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商品説明
2015年以降、国税庁を中心に進められた日本のワイン関係の法整備について、これまでの酒類関係法や業界団体の自主基準とも比較しながら検討し、日本のワイン法の体系を明らかにする。ラベル表示や地理的表示を中心に詳説。【「TRC MARC」の商品解説】
ワインを生産しているほとんどの国にある「ワイン法」。
しかし「日本には、ワイン法がない」と長い間、そう言われていました。
その状況が大きく変わったのが2015年。国税庁の告示によって「日本ワイン」が定義され、ワインラベルにおける地名、ぶどうの品種名、ぶどうの収穫年の表示基準なども定められました。本書は、この告示以降、国税庁を中心に急ピッチで進められたワイン関係の法整備について、ラベル表示や地理的表示を中心に詳しく解説しています。【商品解説】
目次
- はじめに 「国産ワイン」から「日本ワイン」へ
- 第1章 酒類関連法とワイン業界の自主基準
- (「ワイン法」とは何か?/ワインに関する法律/ワインの定義/「果実酒」の定義/「甘味果実酒」の定義/ワイン造りには免許が必要/果実酒の製造免許/委託醸造という方法/ワイン特区/何が足りなかったのか?/業界団体の自主基準とその限界/山梨県甲州市と長野県の原産地呼称制度(1)甲州市原産地呼称ワイン認証制度(2)長野県原産地呼称管理制度/「ワイン法」制定に向けて)
- ●日本のワイン関係法令一覧
- 第2章 日本の「ワイン法」の誕生 ~2015年国税庁告示~
- (「ワイン法」の誕生/強制力をもつワイン法/ワインの分類と定義/「日本ワイン」の定義/差別化される「日本ワイン」/「日本ワイン」にのみ認められる表示とは?/「日本ワイン」以外の国内製造ワインの今後/新ルールのねらい/「日本ワイン」の原料)
著者紹介
蛯原 健介
- 略歴
- 〈蛯原健介〉1972年福岡市生まれ。博士(法学)。明治学院大学法学部グローバル法学科教授。専門は公法学およびワイン法。国際ワイン法学会理事。一般社団法人日本ソムリエ協会ソムリエ・ド・ヌール。
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