「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
優先順位がたがひに二番であるやうな間柄にて梅を見にゆく 昨日のわたしが今のわたしを遠ざかる音としてこの春風を聴く 雲が高いとか低いよとか言いあつて傘の端から梅雨を見てゐる 340首を収録した第六歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
短歌をこころから楽しんだ季節の記録
かつてニューウェーブと呼ばれ、暴走と迷走を繰り返した日々を経て、しばらくは短歌に苦しめられてもいましたけれど、四十歳を過ぎた頃、ふたたび蜜月とでも言いましょうか、書くことが楽しくてしかたない季節がやって来ました。(あとがきより)
「ニューウェーブ短歌」を牽引した一人、荻原裕幸による、19年ぶりの第6歌集。
さまざまな境界線が滲み合い、交差する中で
あふれ出すのは不可逆的かつ永遠的な「いま」の抒情だ。
矛盾と異化を含んだ梅の花の心地良い香りに誘われて、
荻原裕幸は今日も現代短歌の〈夢〉をリリカルに完食する。
濱松哲朗
荻原さんの今までの歌集のなかでいちばんいいと思います。
平岡直子【商品解説】
目次
- 不断淡彩系
- 誰かが平和園で待つてる
- 空が晴れても妻が晴れない
- 桜底彷徨帖
- ご機嫌よう瑞穂区
著者紹介
荻原 裕幸
- 略歴
- 〈荻原裕幸〉1962年生まれ。愛知県立大学卒。「東桜歌会」主宰。『短歌ホリック』発行人。著書に「青年霊歌」「甘藍派宣言」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む