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商品説明
1990年代ロシアの新しい潮流として影響力を持ったポストモダニズムを軸に据え、多様な現代ロシア文学の歩みを、一つの「物語」として読み解こうとする試み。気鋭の翻訳者による現代ロシア文学論。【「TRC MARC」の商品解説】
ゼロ年代のロシア文学とはなんだったのか。ソローキンなど数々の翻訳で知られる著者の初の単著にして、待望の現代ロシア文学論。
ソ連崩壊後のロシアでは、国家の形だけでなく文化や文学も多様化する。本書は90年代ロシアの新しい潮流として影響力を持った《ポストモダニズム》を軸に据え、ゼロ年代にいたる多彩なロシア文学の歩みを「一つの物語」として読む試み。現代思想やチェチェン戦争の影響など、現代ロシア文学をアクチュアルに一望する。
装幀:宗利淳一/装画:田辺耕世【商品解説】
目次
- 序章 ロシア・ポストモダニズムとは何か
- 第一章 ポストモダン的「空虚」の諸相
- 第二章 現実とノスタルジーの狭間で−「新しいリアリズム」の台頭
- 第三章 ザハール・プリレーピン、あるいはポスト・トゥルース時代の英雄
- 第四章 再定義される社会主義リアリズム−エリザーロフ『図書館大戦争』
- 第五章 交叉する二つの自由−自由の探求から不自由の自由へ
- 第六章 アイロニーの終焉−ポストソ連ロシアにおけるチェチェン戦争表象
- 第七章 身体なき魂の帝国−マムレーエフの創作における「我」の変容
- 第八章 ナショナルな欲望の再(脱)構築−二〇〇〇年代以降のソローキン
- 終章 ロシア文学のゆくえ
著者紹介
松下 隆志
- 略歴
- 〈松下隆志〉1984年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。
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