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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/13
- 出版社: 新泉社
- サイズ:19cm/460p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7877-2003-0
- 国内送料無料
紙の本
社会のしんがり
著者 駒村 康平 (編著)
地域の困窮との闘いかたとは。様々な分野、地域で、変化する社会経済が引き起こす諸課題を克服すべく格闘している11人の「しんがり」たちの活動をまとめる。2014〜2018年度...
社会のしんがり
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商品説明
地域の困窮との闘いかたとは。様々な分野、地域で、変化する社会経済が引き起こす諸課題を克服すべく格闘している11人の「しんがり」たちの活動をまとめる。2014〜2018年度の全労災協会の大学寄附講座を基に書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
長期にわたる出生率の低下と長寿の伸長により、日本の多くの地域で高齢化・人口減少は深刻化しています。大きな地方都市の駅前でもシャッターを閉めた店が多くなり、地域社会の衰退は深刻です。最近は都市部でも高齢者が目立つようになり、空き家が増えています。
こうしたなか、要介護者、認知症、障がい者、貧困、ひきこもり、不登校、無業・失業者などの複合課題を抱えた家族が増加し、社会から取り残されています。そうした制度のはざまに陥ってしまった地域の困窮者は、「助けて」という声も上げられず、困窮のスパイラルにはまっているのです。
本書は、そんな地域の困窮者を支えるために格闘している人や組織を「しんがり」と呼び、彼らの活動をまとめました。「しんがり」たちは、制度疲労により劣化しつつある地域社会をどのように支えているのでしょうか。地域の困窮との闘いかたを、「しんがり」たちに教えてもらいます。
なお、本書は2014年度から2018年度の5年間にわたって行われた慶應義塾大学経済学部の全労済協会の寄附講座「生活保障の再構築――自ら選択する社会福祉」の中から、11人の講義を選び、編集しました。【商品解説】
目次
- 序文 社会のしんがり
- ――しんがりに学ぶ地域の困窮との闘いかた
- 慶應義塾大学経済学部教授 駒村康平
- 1. 本書の目的――講義録の出版に際して
- 2. 本書の問題意識
- 3. 慶應義塾大学経済学部の講義
- 第1部 子どもを取り巻く問題 要旨:駒村康平
- 第1章 子ども・若者の貧困と地域の居場所づくり
- NPO法人さいたまユースサポートネット代表 青砥 恭
- 第2章 逆境から自立する子どもにチャンスを
収録作品一覧
社会のしんがり | 駒村康平 著 | 7−47 |
---|---|---|
子ども・若者の貧困と地域の居場所づくり | 青砥恭 述 | 51−90 |
逆境から自立する子どもにチャンスを | 池上和子 述 | 91−125 |
著者紹介
駒村 康平
- 略歴
- 〈駒村康平〉1964年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。同大学経済学部教授、ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター長。著書に「社会政策」など。
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思った以上に読みやすかった。
2021/09/08 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧困にあえぐ子ども、ひきこもり、借金まみれ、ホームレス、などなどの人たちをいかに救い上げるか、奮闘している人の物語、という感じで割と読みやすいです。
貧困が世代を超えて固定化されている話など、身近なところが参考になりました。
本当の意味で「優しい」考え方の人たちなのだろうと思います。そして、社会から疎外された人々は、その理由を本人たちの責任だけに帰してはいけないのだと感じました。どうしてもひずんでしまう世の中で、世界をいかにゆがませないか、も大事ですが。100パーセントの解決はないのだから、このように活動する人たちなしに社会は成り立たない気がします。
コウテイペンギンの寓話、興味深かったです。