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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2020/03/23
- 出版社: 人文書院
- サイズ:20cm/302p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-409-03108-7
- 国内送料無料
紙の本
脱ぎ去りの思考 バタイユにおける思考のエロティシズム
著者 横田 祐美子 (著)
20世紀のフランスを代表する思想家のひとりであるジョルジュ・バタイユ。彼の代名詞であった「死とエロティシズム」のヴェールを剝ぎ取り、彼の思想を古代ギリシャから連綿と続く哲...
脱ぎ去りの思考 バタイユにおける思考のエロティシズム
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商品説明
20世紀のフランスを代表する思想家のひとりであるジョルジュ・バタイユ。彼の代名詞であった「死とエロティシズム」のヴェールを剝ぎ取り、彼の思想を古代ギリシャから連綿と続く哲学の営みのうちに位置づける試み。【「TRC MARC」の商品解説】
終わりなき思考の運動
バタイユが唱えた「非‐知」とは知の否定ではなく、概念のヴェールを絶えず脱ぎ去っていく、積極的な独自の哲学であった。本書では、思考の運動そのものともいうべき「非‐知」をバタイユ思想の核心に据える。彼の代名詞であった「死とエロティシズム」のヴェールを剝ぎ取り、この思想家を哲学史のなかに位置づけ直すことで、バタイユ研究に決定的な哲学的転回をもたらす新鋭の力作。
「本書は二〇世紀のフランスを代表する思想家のひとりであるジョルジュ・バタイユの思想を、思考のエロティシズムという観点から論じるものである。それはバタイユにおける知や思考の問題を、性愛としてのエロティシズムにではなく、哲学的なエロティシズムに、すなわち「知を愛し求める」というエロスの運動に結びつけることで、彼の思想を古代ギリシャから連綿とつづく哲学の営みのうちに位置づけようとする試みである。」(本書より)【商品解説】
目次
- 序章 哲学する者としてのバタイユ
- 1 日本のバタイユ受容
- 2 哲学する者としてのバタイユ
- 3 非−知と哲学
- 4 知とエロス
- 5 本書の構成について
- 第一章 非−知と概念知
- 1 概念把握に基づく知、「として」に制限された視覚
- 2 非−知、あるいは思考の死
- 3 非−知は裸にする−絶えざる概念知の無効化としての知
著者紹介
横田 祐美子
- 略歴
- 〈横田祐美子〉1987年高知県生まれ。立命館大学大学院文学研究科人文学専攻哲学専修博士後期課程修了。同大学衣笠総合研究機構・専門研究員。早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員。
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