大杉漣 あるがままに （ＫＡＷＡＤＥムック）

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投稿者：おじゃもんくん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

俳優大杉漣を、映像で意識したのはだいぶ前。
おそらく、世間の人の認知より早かった気がする。
最初に画面で見た時から。
インディーズに出演している、俳優さんの匂いを感じていました。
映像関係のスタッフやらキャスト・エキストラを、私も少ししていまして。
俳優さんは、初出演時からドンドン変化する方と同じスタンスの方と。
色々おられまして。
演技の幅は広いが、より貪欲に演じていた気がします。

この本「大杉漣あるがままに」では、彼を知る監督訳者の方々の思い出話し。
自身のエッセイ集。
活動年譜と出演作品一覧。
インタビューから抜粋した、大杉漣のことばたち。
巻末には、結婚相手の大杉弘美の贈る言葉を。

不安におびえ。
変わり続けて彷徨って。
下積みに徹して一生を終え。
旅立った方の一冊でした。