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紙の本
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 (角川文庫 三島屋変調百物語)
著者 宮部 みゆき (著)
悲しみを乗り越えたおちかが迎える新たな語り手は、なじみの貸本屋「瓢簞古堂」の若旦那勘一。彼の話を引き金に、おちかは自身の運命を変える重大な決断を下すが…。全5話を収録。三...
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 (角川文庫 三島屋変調百物語)
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続
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商品説明
悲しみを乗り越えたおちかが迎える新たな語り手は、なじみの貸本屋「瓢簞古堂」の若旦那勘一。彼の話を引き金に、おちかは自身の運命を変える重大な決断を下すが…。全5話を収録。三島屋シリーズ第5弾・第1期完結篇。【「TRC MARC」の商品解説】
三島屋の主人伊兵衛は、傷ついた姪の心を癒やすため、語り捨ての変わり百物語を始めた。悲しみを乗り越えたおちかが迎える新たな語り手は、なじみの貸本屋「瓢箪古堂」の若旦那勘一。彼が語ったのは、読む者の寿命を教える不思議な冊子と、それに翻弄された浪人の物語だった。勘一の話を引き金に、おちかは自身の運命を変える重大な決断を下すが……。怖いけれども癖になる。三島屋シリーズ第五弾にして、第一期の完結編!【商品解説】
収録作品一覧
序 | 5−6 | |
---|---|---|
開けずの間 | 7−141 | |
だんまり姫 | 142−311 |
著者紹介
宮部 みゆき
- 略歴
- 1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物新人賞を受賞。『龍は眠る』(日本推理作家協会賞)、『本所深川ふしぎ草子』(吉川英治文学新人賞)、『火車』(山本周五郎賞)、『理由』(直木賞)ほか著書、受賞歴多数。
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紙の本
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍の続
2022/03/23 20:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
一話目の話はちょっと怖かったですね
こちらのシリーズの中には心暖まる話もあるのですが今回の巻は不思議で怖い話が多いなと思いました
でも、だからこそ最後のお話はぐっと心暖まるものがありました
表紙からしてそうなのかな?とは思っていましたが、物語の中の登場人物にあまり思い入れをしてはいけないかもしれませんが、ずっと読み続けているとおちかちゃんには幸せになって欲しいなと思ってしまっていました
また新しいお話も楽しみにしております
紙の本
三島屋の百物語は続く
2020/09/25 16:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
人には言えないけれど、だれかに聞いてもらいたい。
そんな話を聞くのが三島屋の百物語。
語り手一人に聞き手も一人。
聞き手を務めるのは十九の娘、おちか。
そんな「三島屋変調百物語」の5巻目『あやかし草紙』。
作者は手練れの宮部みゆき。
シリーズの始まりは陰惨で重かったのが、
傷ついたおちかが次第に癒やされるのにつれ、
話も救われる、ほっとできるところが増えてきた。
この5巻目の終わりの変化は、読み手にとってはさびしいところもあるけれど、
おちかにとっては、よかったよかった。
三島屋の百物語は続く。
今後、どう変わろうと、期待は出来る。
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めでたい
2021/08/31 01:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
お勝がちらっと言っていたので本屋の若旦那が相手なのかなというのは前から分かっていたのに、こんなにおめでたく素晴らしいおちかのプロポーズシーン。澄んだ目をしてひょうひょうとつかめない人、風のむこうを見ているような人。不思議話を心に持ち、おいしいものの話で富次郎と仲良しの。冬は陽だまり夏は木かげみたいなひと、っていうのが好きなんだなって感じがしていいですね。風貌がなんだか思い浮かばないけど、おちかが幸せでよかった。
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第一期完
2020/08/09 01:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1話目から今回はかなり強いモノが登場。
この巻でおちかが聞き手を卒業。
“あやかし草紙”が作中にも登場して、
聞き手も富次郎にバトンタッチ。
富次郎は聞き手としては
まだちょっと頼りない感じもあるので
どういう風に転がっていくのか楽しみ。
