- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/02/29
- 出版社: 筑摩書房
- サイズ:19cm/414p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-480-84320-3
読割 50
紙の本
教養の書
著者 戸田山和久 (著)
教養とはそもそも何か。なぜ大切なのか。教養への道をさえぎるものは何であり、その道を進むためにどんな装置が必要なのか。学び生きるうえで大切なすべてを伝える入門講義。『ちくま...
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商品説明
教養とはそもそも何か。なぜ大切なのか。教養への道をさえぎるものは何であり、その道を進むためにどんな装置が必要なのか。学び生きるうえで大切なすべてを伝える入門講義。『ちくま』連載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・君が大人になるための勇気と装置をもて!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「教養とは何か」にビシッと定義を与え、行く手を遮るものたちをバシッと指摘し、どう対処すればいいのかをブヒッと示す!ベストセラー『新版 論文の教室』の著者が大学新入生に語り続けてきた名物授業。◆ 未来をつくるために学ぶべきこと―― ◆全国のごく少数の幸福な読者のみなさん、ついに書いてしまいました。教養とは何か。どう身につけるか。すべて詰まった「知の教典」誕生です。「ちくま」連載時から話題沸騰の「とびだせ教養」が大幅加筆!気合い入りまくりのトダヤマ節が、あなたも! あなたも! あなたも啓蒙しまくる。「……にもかかわらず学問は、人類が生得的な愚かさを克服してさらに幸せになるために不可欠で、かなり強力な、もしかして唯一の装置なんだ。ごめんなさい。われわれがキミたちに手渡すことのできる学問は、理想的というには程遠いものだけど、それでも貴重なものだ。だからわれわれは、キミたちを学問という理想郷に誘い出そうとしているのではない。(中略)キミたちに学問と人類の未来を託そうとしているのである。(中略)世の中をよくするという仕事は、教養に憧れ教養を目指す人々にしかできない。キミたちの健闘を祈る。」(本文より)【商品解説】
目次
- 序 私はいかにして心配するのをやめ、教養について書くことになったかI 教養ってなんだ第1章 キミが大学で学ぶことの人類にとっての意味第2章 たかが知識、されど知識第3章 知識のイヤミったらしさとどうつきあうかについて、そして「豊かな知識」に何の意味があるのかについて第4章 教養イコール「知識プラスアルファ」のアルファって何じゃ、と考えてみる第5章 「読書の意義は何だろう」ということを教養の観点から考え直してみる第6章 われわれは何に向かってわれわれを教養するのか第7章 教養とは何かの定義を完成させるぜ!II 教養の敵は何か、それとどう戦うべきか――現代イドラ論第8章 教養への道は果てしなく遠い。だのになぜ歯をくいしばりキミは行くのか第9章 教養への道は穴ぼこだらけ第10章 科学が発展したら、人間はかなりアホだということがわかってしまったという皮肉第11章 ベーコンの後継者は誰か。彼らからわれわれが学ぶべきことは何か第12章 どうやって、居心地のいい洞窟から抜け出すか第13章 批判的思考(クリティカル・シンキング)って流行ってるよね。でも、何のためにそれが必要なんだろう第14章 最後のイドラは「学問」だって。だったらどうすりゃいい?III 教養への道の歩き方――お勉強の実践スキル第15章 大学に入っても、大人になっても語彙を増やすべし第16章 歴史的センスの磨き方第17章 種族のイドラと洞窟のイドラに抵抗するための具体策第18章 市場のイドラを再考する――インターネットとの部分的つきあい方第19章 劇場のイドラに抗うための「リサーチ・リテラシー」第20章 論理的思考は大切だと言うけれど、論理的思考って何かを誰も教えてくれない……第21章 ライティングの秘訣第22章 ツッコミの作法第23章 大学は天国じゃないんだ。かといって地獄でもない第24章 無駄な勉強をしたくないひと、何かの手段として学ぶひとはうまく学べない注あとがき
著者紹介
戸田山和久
- 略歴
- 〈戸田山和久〉1958年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。名古屋大学大学院情報学研究科教授。専攻は科学哲学。著書に「哲学入門」「論理学をつくる」「知識の哲学」など。
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