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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/04/24
- 出版社: 集英社
- サイズ:20cm/276p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-771704-4
紙の本
逆ソクラテス
著者 伊坂 幸太郎 (著)
【2021年本屋大賞ノミネート作】【第33回柴田錬三郎賞受賞作】敵は、先入観。世界をひっくり返せ!伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負!逆転劇なるか...
逆ソクラテス
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商品説明
【2021年本屋大賞ノミネート作】
【第33回柴田錬三郎賞受賞作】
敵は、先入観。
世界をひっくり返せ!
伊坂幸太郎史上、最高の読後感。
デビュー20年目の真っ向勝負!
逆転劇なるか!? カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える――「逆ソクラテス」
足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが――「スロウではない」
最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかも――「アンスポーツマンライク」
ほか、「非オプティマス」「逆ワシントン」――書き下ろしを含む、無上の短編全5編を収録。
【本の内容】
収録作品一覧
逆ソクラテス | 5−63 | |
---|---|---|
スロウではない | 65−105 | |
非オプティマス | 107−168 |
著者紹介
伊坂 幸太郎
- 略歴
- 伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『重力ピエロ』『終末のフール』『残り全部バケーション』『AX』『ホワイトラビット』『クジラアタマの王様』、阿部和重氏との合作『キャプテンサンダーボルト』などがある。
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電子書籍
真面目に善良に生きていくことを応援してくれる本
2021/05/02 10:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むと元気になる本。
勧善だけど懲悪ではなく、でも「悪は良くないよ」ととても奥ゆかしく話し(若干脅し)、悪いことをしちゃったとしても「やり直せるよ」と励まし、排除できない脅威と共存するためにはどうしたら良いかの問題提起もあり、ソクラテスも脱帽の哲学がある。
「顔を洗ってちゃんと自分の目で見てみろ」
「人が試されることはだいたい、ルールブックに載ってない場面」
「できるだけほかの人が平和に暮らせる方法を考えたほうがいい」
ホントそうだなあ。
紙の本
正に「逆ソクラテス」
2021/03/14 16:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきに著者本人も書いてますが、本当に小学生の目に戻るって出来そうで出来ない。それをやってのける伊坂ワールド。やっぱり最高。
電子書籍
「頑張ろう」って気持になりました
2020/11/15 02:41
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名希望 - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂さんのお話は大人向けの感じが
していましたが子供でも楽しめる
いや、子供の時に読んで欲しいと思いました
学校の中の世界は小さくて、
もっともっと広い世界につながっていて
いろいろな価値観があることに気がついてほしいです
大人も読んだら「頑張ろう」って気持になれると思います
電子書籍
自分の人生でチャレンジするのは、自分の権利。
2020/05/17 11:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
井坂先生の根底にある「処世術」にいつも感銘を受けています。
「犯人はいつか社会に出てくる方が多い。同じ町で生きる可能性だってある。その彼を、異常だからとか、信じられない、で、切り捨てるのは怖い」。社会に戻ってこなくちゃいけない犯人がいるなら、出来るだけ他の人が平和に暮らせる方法を考える方が良いと思う。
「もし、私がいじめられたら、いじめてきた相手のことは絶対に忘れないからね。で、その子が大人になって、成功したら満を持して発表すると思う。あの人は小学校の頃私をいじめていましたよ、って。そのためにも今、何をされたのかはしっかり覚えておいて効果的にその話を伝えるね。その人が成功すればするほどダメージは大きい」
いじめ、パワハラに悩んでいる人たちに読んで欲しいと思いました。
紙の本
正しいことしよう
2023/08/23 18:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
強い者にまかれるのではなく、自分が正しいと思うことをする。悩みながらも、立ち向かう小学生の姿が、とてもいい!読んでいて、勇気がもらえる。こういう本を学生さんに読んでほしいと思った。
紙の本
とても良い
2023/04/30 20:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後感最高で声が出た…伊坂ワールドと一言で片付けてしまうのはあまりに勿体無いのに適当な語彙が見つからなくて悶々と。
「僕はそうは思わない」って言葉、強勇と秀を感じて好き。物語や登場人物のリンクも見事。
小中学生の頃の自分に読んで欲しかった。
紙の本
「俺はそう思わないけど」言ってみたいフレーズです
2023/03/31 11:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃は小学校がひとつの社会だったな、ということを懐かしく思い出しました。あの頃は教室が世界のすべてだった。爽やかな読後感も素晴らしく、何度でも読み返したい一冊です。
紙の本
後悔なし
2022/05/29 21:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H&M - この投稿者のレビュー一覧を見る
保管と持ち歩きのため、基本的には文庫しか買わないのですが、どうしても読みたくて買ってしまいました。
様々な方々がお薦めする意味がわかりました!これは、本当に心の深いところに永遠に残るであろう名作です。
うっかり、同時に『短編少年』を買ってしまい、『逆ソクラテス』がかぶってしまいましたが、全く後悔していません。
今はただ、周囲に薦めたくてたまりません。我が子だけでなく、広く老若男女、全ての人に読んでほしいです。様々な登場人物の、境遇や思いや衝動が、幾重にも迫ってきて、何度でも読み返したい一冊です。
紙の本
無知の知
2022/05/24 01:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨシカゲ - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎さんの作品を読んだのは砂漠、フーガはユーガと合わせ3作品でしたが、これまでの2冊とは異なり、5つの作品からなる短編集ということで一つ一つが読みやすく、それぞれに教訓となる言葉が散りばめられており、とても面白かったです。
紙の本
中学生に読ませてあげたい
2022/02/13 15:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生だとちょっと難しいかもしれないから、中学生くらいに。
僕は、そうは、思わない。
良い言葉。
反省とカ自戒も込めて。
紙の本
いい!
2021/12/10 23:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編の主人公はいずれも小学生。
子どものころの自分を思い出し、今の自分を顧みさせてくれる不思議な作品。
どの作品もリアルであり、大人の世界とダブる。そして読後は爽快な気分になる。伊坂さんの作品で一番好きかも!
電子書籍
面白かったー!
2021/12/03 07:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:T - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎さんの小説を読んだな、という満足感が凄いです。チルドレンが一番好きでしたが、それ抜いて一番かも…。
先入観で評価されること、人によって態度を変えること、理不尽なことってたくさんあるけど、そういうの辞めて欲しい。共感しました。
紙の本
ソクラテス
2021/03/04 17:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生が主人公ということで、どういった話の展開になるのかをとても興味を持って読み始めました。かっこいい小学生の姿にすっきりしましたが、なかなか実際には難しいかもしれませんね。
紙の本
2021年本屋大賞ノミネート
2021/02/18 03:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生を主人公にした短編5作。一行目から独特な譬喩が炸裂するデビュー20年目の伊坂ワールド。『僕はそうは思わない』単純な言葉が魔法の様に先入観を溶かす瞬間が爽快な、子供目線で描かれた大人に向けた子供達のトリセツ。拙い知識の中で試行錯誤し自らをプロデュースし、失敗を重ね受け入れながら進んでいくダンジョンに勇気をもらった
紙の本
期待どおり
2020/08/02 07:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎さんの著書は、毎回展開が予想ができず、常に期待を裏切られるところがはまっています。
そういう意味では、この本も期待どおり、なるほど、とうならされるシーンが多く、楽しませてもらいました。
繰り返し読むたびに、こんなトラップがあったのかと気づかされます。