白金鳳凰の愛しい勇鳥 （角川ルビー文庫）

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投稿者：のりのり　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

黒鳳凰の愛する小鳥のスピンオフですが、これ単体でも読めます。
謎の多かったゲイキの、心の内や暮らしぶりが分かります。
「瑞郷天に自分を拒む禽鳥は一羽もいない」と言うゲイキを唯一拒んだのが嵐で、ゲイキの色気に翻弄されているようで、実は嵐に振り回されていくのはゲイキの方ですよね。嵐と会ってから誰も抱いていないのに、嵐がOKするまで抱かなかったし。
ひょうひょうとしていてとても強いゲイキが抱く、誰にも気づかせることすらなかった心の傷が、太陽のように明るい嵐に癒されるのがほっとしました。2枚目の２文が、最後に効いてくるんですよね。「あっ」ってなって、よかった～と思いました。
そして、今回も絵が素晴らしい。ゲイキは豪華だし、嵐も勇ましくかわいい。前作の玻璃も出てくるのですが、ちょっと大人っぽくなった感じが素敵でした。
この世界観、まだまだ読みたいです。

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投稿者：夏みかん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

黒鳳凰のスピンオフと言うか、もうこれは続編だー！っと拝読。烈贔屓な自分でしたが、とても存在感放っていたゲイキがメイン処。こちらの作品オンリーでも楽しめますが是非読後でも、前でも黒鳳凰もおススメしたいです。ハナ先生のイラストととても相まって艶やかにストーリーが進みます。巣作りの求愛行動にきゅんきゅん、ハピエン好きも安心して読める作品です。

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投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

黒鳳凰のスピンオフということですが、続編だと思います。誰にも心を開かずに孤独だった白金鳳凰には、素直で明るい嵐が太陽に感じられたのでしょうね。幸せになってくれてよかった！

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「黒鳳凰の愛する小鳥」のスピンオフ作品
続編とも言うべき作品なので、
ぜひ「黒鳳凰の愛する小鳥」を読んでから読むことをお勧めします。

前回裏ありそうで何を秘めてあるのかわからなかった
白金鳳凰のゲイキ（ゲイの字が機種依存文字で出ない）のお話
前巻本人曰く「真ん中とる話」でした。
ゲイキの過去の切なさやつらさは嵐の目を通して見ることで
わりと抑えられた形で描かれていたと思います。
軍鳥になりたい鷲の嵐がゲイキの側仕えになることから話が始まる。
前巻でも下衆な奴だった丹天老君はやっぱり最低下衆な奴でした。
とはいえ、前述したとおり全体的に抑えられたイメージがあります。

玻璃と烈もちらちらと出てきてました
（こちらのカップルの方が個人的には好きです）

この鳥のシリーズはこれにておしまいのようなのが
鳥好きでこの鳥たちの表現がとても好きだったので
ちょっとまた残念かなとも思います。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「黒鳳凰の愛する小鳥」のスピンオフということだが、続編と言ってもいいと思う。
白金鳳凰のゲイキと小柄で努力家の鷲の嵐の話。
ゲイキの側仕えになった嵐がゲイキに溺愛されたのは、その初心さ真っすぐさ、一生懸命さに思いやりのあるやさしさを備えているからだと思う。
黒鳳凰～にも登場した諸悪の根源である朱真鳳凰や丹天老君との問題が片付いたのが凄く嬉しい。

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「黒鳳凰の愛する小鳥」のスピンオフ。ゲイキのお話。真面目で真っ直ぐな嵐がゲイキの心を動かす展開が楽しくて面白かった。