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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/02/10
- 出版社: 石風社
- サイズ:22cm/443p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88344-292-8
- 国内送料無料
紙の本
石牟礼道子全詩集 完全版
著者 石牟礼 道子 (著)
生まれたばかりの おまえら カニのこどもたち 一体 人間がこわいなどと 誰に教わったか(「生命」より) 1940〜2000年代の作品117篇を収めた石牟礼道子の全詩集。2...
石牟礼道子全詩集 完全版
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商品説明
生まれたばかりの おまえら カニのこどもたち 一体 人間がこわいなどと 誰に教わったか(「生命」より) 1940〜2000年代の作品117篇を収めた石牟礼道子の全詩集。2002年刊「はにかみの国」に大幅増補。【「TRC MARC」の商品解説】
時空を超え、生類との境界(あわい)を超え、石牟礼道子の吐息が聴こえる[完全版]全詩集。
『はにかみの国 石牟礼道子全詩集』(石風社)を出版したのは、2002年8月である。この『全詩集』は、2003年に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞し、第3刷まで刊行した。30篇の作品を収載した170頁の全詩集だったが、その後石牟礼氏が新しい作品を発表するとともに、未発表の初期作品も続々と見いだされた。2018年2月10日に石牟礼氏が亡くなった後も、「石牟礼道子資料保存会」(2014年12月発足)のたゆまぬ努力によって石牟礼氏の遺稿「ノート」が精査され、新たな作品が発掘された。それらは、熊本市で発行されている雑誌「道標」(人間学研究会)や「アルテリ」(アルテリ編集室)誌上に発表されてきた。今回の『[完全版]石牟礼道子全詩集』は、『はにかみの国 石牟礼道子全詩集』をはじめ、『石牟礼道子全集・不知火 第一巻・第十五巻』(藤原書店)や前記の雑誌に掲載された全ての作品を纏めたもので、117篇を収載する444頁の大冊となった。
作品は、ほぼ制作年代順に並べたが、本全集には、もっとも新しい収載年度のものを収録した。作品によっては、初出のものに著者が手を加えたり、ルビが付されたものもある。「初出一覧」には、その後の収載書籍の変遷も分かるようにしている。【商品解説】
目次
- 一九四〇〜五〇年代
- 朝/生命/夜の話/古い抒情/虹/点滅/とのさまがえる/埴生の宿/いっぽん橋/烏瓜/馬酔木の鈴/川祭り
- 一九六〇年代
- 卑弥呼/無題/無題/無題/野鍛冶の女房/フランソワ・ビヨンの雪/娼婦/連帯/集会/胎教/出生/午睡/とんぼ/墓の中でうたう歌/背中のうた/隠亡/便り/糸繰りうた/瓔珞/木樵り/水影/受胎/花柴賣りのおつやしゃん/虹/朱い草履/風/七草/花をあなたに/花/なすびをたべているおかあさん/野鍛冶の女房/無題/
- 一九七〇年代
- 生存/死民たちの春/無題/薫香/夕焼/無題/幻のえにし/花がひらく/春/出魂/彼岸花/燈籠/少年/浜の甲羅/月夜/はにかみの国/よみがえる死/日常の中の死期/えんま大王さまにある死人のいうこと/尺取り虫/乞食/涅槃(幽玄)/未明/水鏡/海底の修羅/鬼道への径/緑亜紀の蝶/
- 一九八〇年代
著者紹介
石牟礼 道子
- 略歴
- 〈石牟礼道子〉1927〜2018年。熊本県生まれ。「十六夜橋」で紫式部賞受賞。1973年マグサイサイ賞、2001年朝日賞受賞。著書に「流民の都」「あやとりの記」ほか。
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