黒白の間のおこないも、
いろんなモノに見守られながら続いていく。
紙の本
あやかし草子
2020/07/18 11:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部先生の作品の5巻から読みました。怪異のはなしなのですが、怖いというよりあたたかな江戸の人情があり面白い作品にっていると思いました。おちかさんが最後に結婚して第27話で第一部が終了ということになりましたが、残り99話まで頑張ってほしいです。
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おちかの有終の美
2020/07/13 17:26
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し怖くて、何故か泣きたくなるような物語の集まり。今回も夏さながらの怪談話ではあるが、その裏に涙を誘う事情が詰まった宮部みゆき先生ならではの重い深い値打ちのある話が綴られる。この度は、主人公である おちか
が引退するという大事も出てくる。コレで終わりかと思いきや、次回からは従兄弟の富次朗兄さんが聴き手として続いてゆくらしく、ホッとしました
紙の本
百物語は続く
2022/06/27 17:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:.ばっは - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一期完結にて、 ここまでの百物語まとめが巻末に。
今回は「開けずの間」が怖かった。居座った行き逢い神が人の命と引き換え
に立ち退いたものの、話を聞いただけでお勝に白髪が出来て抜け落ちるという。
嫁入り道中の描写がとても良く「お幸せに」と祈りたくなる。
ただ、プロポーズに至るまでの行動、心境なんかの描写が記憶に残っていなく、
私には熟慮の末のプロポーズにはちょっと思えなくて・・・。だから★★★のところをご祝儀で。
紙の本
変わり百物語の聞き手は、おちかから、従兄弟の富太郎へ。シリーズはまだまだ続く。
2021/06/05 15:55
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公おちかが、17歳から任されてきた、聞いて捨てる「変わり百物語」の聞き手。彼女は19歳を迎え、シリーズは終焉?と思えば、語り手が、いとこの富次郎に変わり続いてゆくのでホッとした。
不幸な事件から逃れるように親戚の三島屋にやってきたおちかだったから、その不幸をなんとか乗り越えて、表紙にあるように嫁ぐことになってよかったとも思う。
さて、語り捨てる話は、本作でもその怖さ、不思議さは衰えることなく興味深く。作家・宮部みゆきの物語の引き出しにはいったいどれほどのものが蓄えられているんだろうか。
とにかくシリーズが続くのはめでたい。
紙の本
第一期は大団円で終幕
2020/12/27 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の欲や、時代ゆえの理不尽などに由来する怪異や不思議な話の面白さはシリーズ通して変わらず、グイグイ引き込まれる。
そして、聴き手のおちかに人生の岐路が訪れ、重大な決断を下す。傷ついたおちかがここまでになったという喜びと寂しさが同居するが、第二期となる次巻以降どういう変化があるのか楽しみでもある。
紙の本
三島屋変調百物語第1期了
2022/06/24 16:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
三島屋変調百物語も五冊目となり、聞き手であったおちかが嫁入りし、ひとまず第1期は了となる。ここまでが27話である。まだまだ先は長い。おちかの後を継ぐのは、三島屋の次男、富次郎である。富次郎の場合、話を聞いた後、絵を描くという趣向が加わっている。正直この三島屋変調百物語もちょっとマンネリ気味だと感じていたので、聞き手が変わるのはいいかもしれない。
紙の本
ヒロイン交代は成功するか?
2020/07/20 21:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:magoichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
傷つけ傷ついたヒロインが、人の心の闇に寄り添う。当初の設定からのズレは、ヒロインの心が救済されたから。
喜ばしい反面、物語の聞き手としての存在感は、薄れつつあった。とは言え、次の聞き手が満場一致で、諸手を挙げて迎えられる雰囲気も感じない。
そこは人物造形の名手、宮部みゆきの手腕を信じろという事か。答えは次を待つしか無いが、物語自体は、過去作品程に緊迫感を感じなかった。
電子書籍
小旦那邪魔だ
2020/08/05 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:再版 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公おちかの従兄の小旦那様が邪魔だ。と思いつつも我慢をして読んでいったら、主人公が小旦那に交替するそう。次巻読むの嫌だな。でも読むのだけど。