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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/04/23
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:18cm/101p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-391193-9

紙の本

猫を棄てる 父親について語るとき

著者 村上春樹 (著)

時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある−。中国での戦争経験を持つ父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。初めて自らのルーツを綴ったノンフィクシ...

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猫を棄てる 父親について語るとき

税込 1,320 12pt

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商品説明

時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある−。中国での戦争経験を持つ父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。初めて自らのルーツを綴ったノンフィクション。『文藝春秋』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある


ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた―――村上文学のあるルーツ【商品解説】

著者紹介

村上春樹

略歴
〈村上春樹〉1949年京都市生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業。「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。「ねじまき鳥クロニクル」で読売文学賞、「1Q84」で毎日出版文化賞受賞。

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みんなのレビュー242件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

父親の歴史を継いだものとして

2020/04/24 07:45

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

川上未映子さんの問いかけに村上春樹さんが答える、そんな長時間インタビュー集『みみずくは黄昏に飛びたつ』の新潮文庫版には、この本、つまりは村上さんが自身の父親について綴った長いエッセイについて、「書くのは一種の義務」だと語っている。
 そして、父親の戦争体験を「語り継がなくちゃいけないと思っていた」と述べている。

 このエッセイが総合誌「文藝春秋」の2019年6月号に掲載された時は随分と話題になった。何しろ村上さんはたくさんのインタビューやエッセイを残しているが、個人的な事柄についてはあまり語ってこなかった。
 特に父親についてはなかなか難しい関係であったようで、このエッセイにも「僕と父親とのあいだの心理的な軋轢は次第に強く、明確」になっていたと書いている。
 しかも、村上さんが職業作家になって以降、「絶縁に近い状態」だったともある。
 そんな父親との関係がありながらも、このエッセイで「父親について語る」のは、やはり「戦争」という事柄があったからだろう。

 この本の「あとがき」に「戦争というものが一人の人間の生き方や精神をどれだけ大きく深く変えてしまえるか」ということを描くとすれば、村上さんの前に父親がいたということだろう。
 それは極めて個人的な係累かもしれないが、村上さんにとってやはりそれは書いておかなかればならないことであったのだと思う。

 だから、村上春樹という作家の、これは独立した、そして屹立しているエッセイなのだろう。

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電子書籍

ねじまき鳥の重要解説書

2020/05/06 17:31

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:象太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

父と一緒に猫を棄てに行って、自転車で帰ってきたら、その猫に出迎えられた。
 本書にある、この不思議な話に近い体験を、案外と多くの人が持っているのじゃなかろうか。私事で恐縮だが、ずっと昔の高校の頃の話。学校前で友人と別れ、自転車を10分ぐらいかっとばし、赤信号に出くわしたので停止した。ふと横を見ると、その友人が立っていた。友人は徒歩であった。
 その現象はいまだにきちんと説明できないが、自分では確かに体験したものとして受け入れている。でも人に伝える時は、リアリティを保つのにギリギリになってしまうような話だと思う。あるいは、信じられないが自分も似た体験をしたんだと打ち明けてくれる人が多いようにも思う。
 『猫を捨てる 父親について語るとき』は、この手の話が冒頭にポンとあって、いやに共感しながら読んでしまった。リアリティがギリギリの話でも、分かる分かると読んでしまうのが村上作品の魅力である。いつもながら完読はあっという間であった。
 本書は、『ねじまき鳥クロニクル』の著者本人による重要な解説書なのだと思う。ねじまき鳥が超常現象話ではなく確かな体験の重みのようなものを感じさせる理由は、本書を読んで若干ながら分かった気がした。

 父の回想は、軍刀で人の首がはねられる残忍な光景は、言うまでもなく幼い僕の心に強烈に焼き付けられることになった。父の心に長いあいだ重くのしかかってきたものを息子である僕が部分的に承継した(本書引用)

 著者は、父親のことを書くのにどんなところからどんな風に書き始めれば良いのかつかめなかったが猫を棄てに行った話を思い出したら自然に書けた、と記している。猫の話が、著者を父の戦時体験に連れ出している。
 あのよく出てくる「井戸」は、猫だったんだなあ。

