読割 50
紙の本
還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書)
著者 出口治明 (著)
どうすれば「還暦からの底力」を発揮できるのか? 人生100年時代をパワフルに行動するためのポイントを、還暦でライフネット生命を開業し、古希でAPUの学長に就任した著者が指...
還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書)
還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方
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商品説明
どうすれば「還暦からの底力」を発揮できるのか? 人生100年時代をパワフルに行動するためのポイントを、還暦でライフネット生命を開業し、古希でAPUの学長に就任した著者が指南する。【「TRC MARC」の商品解説】
「還暦からの」と銘打ってますが、還暦未満のあなたにもきっと役立つ。
人生100年時代をパワフルに行動するための出口流初の人生指南!!
人生の楽しみは喜怒哀楽で決まります!
こんな時代だからこそ、元気にいきましょう!
本書には出口さんのように元気に生きるヒントが満載です。
本書の主な内容
・悲観論は歴史的に全敗している
・置かれた場所で咲けなかったら
・清盛・義満・信長に学ぶ生き方
・定年制も敬老の日もいらない
・老後に資金はいらない
・高齢者は次世代のために生きている
・人生で絶対に読むべき6冊の本
・人間は猪八戒のようなもの
・一番の親孝行は「親に楽をさせない」こと
・子供は18歳を超えたら家から追い出せ
・「数字・ファクト・ロジック」が重要な理由
・長く続いた伝統と慣習は大切にする
・年齢の縛りから自由になる
・「飯・風呂・寝る」から「人・本・旅」の人生へ
担当編集者より
立命館APU学長に就任した出口治明氏の今までの歴史書、読書論、ビジネス書とは一線を異にする本です。50代から新しく事業を展開し、還暦後も豊かな交流関係、幅広い視点からの講演活動等、業界内外から篤い信頼を寄せられる氏の満を持した本書です。
本書の主題である「還暦後の人生を充実させる考え方」は、「飯・風呂・寝る」の会社人生から脱却することを提案し、「60歳は折り返し地点」に過ぎないと新しい生き方に一歩を踏み出す高齢者へのエールでもあります。
「還暦後」と謳ったのには、理由があります。定年制廃止を訴える氏の意思を強く反映させるためです。
出口学長ならではの思想・哲学をベースに、還暦後の底力の付け方を独特のおおらかな語り口で伝授します。
還暦後(定年後)のみならず、現役のビジネスマン、学生にも役に立つ本です。
●著者紹介
1948年、三重県に生まれる。京都大学法学部卒。1972年、日本生命相互会社入社。国際業務部長などを経て2000年に退社。同年、ネットライフ企画株式会社を設立、2008年にライフネット生命保険株式会社と社名を改名し、社長に就任する。10年が過ぎた2018年、ライフネット生命保険株式会社の創業者の名を残し立命館APU学長に就任、実業界からの異例の転身を図る。
主たる著書に『「全世界史講義1、2』(新潮社)、『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書』(KADOKAWA)、『教養は児童書で学べ』(光文社新書)、『人類5000年史1』(ちくま新書)など多数ある。
【商品解説】
著者紹介
出口治明
- 略歴
- 〈出口治明〉1948年三重県生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命保険株式会社創業者。著書に「人類5000年史」「哲学と宗教全史」「0から学ぶ「日本史」講義」など。
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紙の本
タイトルにだまされるな
2020/10/09 07:00
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本のタイトルは誰がつけるのだろう。
もちろん著者ということもあるが、編集者の助言もあったりすると聞いたことがある。
この本の場合、どうだろう。
『還暦からの底力』と多くの定年関連本のようなタイトルがついていて、しかも著者が大手生命保険会社勤務を経て、ベンチャー企業の経営者となり、さらには大学の学長となったという経歴であれば、つい定年後の生き方の指南書を期待するだろう。
この本が売れているのも、そのせいだと思う。
しかしながら、著者自ら「60歳になったのだからこれをやりなさい」といった類の話は一つも書いていないと、確信犯的言辞を書いているから、もし、これから読もうという人は気をつけるべきだ。
この本の内容を「憂国の書」と評したのは作家の江上剛氏で、「これが中高年読者の琴線に触れたのでは」と、たくさん読まれていることの分析をしているが、やはり売れているのは、この本のタイトルの著者の経歴だと思う。
