サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 法学・法律の通販
  4. 憲法の通販
  5. 北大路書房の通販
  6. アメリカ憲法理論史 その基底にあるものの通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/05/21
  • 出版社: 北大路書房
  • サイズ:22cm/407p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7628-3106-5
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

アメリカ憲法理論史 その基底にあるもの

著者 ブルース・アッカマン (著),川岸 令和 (監訳),木下 智史 (監訳),阪口 正二郎 (監訳),谷澤 正嗣 (監訳)

現代アメリカでもっとも影響力のある憲法・政治哲学者のひとり、ブルース・アッカマンの主著「We the People 1」の翻訳。「二元的民主政論」を提唱し、合衆国憲法史を...

もっと見る

アメリカ憲法理論史 その基底にあるもの

税込 6,050 55pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

現代アメリカでもっとも影響力のある憲法・政治哲学者のひとり、ブルース・アッカマンの主著「We the People 1」の翻訳。「二元的民主政論」を提唱し、合衆国憲法史を理論的に可視化する。【「TRC MARC」の商品解説】

現代アメリカで最も影響力のある憲法・政治哲学者の1人,ブルース・アッカマンの主著 We the People 1巻の待望の翻訳。アメリカ合衆国憲法の歴史を「二元的民主政」(通常政治と憲法政治の二種類の組合せ)として把握することで最もよく理解できるとする理論的枠組みを提示し,憲法過程を可視化した。

【主な目次】
●第I部 合衆国憲法を発見する
第1章 二元的民主政
第2章 制憲200年の神話
第3章 一つの憲法、三つの憲法体制
第4章 中期共和政
第5章 現代共和政
第6章 解釈の可能性
●第II部 ネオ・フェデラリズム
第7章 パブリアス
第8章 失われた革命
第9章 通常政治
第10章 高次法形成
第11章 なぜ二元的民主政か?【商品解説】

目次

  •  日本語版への序文
  •  謝辞
  •  凡例
  •  
  • 第Ⅰ部  合衆国憲法を発見する
  •  第1章 二元的民主政
  •   Ⅰ─ 内を見つめて?
  •   Ⅱ─ 基本的なアイディア
  •   Ⅲ─ 一元的民主政

著者紹介

ブルース・アッカマン

略歴
〈ブルース・アッカマン〉イェール大学教授。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「二元的民主政」による合衆国憲法理論史

2021/02/15 16:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kapa - この投稿者のレビュー一覧を見る

現代アメリカで最も影響力のある憲法・政治哲学者の1人とされるブルース・アッカマンの主著(原題『We the People』)第1巻Foundationの翻訳。現在第3巻まで出版され、第4巻で完結する予定。邦訳副題にあるように、合衆国憲法理論の歴史とその基底にある哲学・政治について、独立革命を経た建国期から現在までを俯瞰する浩瀚なものとなるだろう。
日本でも引用されることが多い書物なので、研究者向け専門書かと思ったら、そうではない。honto書籍カテゴリ・利用対象は、「研究者」ではなく「一般」となっている。たしかに本書は、著者による「読者のみなさん」という呼びかけで始まる文章で終わるので、「一般」向けとして書いたものだろう。憲法理論とその政治・哲学という論争の多いテーマを、一般向けの言葉で著しているし、翻訳ではあるが何よりその説明の語り口というかレトリックが素晴らしい。わかりやすい例えなども理解の助けになる。
アッカマンの理論的枠組みは、合衆国憲法の歴史を「二元的民主政」としてとらえ,憲法がどのように運用・解釈されてきたかを説明するもの。「二元的」といのは、私的生活を営む市民(「私的市民」)が定期的に実施される議会・知事・大統領選挙を通じて通常の法律制定に関わる「通常政治」と共同体が何らかの危機に直面した時に、「私的市民」から脱し公共心に従って行動する「公民」となって共同体にとっての「公共善」の熟議に積極的にコミットし決定する「憲法政治」の二つを指す。そして「憲法政治」での決定は、最終的には人民We the peopleによる承認で解決し、それが「高次法」として以後の通常政治の基本枠組みとなっていく。この「高次法」は、通常の統治システム外部で形成・決定されるものであり、最終的には憲法修正または時代を画する制定法によって、また、最高裁判所による新しい原理の確認によって「憲法体制」として確立するととらえている。合衆国憲法の歴史は、この「憲法体制」の変更の歴史である。
この「憲法体制」の変更は、実質的に「憲法改正」であり、いずれも正式な憲法改正ルール(第5条)を逸脱して達成されたところに特徴がある。アッカマンによると、これまで4回の「憲法体制」の変更があったという。憲法制定期(連邦政府創設)、南北戦争後の再建期(連邦政府強化)、ニューディール期(積極的福祉国家)、そして公民権運動期(自由・平等な社会の実現)である。
この「二元的民主制」では最高裁判所にも重要な位置を占めている。最高裁判所は人民を代表する機関ではない。そのため、憲法体制の変更があったとしても、簡単に過去の憲法体制を全て廃棄するのではなく、「高次法」が形成されたかどうかを見極める憲法保障機能を果たすことになる。ニューディール期には、ニューディール立法をその時の「憲法体制」であった「契約の自由」を盾に違憲として立ちはだかった最高裁であった。しかし、新しい憲法体制の勝利が人民の意思が大統領選挙・議会選挙で明確になった場合には、新しい憲法コンセンサスを原理として打ち立て、それにより通常政治による制定法が新しい憲法体制に違反していないかどうかを審査することになる。しかし最高裁は、過去の憲法体制を支えた原理を全て捨て去るのではなく、取捨選択をしながら断片も拾いつつ憲法体制の世代間の連続性も維持しているのである。過去の時代を画した判決、Carolene Products、Brown、そしてGriswoldをこのような脈絡で改めて読み込んだ分析は斬新であった。最終巻Interplretationsは、合衆国最高裁判所の憲法解釈を「憲法体制」の世代間統合の問題として論じたものだが、その刊行が待たれる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。