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読割 50
紙の本
鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫 (角川文庫)
著者 沙川 りさ (著)
【角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉(第5回)】薬師の文梧は白皙の青年・主水とともに、鬼から小寺の民を助けるために旅をしている。一方、遡ること3年、小寺の若き領主・菊...
鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫 (角川文庫)
鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫
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商品説明
【角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉(第5回)】薬師の文梧は白皙の青年・主水とともに、鬼から小寺の民を助けるために旅をしている。一方、遡ること3年、小寺の若き領主・菊は、山中で勇敢な少年・元信と出会い、惹かれ合うが、2人を待っていたのは禁忌の運命で…。【「TRC MARC」の商品解説】
薬師の文梧は、記憶を失った白皙の青年・主水と旅をしている。
30年前、平穏なこの地は一変した。青山領の民が突然変異して「鬼」となり、小寺領の民を襲い血を吸って殺すようになったのだ――。
彼らは、故郷から逃げ出し、身を潜めて暮らしている小寺の民を救うべく、山々を巡っているのだ。
一方、今から3年前。小寺の若き領主・菊は、屈託なく笑う勇敢な少年・元信に窮地を救われる。
青山の餌食となっている領民を護るため、もっともっと強くなりたいと願っていた菊は、元信に願い出て剣術を教えてもらうことにした。
やがて惹かれ合う2人。けれどそれは、禁忌の恋に他ならなかった……。
――旅の途中、文梧と主水は竜胆という少女と出会う。
竜胆はかつて仕えていた領主・菊を捜していた。菊は3年前、青山領に捕らわれたのだ。
旅を共にすることになった3人だが、やがて文梧は「一枚、二枚――」と何かを数える謎の声をしばしば聞くようになる。
心にこびりついて離れないその声を聞くたびに、文梧の胸はざわついて……。
出逢ってはならない者たちが出逢う時、物語は動き始める。
人の情と業が絡み合う、美しくも残酷な「和製ロミオとジュリエット」!
第5回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉受賞作!
選考会でも「筆力がある」「作り込まれた世界観でぐいぐい読んでしまった」「熱量を感じる」と絶賛を受けた作品がついに刊行!
イラスト/月岡月穂【商品解説】
目次
- 第一場 文梧
- 第二場 元信
- 第三場 竜胆
- 第四場 於白
- 第五場 於菊
- 第六場 鬼
- 第七場 主水
著者紹介
沙川 りさ
- 略歴
- 東京都杉並区生まれ。2019年、第5回角川文庫キャラクター小説大賞《優秀賞》を受賞し、同作を加筆・改題した本作でデビュー。脚本家としても活動している。芦澤梨沙名義で、声優・舞台俳優・ラジオパーソナリティなどとしても幅広く活躍中。
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鬼恋綺譚
2020/08/23 15:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に和製版ロミオとジュリエットとありましたが、ロミジュリのようにイチャイチャシーンはないです。混乱するところもありましたが、ラストで伏線は回収しているのでああこういうことかと納得。映像化した方が魅力伝わりそうな作品でした。実写じゃなくアニメ化で。