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電子書籍

ようやくの過去語りは、収束にむけてのはじまりだろうか。。。

2020/05/10 02:11

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ymzw - この投稿者のレビュー一覧を見る

ここ数作忙しさにかまけ積読のままなので初の電子書籍も予想外に読み易く読了。
挿絵の感じもとてもよかったので、やっぱり本として手元に持っていたかった気もする。
過去語りを避け続けてきた作者が漸く!軽めのエッセイの様で内容はとても深い。
10年遅かった気もするけどずっと読みたかった。
歴史や過去の重さと内心ではずっと向き合ってたろうけど、
今語り始めた意図は収束の意識なんだろうか?
出自を半ば捨てたように見えるその感じが、
良くも悪くも作風にブランクを作ってきたような気がしてたけど、
これからキャリア終盤に向けて変化していくんだろうか?
堅牢なリミッターを排した作品を是非読んでみたいと思うのだけど。

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紙の本

物語の源流。

2020/06/13 22:23

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹版ファミリーヒストリー。といっても主に父にまつわる話。
小説でなくエッセイである。
村上春樹に限らず他の作家であっても、作品を形作っている一端は確実に家族との時間なのだろう。
その時間が人によっては穏やかで幸福な思い出として記憶されていたり、苦い確執であったり、あるいは両方がないまぜになっているものだと思う。
あとがきに「身内のことを書くというのは(少なくとも僕にとっては)けっこう気が重いことだった」とある。
それでもこうしてひとつの作品となっているということは、なんらかのわだかまりがある程度は昇華されたのかもしれない。
「一滴の雨水」として、歴史や思いの一端を次につなげていこうという作者の意思を感じる。
血のつながりもないただの一読者ではあるが、そう思った。

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紙の本

春樹について考えるうえで必読

2021/07/28 23:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹という作家を考えるうえで最重要エッセイといえるだろう。デビュー作『風の歌を聴け』にはすでに中国での戦争が登場し、これは『羊をめぐる冒険』や『ねじまき鳥クロニクル』で前景化する。しっくりいかなかった父親との関係という私的な部分と、戦争の被害者であり加害者でもあった父親という存在をいかに受けとめるか、この両面が作家村上春樹を作り上げたのだろう。

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電子書籍

感想文にはならない感想 個人的な体験ばかり思い出す

2020/08/02 08:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yoshi - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、本のタイトルにもなり、冒頭の「猫を棄てに行った話」
作者は触れられていないが、当時は猫を棄てるといっても飢え死にさせることでなく、ノラ猫か他の人に飼ってもらえたらと考えていた。 香櫨園の浜は漁村で海水浴場になる夏の間以外は、鰯がむしろの上で干していたのを思い出す。 そんな浜では猫も食べ物には困らなかったのではないか。 そのあたりは、谷崎潤一郎原作 豊田四郎監督の「猫と庄造と二人のおんな」(1956東宝 森繁久彌、香川京子、山田五十鈴)の現地ロケの映像をみると、よくわかる。
次に、父親が仏壇に手を合わせ読経する姿。 どの家にも神棚や仏壇がある当時は、毎日神棚に祈り、仏壇に手を合わせるのは日常であった。 仏壇に向かっては、先祖に感謝するものと教えられ、夏休みの間は毎夕父親の隣で木魚を叩いていたのを思いだす。父親は戦争には行っておらず、また親戚や近しい知人にも戦没や戦災にあったものはいなかったと聞いている。
60~70年経つと日常の暮らしや価値判断も変わってくる。
個人的な体験や記憶は、その後の人生の送り方で想いだす事柄も解釈もその人個人のものとなる。 村上春樹氏と違って5人兄弟の一人として育った私は、今兄弟と話をしても昔の記憶は兄弟別々である。 昭和23年生まれで、神戸で育った私の感想である。

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紙の本

あたたかい

2020/07/14 03:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MN - この投稿者のレビュー一覧を見る

予想外の読みやすさと、想像以上のシリアスに包まれた作品。
書店で手元にとった際、カバーや持った感じに非常にあたたかみを感じたため、即購入。内容をとっても、あたたかみを感じた。一気に読み切れて、いい意味で余韻を残さないのがよかった。

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紙の本

村上春樹には珍しい家族に関するエッセイ

2020/04/27 22:50

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹には珍しい家族に関するエッセイだ。題名からして、そんなに重い内容ではないと思っていたが、とても重くシリアスな内容だ。父親が体験したであろう戦争についても多くのページを割いている。とても興味深いエッセイだった。台湾出身のイラストレーターの絵が合間合間に載っているが、それがちょっと心を和らげる。

