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読割 50
紙の本
きのうの春で、君を待つ (ガガガ文庫)
著者 八目迷 (著),くっか (イラスト)
2年ぶりに島へ帰省した船見カナエは、その日の夕方、時間が遡行する現象に巻き込まれる。幼馴染の保科あかりの兄の死を知ったカナエは、その現象を利用して彼の命を救おうとする。だ...
きのうの春で、君を待つ (ガガガ文庫)
きのうの春で、君を待つ
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商品説明
2年ぶりに島へ帰省した船見カナエは、その日の夕方、時間が遡行する現象に巻き込まれる。幼馴染の保科あかりの兄の死を知ったカナエは、その現象を利用して彼の命を救おうとする。だが、あかりの秘密が明らかになり…。【「TRC MARC」の商品解説】
幼馴染だった二人、すれ違う時間と感情。
17歳の春休み。
東京での暮らしに嫌気が差した船見カナエは、かつて住んでいた離島・袖島に家出する。そこで幼馴染である保科あかりと2年ぶりの再会を果たした。
その日の夕方、カナエは不可思議な現象に巻き込まれる。
午後6時を告げるチャイム『グリーンスリーブス』が島内に鳴り渡るなか、突然、カナエの意識は4日後に飛んだ。混乱の最中、カナエは憧れの存在だったあかりの兄、保科彰人が亡くなったことを知らされる。
空白の4日間に何が起きたのか。困惑するカナエを導いたのは、あかりだった。
「カナエくんはこれから1日ずつ時間を遡って、空白の4日間を埋めていくの。この現象を『ロールバック』って呼んでる」
「……あかりはどうしてそれを知っているんだ」
「全部、過去のカナエくんが教えてくれたからだよ」
『ロールバック』の仕組みを理解したカナエは、それを利用して彰人を救おうと考える。
遡る日々のなかで、カナエはあかりとの距離を縮めていくのだが……。
甘くて苦い、ふたりの春が始まる。
大きな感動を呼んだ、『夏へのトンネル、さよならの出口』に続き、八目迷×くっかで贈る、幼馴染だった少年少女の春と恋の物語。
【商品解説】
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次々と明かされる真実と、感動のラスト!
2021/04/28 18:27
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投稿者:火消しの大翔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の序盤でロールバックについての解説がされ、これからどのように話が進んでいくのだろうという期待を大きく超えてきました。
ロールバックという仕組みをとても上手に活かしてストーリーが展開されており、もう一度読み直すことでより作品の凄さを感じることができると思います。