ただ、この本全部がこの国のありかたを問う「憂国の書」ではなく、もしタイトル通りの内容を期待する読者には、この本の終盤にそれらしき内容が記されているから、安心するといい。
例えば、「どんな年齢の人でもいまこの時が一番若いのですから、思い立ったらすぐ行動することが大切」といったように。
タイトルもそうだが、副題にも首を傾げる。
「歴史・人・旅に学ぶ生き方」とあるが、著者がしきりに書いているのは、「人・本・旅」。
そのまま使わなかったのは、本より歴史の方が魅力ありと、誰かが考えたのだろうか。
紙の本
分かりやすいです
2020/07/15 19:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
分かりやすく丁寧な内容で、作者の教養の高さがわかります。
私のような学歴のない者にもよく理解できました。
作者のような生き方ができるわけはありませんが、65歳以降も仕事を見つけて、終身頑張りたいと思います。
紙の本
初めての著者
2021/03/01 17:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すぱこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前から、雑誌等の短い文章は読んでいましたが、本を読むのは初めて。
一応、題名買いです。
60代、70代の方の生活や気持ちなどを学ぶために、
このあたりの世代を描く小説やエッセイ的な本を読んでいます。
自分なりに、上の方々との接し方が変わってきたようです。
紙の本
還暦プラス2
2020/10/19 16:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さたはけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
年功序列、終身雇用に逆らい、10年前に早期退職をした自分に、自己肯定感を与えてくれました。
今後の人生を、生涯現役で活躍していく希望を与えてくれたことに感謝しております。
紙の本
「色々な世代の方達に」
2020/06/05 09:38
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いち - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去・現在・将来の日本に対して「警告と提言」を伝えている書籍である。
日本の問題点について「何故日本は問題点を理解しているのに変わらないのか?」ということを伝えている。それは私自身にもあてはまることだが「現在の日本が成り立っているのだからそのままで良い」という考え方が根付いているのではないか?と私は思う。
書籍では「ここが日本の問題点という警告」と「こうすれば日本は良くなるという提言」が満載である。
ポイントは「精神論で伝えるのではなく数字・ファクト・ファクトの3点で伝えること」である。精神論が大事な時もあるがメインではない。知りたいことは事実である。
参考になったことは「人間には大きな差がない」ということを学べたことである。
紙の本
好きなことをすることが一番幸せ
2021/01/24 21:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
○社会とどう向き合うべきか
年齢は関係なく、しんどいと思ったら引退すればいい
少子高齢化においては、オール・サポーティング・オールへの発想の転換が必要であり、所得税と住民票から消費税とマイナンバーで回すパラダイムシフトを行わなくてはならない
働き方改革を行い、人に会い、本を読み、外に出かけ刺激を受ける「飯・風呂・寝」の低学歴から「人・本・旅」の高学歴社会へと切り替えなければならない
○老後の孤独と家族とお金
老後の孤独というテーマは問題設定が間違いで、働く人を大事にしない労働慣行の問題である
人間には向上心があるので“ここを変えたい”という気持ちが必ずある
今、自分ががいるポジションで自分ができることに取り組んでいく生き方こそ、生き甲斐や働き甲斐に繋がっていく
人は誰か共感してくれる人が一緒にいるほうが楽しいもの
健康寿命を伸ばすには働き続けることが一番有効である
これまでの経験の蓄積に頼らず、新しい物事を勉強し、チャレンジしていく事が大切になってくる
“人・本・旅”により自己投資し、自分にできる事が増えれば仕事のチャンスも増え、自分のコンテンツも豊かになる
○自分への投資と学び続け
老後のお金の心配をするより、自己投資にお金をかけて、自分ができることを増やしていけば、人生の選択肢が増える
物事は時間軸と空間軸で見る事が重要
エビデンスたる“数字”と、“ファクト(事実)”を拠り所とした“ロジック”を積み上げていくこと
新しい世界に知るには関係法令を勉強して、その立て付けを把握することが大切
人間の成長には完成も終わりもないので、大人になっても一生勉強し続ける必要がある
”教養=知識×考える力”
教養がある人は、ない人に比べ豊かで楽しい人生がおくれる
