高校事変 ６ （角川文庫）

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「みんな浅い知識に基づいて、現実的に無理とか決めつけてる」「現実的ってなによ」…NCISのクレアさんの言葉に深く肯きます。事実は小説より奇なり、な事件の数々が起こっている現実見てると。。ミスター・ビーン似の社長が楽器ケースに入って国外逃亡も出来たくらいですので。
6巻の舞台は結衣さんの修学旅行先の沖縄。沖縄住みじゃなく一度行ったきりですが、こういう格差からくる社会問題あるんだろうなというリアルさは、仕事の関係でしみじみ感じます。わたしの職場はブラックですが裏社会ではありません。
沖縄暴力団と民間軍事会社を壊滅させる。今回の味方は三下ヤクザとNCISの新人捜査官。とうとう米軍関係者を個人的に引き込む…でも民族性の違いで分かりあえてはないようです。女子高生3人も一生懸命。
またいた凛香、「結衣姉ちゃんが負けるわけねえだろ」って喚いてて、お姉さんの事憎いけど英雄視みたいになってるのかなぁ。。これは結衣さん揺らされるな。
てっきり米軍基地内にある民間軍事会社の兵器試験場が山場（アパッチ2機同時撃墜）だと思っていたら、終盤にハイジャック事件もあるとは心が休まらない。今までで1番、大乱闘の範囲が狭いのでは？空中は逃げ場が無いので。
とうとう清墨学園の件もバレたし、人権派の宮園弁護士も結衣さんの真実を知ってしまいました。武器密輸ルート壊滅して組織が弱体化した田代親子がどうくるか。長女の智沙子さん、結衣さんと同い年だし母もDNAも同じってことはふたりは一卵性双生児なのかな。田代母のとこにいるのは心配な。続きも読みます。
「修学旅行ついでに国内反社の生命線を壊滅か」「世も末だな」。優莉家長男もまた敵対してるのだろうか。

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優莉結衣が、沖縄での修学旅行で、やくざと民間軍事会社相手に大立回り。最後の最後まで気が抜けないストーリーだ。
今回も大勢が死んだ。

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相変わらずバイオレンスな展開でしたが、沖縄の貧困ビジネスから来る闇が浮き彫りになり、読んでて居たたまれ無かったです。凛香と結衣は真に共闘する日が来るのでしょうか…チンピラの庄市が少しだけ癒やしでした。そして、信じてくれたクラスメイトの綿谷との関係も温かい物でした。人権派弁護士の宮園に結衣の正体がばれてしまったのは痛かったです。結衣自身も言っていた様に、JKブランドもあと僅か。今後どう生きて行くのかが気になります。

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ドンドン結衣のアクションシーンが増えていく。序盤からだったのはビックリ。
沖縄で軍人とアクションでも怖気ずく事なく挑むのはスカッとはする。
とうとう田代の反グレに大打撃も与えて次巻がどうなるか気になる。
結衣に対しての周囲の意識が変化したところも見所。本当のダークヒーローになりつつある。

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相変わらず、優莉さんは予測能力と応用能力が高すぎです。
ついていくのがいっぱいです。
沖縄は行ったことはなかったけど、温和なイメージがあっただけにちょっと怖いなって思ってしまった。吉田修一さんの「怒り」もそういう一面あったな。
ところで、3月下旬にコロナの影響で近所の書店が一時休業して、5月下旬にようやく再開。3/25の発売日だった本書。もうコロナの話題を入れてくるとは、、、松岡さんさすがです。さらに、あのフランス人の国外脱出にも絡めてしまう。（変に関心してしまう・・）

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相変わらず『完全無欠』の強さ！

ただ、同じく『完全無欠』だった彼女の心に僅かに変化の兆しが…それは彼女の強さに今後どう影響してゆくのか、守護者としてより一層の強さを身に纏う…或いは愛すべき者たちを守るために命さえ差し出すのか？
いずれにしても、ここまで来れば最後まで彼女を見届けたい。

彼女は認めないだろうが、仲間と呼んで差し支え無い者たちによって、人として厚みを持ち始めた彼女はこれまで以上に魅力的だから。

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修学旅行のついでにしては、アパッチとの戦闘なんてスケールが大きすぎ。

まあ、このシリーズは、普通ではあり得ないことだらけだけどね。

事件がひと段落したのに、まだページ数があるなと思っていたら、更なる山場が残されているなんて。

東京に帰ってきてから、激しいアクションはないけれど、田代家の話が出てくるし。

お腹いっぱいです。

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今度は沖縄で、半グレに武器を供給していた民間委託軍事会社とその代理人であるやくざを全滅させる話。　相変わらずの活躍であるが、最後に飛行機の中での韓国半グレとの戦いまであると言うおまけ付き。相変わらずの今ネタを元にしたすらっと読めるところは良い。

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巻を追うごとに、スケールアップするこのシリーズ。
沖縄の貧困家庭を食い物にする暴力団に、銃を密売する米国の民間軍事会社が、今回の相手。
その連中に蹂躙されている同世代の女性たちを助けるため、結衣は彼らに戦いを挑む。
その抗争劇は、まるで戦争。なにしろ、様々な軍事兵器が次々と繰り出されるのだから。
悪戦苦闘の末、結衣はＮＣＩＳの捜査官クレアや若いチンピラやくざ庄市とともに、彼らを制圧する。
戦いが終息し、帰路の機上の身となった結衣。本書の頁はまだ残っているがと思っていたら、もう一波乱が待ち受けていた。
クラスメートたちの協力で、難を逃れた結衣に、青春の一ページの感覚が生じる。一人だけの孤独な戦いから、仲間に協力する心に目覚め人間味を取り戻してきた結衣に、次は何が起こるのか。
日産元会長の逃亡劇や新型コロナウイルスまで同時代性が記述される書下ろしの、次巻が待たれる。

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高校事変シリーズ第六弾。沖縄の基地問題。それにコロナウィルスがもうでてきたよ。びっくり。今回の内容は権晟会が憎くていたいけな少女に対するむごい扱いを読むのがつらく結構読み飛ばしてしまった。４巻にでてきた結衣と田代父とのカフェテラスでの会話の伏線がここで回収。結衣と凜香の姉妹が２機の軍事ヘリと対決するシーンが圧巻だった。