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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/28
- 出版社: 月曜社
- サイズ:22cm/190p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86503-096-9
- 国内送料無料
紙の本
ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」 (シリーズ・古典転生)
著者 井岡 詩子 (著)
動物や世界から切り離された人間は、いかにして個としてその生を全うするか。ジョルジュ・バタイユの思想における芸術の問題系に「幼年期」への志向を見出し、その諸様相を詳らかにす...
ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」 (シリーズ・古典転生)
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商品説明
動物や世界から切り離された人間は、いかにして個としてその生を全うするか。ジョルジュ・バタイユの思想における芸術の問題系に「幼年期」への志向を見出し、その諸様相を詳らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
動物や世界から切り離された人間はいかにして個としてその生を全うするか。バタイユの絵画論と文学論に共通する地平を「幼年期」への志向に見いだす、新鋭による果敢な読解。【シリーズ・古典転生、第22回配本、本巻21】
「エロティスムに捧げられた文学とイメージ(とりわけ絵画)は、ともに意識や理性のはたらきから有用性を奪う、すなわち遊戯化するものである。また、エロティスムはそれ自体「幼年期」の領域に属し、芸術や芸術家たちと至高性を分かち合う。〔…〕「幼年期」の本質は、つぎのようにまとめることができるだろう。/一、「おとな」の世界を前提とする。/一、反抗や破壊を第一義とし、それをとりわけ意識の上でおこなう。/一、マイナーな立場を固持する。/一、近現代的な至高性の場である」(本文より)。【本の内容】
目次
- 【目次】序論
- 第一章 バタイユにおける芸術の位置づけ――「アンフォルム」から「幼年期」へ
- 第二章 絵画のインファンティア――ゴヤとマネ
- 第三章「幼年期」の芸術家と文学――ニーチェからカフカへ
- 第四章 悲惨な生とフィクション――モロイ、浮浪者、遊ぶ者
- 第五章性愛文学と遊戯的理性――サド
- 第六章 性と死のイメージ――エロス
- むすびに
- あとがき
- 参考文献一覧
著者紹介
井岡 詩子
- 略歴
- 井岡詩子(いおか・うたこ)
1987年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)留学。京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(人間・環境学)。現在、京都造形芸術大学非常勤講師、国際日本文化研究センター技術補佐員。専門は美学・芸術学、表象文化論。
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