考える力を身につけるには、最初は考える力の高い人の真似から入り、試行錯誤を繰り返しながら、自分のモノにしていく
議論は同じ属性が集まったチームより、色々な属性を混ぜたチームの方が面白い発想が出てくる
○世界の見方を歴史に学ぶ
世の中を理解するために必要な古典
・想像の共同体 ベネディクト・アンダーソン
・近代世界システム ウオーラーステイン
・国富論 アダム・スミス
・道徳感情論 アダム・スミス
・統治二論 ジョン・ロック
・種の起源 ダーウィン
歴史的事実とフィクションを分けて考える
・陰謀の日本中世史 呉座勇一
データに基づいて世界を見る
・ファクトフルネス
指導者がいかに重要かを知る
・夢遊病者たち クリストファー・クラーク
○持続可能性の高い社会を子供達に残す
・良いリーダーを選ぶ
選挙に行って投票すること
政府と市民は対立するものではなく、政府は選挙を通じて作っていくもの
・議論、コミュニケーションのやり方
ベースになるのは“数字・ファクト・ロジック”である
残念ながら、世の中では根拠なき精神論やエピソードを延々と述べる議論がまかり通っている
これは日本の社会が低学歴の構造になっているためである
我々が今一番若いのは今この時、思い立ったら、すぐ行動すること
必ずしも自分の好みでない誰かが決めたパターンにわざわざ自分からはまりに行く必要はない
人間は一所懸命に好きなことをするのが一番幸せだということ
紙の本
博学さに感動
2020/12/03 10:23
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この方のモットーは「人・本・旅」。
それ故、何と博識な方か。
様々な分野の本を読まれ、自分のものになさっている。
題名は「還暦からの底力」だが、それまでの自分磨きが今日に繋がっていると思うと、今からでもぼんやり出来ない。
歴史の解説?!も余り歴史に興味の無い私でも、納得して読めた。
やっぱり知識があるということは人生が色んな角度から豊かに、楽しくなるような気がした。
紙の本
今が1番若い
2022/12/29 23:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:安堵 玲 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「明日に先送りしたら1日年を取るのだから、何でも今すぐに早く始めたほうがいいに決まっています。いまこの時のあなたが一番若いのに、なぜいますぐ始めないのか。」(P234)
まさにその通り。学びのヒントが詰まった1冊です。
電子書籍
元気をもらった
2022/11/24 19:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シンバリスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
第2の人生の船出にあたり、自信を失いかけていたが、人生は常に学びであるということを再認識させられた。
電子書籍
少子化と男女差別
2021/02/08 18:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮本武蔵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オリパラ組織委員会の森会長の女性蔑視発言が国際社会で問題になっています。 本書に『社会構造が意識を作るのだから先に男女差別を無くさない限り、少子化問題の解決も社会の進歩もない』とあるように、日本の構造的な問題が解決できず長期にわたって停滞している根本原因は、国の舵取りをする人にあると実感した今日この頃です。
電子書籍
勇気が出てくる本
2020/09/28 16:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:atom1955 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分も高齢者保険手帳が送られて来て、いよいよ老人の仲間入りと自覚させられましたが、この本は老人なんて区別はやめて、好きなことをやりましょうと言ってくれます。
電子書籍
初めて読んでみた
2020/05/28 09:41
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
出口治明さんの本を初めて読んでみました。出口さんよりも少し若いだけですの私ですが、全く同感です。
紙の本
納得する所とそうでない所がある。
2023/02/15 15:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
『復活への底力』を読んでいたせいか、目新しい内容は見つからなかった。
著者の言いたいことは、なんとなくわかる。
されど、人の生き方は人それぞれ。
高齢になったら、体力、環境、経済…いろいろ制約が出てきて当然だ。
著者の考えを参考にしようとは思うが、「良いことを学べた」とはとても言い切れない本だった。