適です。
(「amazon.co.jp」のレビューより抜粋)
人生がどうなっているか知りたいですか?
すべてがこの本にあります。
この本のアイデアは、あるとき、ふと生まれました。それは、生後間もない姪っ子が、ミイラのように布にくるまれ、外界に向かってまばたきしているのをはじめて見たときでした。なんて不可思議な旅が、この子を待ち受けていることか! と思ったのです。彼女を待ち受ける素敵なことをうらやましく思う気持ちが半分。でも同時に、今までのさまざまな痛みの記憶から、自分の中につまっている悲しみを思い、同じものがやはり彼女を待ち受けているとも感じました。
悲しいことに、おとなになると私たちは、世界に満ちる驚き、たとえば、連なる山々や満月、そして他者から受ける愛情になんだか慣れてしまい、当たり前に思ってしまうことがあります。それらの気高さを感じ取る心をもう一度取り戻すには、世界を新しい視点で見る必要があるのかもしれません。この本では、人生のそれぞれの局面で、世界の見え方が変わるということを表現できたらと思いました。(著者「あとがき」より)
私たちは「不可思議な旅」のまっただ中で、互いに出会い、すれ違い、ぶつかりあったり惹かれあったりして生きています。
さまざまな年齢の方々に、この旅をともに生きる家族や友人とこの本を手にとり、自由な会話をしていただければと願っています。(「訳者あとがき」より)【商品解説】
著者紹介
ハイケ・フォーラ
- 略歴
- 〈ハイケ・フォーラ〉ツァイト・マガジンの編集者。
〈ヴァレリオ・ヴィダリ〉イタリア出身。イラストレーター。
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紙の本
自分の年齢には何が書いてある?
2020/04/26 18:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
80歳過ぎてからの母は、
「この年齢になって体験しないと、わからないことはたくさんあるよ。」とよく言っていた。
思うにまかせない身体の衰えがあったろう。
いろんな感情がわきあがる。
時おり母がみせる、私の知らない表情にドキリとすることがあった。
私はそう言う母に、
「80年を積み重ねてから見える景色、それはお母さんにしか見えない特別な景色よね」と話していた。
人生の旅。
人生100年と言われる、その旅について。
「この本では、人生のそれぞれの局面で、
世界の見え方が変わるということを表現できたらと思いました」
著者のハイケ・フォーラさんは言います。
世界中のあちこちで、、様々な年代の人に出会い、
そして「人生で何を学びましたか?」と尋ね歩きました。
その一つひとつの言葉が、印象深いイラストと共に紹介されています。
ささやかな幸せがあり、
不安や失望もあり、限りない希望もある。
0歳から99歳まの、積み上げられた言葉はズシリと重みがありました。
何度もブラックベリージャムが登場します。
映画のワンシーンがでてきたり、
自然の描写がとんでもなく美しいのに感動したり…。
そうしてやはり気になるのは、自分の年齢に何が書いてあるか?ということ。
ちなみに私の年齢のページには
「もし、月が百年に一度しか
見えなかったら、きっと気がつくはず。」
こう書いてありました。
いろんな人を思い浮かべて、ページをめくる楽しさがあります。
誰か大切な人と一緒に読みたくなる一冊です。