電子書籍
猫はとにかく可愛いのだ
2020/09/22 15:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みぽこぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルや装丁からは面白いと思えなかったのですが、読み終わった今は、続編でないかなぁ〜と思い、読み終わった事が寂しいです。実際猫と暮らしていると、人間が猫の下僕なのは百も承知なので、本当に楽しめました。登場する畜生以下の人間には反吐が出そうでしたが、猫たちの知恵や生き様に拍手喝采です。続編を切望します!
紙の本
ネコは人の生活に溶け込む
2022/12/13 08:51
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫が主人公のミステリー時代小説は、微笑ましい景色も、殺伐たる人の心模様も、そして人情話も、と盛りだくさんな楽しみで溢れていた。ネコの習性、猫と烏の戦いと、動物の視点があり、楽しむことが出来る。クライマックスはあっけなかったが、時代小説の常で予定調和でしょう。
紙の本
猫と江戸と人情と
2022/06/23 09:39
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投稿者:mizuho - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫を飼っている人なら、「自分はコイツにいいように使われているなぁ」と、感じたことがあると思うのですが、この主人公も、まさにそれです。
登場人物・ニャン物のキャラクターもなじみやすく、心地よい文章で、どんどん読めてしまいます。読後感も気持ちいい。シリーズ化されないかなぁ?
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傀儡師は猫、傀儡は人。傀儡師猫は専属傀儡の人を操って猫の利益となす。猫が語る一匹と一人のお話し。
猫の傀儡/白黒仔猫/十市と赤/三日月の仇/ふたり順松/三年宵待ち/猫町大捕物
辛かったり怖かったりホッとしたり大ごとだったりそれぞれに面白かったけど、「土市と赤」には泣けた。
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「猫の傀儡」、猫を操って謎や秘密を解き明かすのかと思って本を開いたら、猫が主人公で、猫が人を操って、事件を解決する話だった。
なるほど、人は猫に操られているとしても、それを感じることはなさそうだ。
猫が人をどうやって操ろうとするのか、その工夫も面白い。
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揉め事や困りごとの解決係、でも猫視点というのが面白かった。人間の問題じゃなくて猫絡みなのが。
とはいえどちらか一方の問題じゃないというのが面白いところかも。
最後のヨリマツ猫は…うん、ま、無いな。ないけどだからカッコイイんだろうな~
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人を遣い、人を操り、猫のために働かせる猫の傀儡師「ミスジ」。
面白かった!
失踪した先代の傀儡師「頼松」、三日月烏、ユキ、赤爺…どのキャラクターも魅力的だ。ミスジの傀儡の阿次郎も好奇心旺盛で猫好きの好人物。その反面、人の闇も描かれていて、ミステリーとしても成立している。
ぜひともシリーズ化して欲しい!
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表紙の猫の絵に惹かれて。
期待の倍くらい面白かった! 猫が人を使うっていう設定が私には目新しくて良かった。猫の目を通してみる江戸の街の風情も、人が主人公の物語とは趣が違って新鮮。
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猫が人間を使って事件を解決する話。
表紙に惹かれて読んでみたが、面白かった。
猫の傀儡師の先代がいなくなって後を継いだ猫が、猫にまつわる事件だけでなく、先代の仇を討つとは。
猫の生態を踏まえながら、その蘊蓄とともに書かれているので、思わずうんうんと思ってしまう。
いろんな事件が繋がっていき、面白く読めた。
最後の最後に、全てをお見通しだった先代の飼い主の言葉が良かった。
続きがあれば読みたいが、ここで終わった方が、粋かな。
面白かった。
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ねこが好きなので、ねこ目線で読み進められて面白かった
猫の描写がかわいい、そしてアカの話、泣きそうになった
最後の話で時雨がミスジに話しかけた箇所、すごく嬉しかった(ねこ目線になってる)そしてしっぽで返事、たまりません!
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楽しかった
人間を傀儡にする、という発想が愉快
実際に 猫と生活していると感じるのだが
溺愛すればするほど 猫の下僕になる
しかも、喜んでなる(*´艸`*)
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祝・直木賞ノミネート!
猫飼いさん(猫好きさん)はもれなく、自分のことを猫の下僕だと思ってると思うんだけど。
この作品は、そう思ってる人にピッタリのお話!
猫に操られる「猫の傀儡」。
私たちはやっぱり猫に操られていたんだと、納得した 笑
猫好きさんは是非読んでみて〜!
他の動物も出てくるから猫だけじゃなくて、動物好きな方なら必ず楽しめると思うよ!
あくまで猫が主役だけどね。
連作短編だから、読みやすいし口調が小気味良くて一気読み。
普段時代小説読まないけど、面白くてぐいぐい読めるから、今まで時代小説読んだこと無い人にもお勧め。
西條奈加さんはファンタジーノベル大賞を受賞したデビュー作を読んで、すごく面白くてその後いくつか読んだ作品も全部面白かった。
今回の直木賞ノミネートでもっと色んな人に知られて欲しいなぁと思ったよ。
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これは猫好きにはたまらない小説でしょうぬ。
猫には傀儡師なる役を持つものがいて、傀儡になる人がいる。
猫達に困った事があったら、傀儡師が傀儡を使って解決しなければならない。
これは大役ですね。
ですが、主人公のミスジは賢くて、大店の息子なのに、家を飛び出して狂言作者をしている、売れてないけど、阿次郎と見えないバディを組んで解決していく。
色々な事件を解決し、最期に待っているのはミスジの前の傀儡師、順松の傀儡だった雨月と、事件の中で出会い阿次郎の飼い猫になったユキの元飼い主を探っていくのは、流石、ミステリも書かれる西條奈加さんならではですね。
面白かった‼️
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猫×人間の江戸ミステリー!
猫好きには堪らない1冊。笑えて癒されて、ホロっとして…面白すぎて一気読み。
登場人(猫)物も素敵な方たちばかりなので続編に期待したい♡
西條さんの本は初めて読んだが、他の作品も読んでみたい。
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猫好きなので、買ってみました。西條奈加さんという作家さんも(スミマセン)知らなかったのですが。
時代物、人情物、猫物が好きな人にはたまりません。
猫町に暮らす野良猫のミスジは、憧れていた順松の後を継いで傀儡師となります。傀儡ってのも初めての言葉でしたが、さりげなくある人間(傀儡に認定された人!)を操って、仲間が巻き込まれている事件を解決に導くのです。
猫たちの描かれ方が、生き生きとしていて読んでいて楽しい!そして、いくつか解決していくうちに、大きな謎も解けていくという…
これは続編あったら絶対読みたい。
そして、他の作品も読んでみたいと思いました‼️