- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/21
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/252p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09745-8
読割 50
紙の本
日本史からの問い 比較革命史への道
著者 三谷博 (著)
「三谷史学」の核である、革命を「暴力」から切り離す視角はいかに生み出されてきたのか。1968年の東大駒場の駒場寮から歴史認識論争を経て、比較革命史へと至る維新史家の遍歴を...
日本史からの問い 比較革命史への道
日本史からの問い:比較革命史への道
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商品説明
「三谷史学」の核である、革命を「暴力」から切り離す視角はいかに生み出されてきたのか。1968年の東大駒場の駒場寮から歴史認識論争を経て、比較革命史へと至る維新史家の遍歴を辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
1968から1868へ
「歴史家」はいかに生まれるのか?
本書は日本を代表する維新史家の来歴を辿りながら、この問いに答えようとするものである。
三谷博さんが大学に入ったのは、1968年。東大駒場の駒場寮では、内ゲバが繰り広げられていた。三谷青年は「キャンパスを飛び交っていた空虚な言葉、理想を口実に平気で暴力をふるう所業に心底痛めつけられていた」という。
三谷史学の核である革命を「暴力」から切り離す視角がいかに生み出されてきたのかを考える上で、これは貴重なエピソードである。
授業が再開された大学で、佐藤(誠三郎)ゼミに入ったことが日本史への道を開いた。『維新史再考』(NHK出版、2017年)に結実する研究人生はこうして始まったのである。
その間、日中韓の歴史認識問題が「歴史家」としての在り方を大きく問うことになる。東アジアの近代史をいかにして描くか? 『大人のための近現代史 一九世紀編』(東大出版会、2009年)を中心とした共同研究がマルクス主義史学とは全く違う「世界の中の明治維新」、そして「比較革命史」の地平を拓いた。
1968駒場から歴史認識論争を経て、比較革命史へと至る維新史家の遍歴を初めて明らかにした、闘う歴史家の肖像がここに。【商品解説】
著者紹介
三谷博
- 略歴
- 〈三谷博〉1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。同大学名誉教授。跡見学園女子大学文学部教授。「明治維新とナショナリズム」でサントリー学芸賞受賞。
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