「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ゴッホ、ピカソ、セザンヌ、クリムト、東山魁夷、モネ。人生の脇道に佇む人々が〈あの絵〉と出会い、再び歩き出す…。アート小説の名手による極上の小説集。『小説幻冬』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
詩帆17歳の誕生日デートは岡山の「大原美術館」、ピカソ〈鳥籠〉のまえ。それからふたりはいつも一緒だった。けれど、彼は今日旅立つ。
(「窓辺の小鳥たち」)
ある少女に導かれるように会社と逆方向の電車に飛び乗った私。箱根「ポーラ美術館」のセザンヌ〈砂糖壺、梨とテーブルクロス〉のまえで夢を諦めた記憶が蘇りーー。(「檸檬」)
日常の中の小さな幸せに寄り添う、珠玉の6篇。【商品解説】
詩帆17歳の誕生日デートは岡山の「大原美術館」、ピカソ〈鳥籠〉のまえ。それからふたりはいつも一緒だった。けれど、彼は今日旅立つ。
(「窓辺の小鳥たち」)
ある少女に導かれるように会社と逆方向の電車に飛び乗った私。箱根「ポーラ美術館」のセザンヌ〈砂糖壺、梨とテーブルクロス〉のまえで夢を諦めた記憶が蘇りーー。(「檸檬」)
日常の中の小さな幸せに寄り添う、珠玉の6篇。【本の内容】
収録作品一覧
ハッピー・バースデー | 5−36 | |
---|---|---|
窓辺の小鳥たち | 37−64 | |
檸檬 | 65−91 |
著者紹介
原田マハ
- 略歴
- 〈原田マハ〉1962年東京都生まれ。フリーのキュレーター、カルチャーライター。「楽園のカンヴァス」で山本周五郎賞、「リーチ先生」で新田次郎文学賞、「異邦人」で京都本大賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ジンとくるアートと小説
2020/06/02 15:47
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本は47都道府県に必ず美術館がある美術館大国だそうだ。
だから、ごく普通の生活の中で美術品に触れあう機会は多い。
原田マハさんのこの短編集は「アート小説」というよりは、そのアートと出会うごく普通の人々の物語が編まれている。
6つの短編にそれぞれアートが登場する。
しかも、それらのアートが登場人物たちに寄り添い、時に励まし、時に慰める。
それはこれらの登場人物だけでなく、私たちもまたそういうアートを持っているかもしれないと思わせられる。
6つの短編に描かれるアートの画家たちの名前をあげておこう。(かっこ内は短編のタイトル)
ゴッホ(「ハッピー・バースデー」)、ピエソ(「窓辺の小鳥たち」)、セザンヌ(「檸檬」)、クリムト(「豊饒」)、東山魁夷(「聖夜」)、モネ(「さざなみ」)。
そして、どの作品にもそれらアートが収められている美術館が重要な舞台となっている。
例えば、「ハッピー・バースデー」の場合はひろしま美術館だし、「窓辺の小鳥たち」の場合は大原美術館といったように。
6つの作品はどれを読んでも感動するが、中でも心に深く迫ってきたのが、「聖夜」だ。
この作品は、息子を亡くした夫婦の物語だ。
心臓に疾患を持って生まれた息子誠也。誕生日がクリスマスイブだったので、「聖夜」からその名前をつけた夫婦。
息子はすくすくと育ち、登山に夢中になる大学生になる。そして、初めての冬山登山に挑戦し、命をなくしてしまう。山から戻ったら、彼女を紹介するという約束を残して。
その息子が好きだったのが東山魁夷の「白馬の森」という絵画。
ラスト、夫婦が訪れたのはその絵が収められている長野県信濃美術館・東山魁夷館。
そこで、夫婦が出会うのは…。
ジンとくる作品です。
紙の本
絵画とともに
2020/04/02 01:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おりお - この投稿者のレビュー一覧を見る
素敵なお話が詰まった短編集です。
絵画の知識も増えて一石二鳥。
芸術に触れたくなる1冊です。
電子書籍
観に行きたくなる
2020/11/20 20:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本国内の小さな美術館の絵をテーマにした短編集。一つ一つの物語が心にしみる。近くの美術館もあるがまだ観たことがない。いつか観に行きたい。
電子書籍
原田さん
2021/10/29 07:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビュー作の「カフーを待ちわびて」は、映画化されて、好きな俳優(芸人)が出ていたので原作読みの後、映画を見に行った。
原作を読んでいる途中、涙が止まらなくなって困った思い出(外出中だったし…)
あれ以来に読むかもしれない。楽しみたい。
紙の本
絵画好きな方はぜひ
2021/02/04 14:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chii - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の大好きな画家が勢揃いのお話でした。
マハさんのボキャブラリーの豊富さや、
アートを好きにさせる緻密な描き方、本当に大好きです
紙の本
芸術オンチにとっては・・・
2020/06/15 01:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sawa - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田マハ氏の作品を読むと、いつも言葉で表現される絵画作品の世界に気持ちよく浸ってしまう。芸術オンチにとっては、欲を言えば、出てくる作品がどのようなものなのか掲載してほしかったが、それはあえて先入観を持たずに読むためなのか・・・読了後にどんな作品なのか調べて見てみると、その表現の的確さに恐れ入った。
紙の本
あの絵のまえで
2020/10/03 20:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨシナリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
素敵な小説。美術館巡りをしたくなりました。
電子書籍
アートに浸りたくなる
2020/07/22 21:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しじみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しく美術館に行ったり、美術鑑賞から遠のいてしまったけれど、あぁやっぱりアートっていいなぁって思いました。感動するココロが残っている自分に気づけて嬉しかったです。
紙の本
見に行って、読み直してみたい
2023/02/02 16:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田マハさんの作品を読むといつも、美術館へ行きたいという気持ちになる。
この本は出てくる作品が有名だし、比較的見に行きやすい美術館にあるため、親近感があった。
内容もわかりやすく読みやすい。
紙の本
何となくあざとい
2022/07/02 09:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
美術館に関係する短編集。冬山登山で一人息子を亡くした初老の夫婦を描いた作品が最も印象に残りました。ただ、全体的にわざとらしさを感じ、あまり好感を持てない本でした。主人公に方言を使わせたり、地方の食べ物が強調されていたりして、著者が本を書くために取材した成果かなーというのが透けて見えていて、嫌らしさを感じました。
電子書籍
短編6つ
2022/01/13 21:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
アート大好きな人は、ぜひ、読んでください。どのお話も、感動あり、涙あり……深いです。夫婦の話クリスマスの……涙……。どれも泣かせますけどね……
紙の本
art
2020/11/19 20:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファン-ゴッホ、ピカソ、セザンヌ、クリムト、東山魁夷、モネの作品を織り込んだ、6つの短編を収録。読みやすくはありますが、残念ながら何か物足りない感じです。