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紙の本

短くて易しいようでいて、真意をつかめないエッセイ

2020/05/29 22:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹作品は、欠かさず読んでいるが、特に小説は読み通した後の読後感がはっきりしない。どれも読みやすくて、不思議な世界観に満ちていて、どんどん読み進められるのだけど、読み終えて、自分の中に確たる感想が湧いてこないことにハッとする。たとえば、友人に「どうだった?どんな話?」と聞かれたときうまく説明できないというか...。本書は、エッセイであるというのに、同じような読後感。村上春樹さんと父親の関係を描いたものではあるけれど、戦争に徴兵された話に多くを割いていて、確たる親子の繋がりが感じられるのは、それこそ猫を捨てに行った話だけだったなぁ...とか思って呆然とした。あっという間に読み終える短いエッセイではあるけれど、なんどか読み返さないと、ちゃんと読んだことにならないような...ああ、それって多くの村上作品とおなじだなと思った。

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紙の本

戦争体験がつないぐもの

2022/08/22 22:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

長い間絶縁状態であった父。その父との関係や父自身の体験を調べ、理解しようとさせたものは何だったのか。それは紛れもなく過酷で凄惨な戦争体験。
父親の所属した部隊について調べる術、それを書物として残す術を得ていた著者だから残せるものだが、そうした術を持たない圧倒的多数の経験を思う。

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紙の本

ふしぎ

2021/11/21 12:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たかし - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹は、頻繁に猫の小説やエッセイを書いている。捨てるだなんて、作者がとてもネコが好きなので不思議に感じた。

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紙の本

ハルキストでなくても

2021/09/27 11:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

文芸誌に掲載されたインタビューが、単行本化された。
村上春樹作品は、部分的にしか読んでおらず、ファンとは言えない。
それでも、この本は読んで良かった、保存版にせねばと思わせる一冊だ。

内容は極めてパーソナルで、長年不仲だったという父親についてつづっている。
タイトルにあるように、「猫を棄てる」記憶、ある種のトラウマが、このインタビューの通底音になっている。

話題になったのは、普段個人的なことを語らない村上氏が、父と息子(自分)の関係に触れているからだろう。さらに父の戦争体験にも触れ、戦時中に捕虜殺害に関わった可能性にも言及している。

結局、父親がどの程度関わったのかなどは分からないが、村上氏は、「父のトラウマ」を息子であるぼくが「部分的に継承した」と表現している。
こんなふうに、親から子へ、またその子へと、記憶(トラウマ)は引き継がれていくのだろう。それが、「壁」に対して「卵」である人間なのだろう。


重いテーマだけに、読む側も苦しくなって無傷ではいられない感じだが、戦争の記憶の継承とか、父子関係とか、歴史への向き合い方とか、さまざまな問題への答えのようなものが、美しい言葉で紡ぎだされていて、心地よい。

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紙の本

棄てられなかった(?)猫

2020/11/09 14:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:遊糸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「父親について語るとき」
その副題の通り
村上春樹、父を語る。
そして、それは父と子の物語でもある。

「僕」は
戦時、「父」が第十六師団、
歩兵第二十連隊に所属していたものと思い込んでいた。
そして彼が南京攻略戦に参加していたのでは、という疑念から
その死後五年ばかり、彼の軍歴を調査する気になれないでいた。
しかし、調べてみると
所属したのは同じ第十六師団だが、輜重兵第十六部隊だったことを知る。

「父」の語ることの少なかった戦争
あるいは語りたがらなかった戦争を
「僕」は、掘り起こしていく。

生前、戦場での体験についてほとんど語ることがなかった「父」だが
一度だけ「僕」に打ち明けるように語ったことがあった。……。
「父」は「僕」に何を言い残そうと思ったのだろうか。

あとがき「小さな歴史のかけら」には
次のように記されている。

「歴史は過去のものではない。
それは意識の内側で、あるいはまた無意識の内側で、
温もりを持つ生きた血となって流れ、
次の世代へと否応なく持ち運ばれていくものなのだ。
そういう意味合いにおいて、
ここに書かれているのは個人的な物語であると同時に、
僕らの暮らす世界全体を作り上げている大きな物語の一部でもある。
ごく微少な一部だが、
それでもひとつのかけらであるという事実に間違いはない」

絵・高妍
台湾出身の若い人だそうだが、
挿絵は、どこか懐かし気で、
昭和の風情がよく表されている。
なかなかよかった。

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紙の本

どこか懐かしい気が

2020/07/28 20:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バベル - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹さんとは一回り世代が下になるが、読んでいて自分の幼い頃を思い出し、どこか懐かしい気がした。いま父親になり、息子たちが自分の歳になった時、そこには何があるのだろう。知るすべもないが。

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紙の本

思い出話からルーツを探る

2020/07/26 16:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

家族に対しては口が重い著者が、珍しく赤裸々に語っています。少年時代の些末な記憶から、自身が生まれる前の戦争体験まで遡っていくような気持ちです。

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