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とてもわかりやすく図で考える後押しになりました。
2022/03/05 12:59
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
図で考える習慣を身につけたいけれど、絵心が無いことで躊躇していた私が、本書を読んで
図で考えることを積極的に考えるようになった本。
「簡単な図」だけで良いという著者の主張。そして、その通りに本書でその実践的な内容を
展開、解説。
再現性の高い内容で図を使う大いなるヒントになります。
あとはやるかやらないかだけ。
電子書籍
図で考える
2021/08/26 09:59
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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
図で考えることは、確かに有効だ。
紙の本
よく考える人の習慣
2022/02/24 08:44
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投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
○図で考える
本来、図を書く作業は手で考える作業であり、自分自身との対話である
そこに論理があり、本質がある
○なぜ図を使う
図は思考を“見える化”するだけでなく、物事の“関係性”も表すことができる
一枚の紙の上で考えることのメリットは“鳥の目”になれること
○概念図
・ポンチ絵 □現状○目標△道筋、で表す
・矢バネ図 流れを構成する意味ある塊
図は“右脳的に”イメージで理解する試み
“線”を使って、つなぐ・囲む・分けるを表現
太く囲む・☆マーク・順番付けで“強調”する
余白を作る→答えは“余白”にある
○ピラミッド型
近代科学の原点
複雑なものを具体的要素に分解することで理解するアプローチ
MECEに分けることが大事
フレームワークを“考える視点”として活用
3Cや4P
・グルーピング(論理を広げる)
まず列挙する
囲んでキーワードをつける
・健全に疑う(論理を深める)
Why So? なぜそうなの?
So What? だから何?
True? 本当?
・視野を拡げる
○田の字型
本質を切り取り、思考の整理をする
・軸の見つけ方
対立する項目2つ
要素分解(MECE)
原因と結果
○矢バネ型
動きをとらえる(バリューチェーン)
矢バネをいじることで“理解”を深め、“問題”を解決できる
・矢バネの思考法
意味ある塊を5~6個出す
Attention(認知)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Action(行動)
矢バネをヨコ軸としてタテ軸を設定
動的な視点で眺めてみる
変形・変化
関係性
因果の流れ
力関係
○ループ型
“つながり”を重視した、より全体的・俯瞰的・動的な発想
物事の関係性に着目し、構造と因果を理解するための型
・大事そうな要素を並べずに書き出す
・因果を線・矢印でつないでみる
・自己強化型のループを明らかにする
(好循環の発見)
・レバレッジを探し、違う構造を埋め込む
○考える達人
図を描くということは“考えるプロセス”
図との対話により考えを広げ、深めることが目的である
いろんな図を行き来することが思考力強化の良い訓練になる
図を使いこなすためには、できるだけ頭の中の引き出しを増やすこと
フレームワークは考えるためのヒントであって、それ自体が答えを産み出してくれる魔法ではない
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
図を書いて考える、というのは、この著者のひとつのアイデアですね。なるほどと納得しました。ただ、……誰にでも、合うやり方、ではないように思いました。そこだけーが、問題……かな?
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東洋経済ONLINE:東大生が推薦!「頭の良さの基礎」をつくる5冊(2020.10.24) https://toyokeizai.net/articles/-/383592?page=3
東洋経済ONLINE:トップコンサルも重宝!「おでん図」のすごい力 全体が可視化され気づきを得られる「ポンチ絵」(2021.2.15) https://toyokeizai.net/articles/-/408824
東洋経済ONLINE:ジェフ・ベゾスも使った「ループ図」の破壊力 物事の本質を描き未来を創造するテクニック(2021.2.22) https://toyokeizai.net/articles/-/411046
概念図(ポンチ絵)
構成図(ピラミッド 田の字 矢バネ ループ)
3C(Company,Competitor,Customer),ビジネスモデルキャンバス,PPM(Product Portfolio Management),RPM(Resource Product Matrix),5F(Five Forces),7S(Shared Value,Strategy,Structure,System,Skill,Style,Staff)
◆『ビジュアル ロジカル・シンキング』日経文庫(2012) https://amzn.to/3om61qA
◆『本質思考』東洋経済新報社(2015) https://amzn.to/354u0TO
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基本的な図(ピラミッド、ツーバイツーマトリクス、矢バネ)等の使い方が丁寧に解説されていました。
大事なのはこれを使っていくことなので、何か考えるときにはとりあえず図を使いつつ、忘れたらこの本を読み直して身に付けていこうと思います。
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有効性は理解できるが、サラッと図を書いて、全体を把握する事が苦手なため興味を持って読んで。
しかし内容は同じようなことの繰り返しに感じた。
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・図を描くことは「現実を抽象化」すること。
・図を描く作業は手で考える作業であり、自分自身との対話
①論理構造を捉える「ピラミッド」
②全体を捉える「田の字」
③流れ・動きを捉える「矢バネ」
④ダイナミズムを読み解く「ループ」
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ツールとして身につけたい。
軽く読めるが、重要なのは実践すること。
<概念図>
①複雑な図は使わない
◯おでん:現状からあるべき姿に至るまでのビッグピクチャー
・□現状、◯目標(、△道筋)
・横軸:時間、縦軸:物事のレベル感
・□は事実、しっかりとした事柄、◯は概念、キーワード
②文字は少なめ、短め
③「線」を使って関係性を理解する
・線の3つの役割:つなぐ、囲む、分ける
・線の太さ:関係性の強さ
・矢印:因果、時間の流れ
④大事なところを強調する
・色、太囲み、☆、番号
⑤余白を残しながら描く
・図を健全に疑う
<構成図>
①ピラミッド:複雑なものを具体的な要素に分解することで理解するアプローチ
・MECEに分ける
・まず3つの箱を描く
・箱を追加して論理を広げる(様々な角度からの視点、思いついたものを書き出した後グルーピング)
・論理を深める:5Why/ Why so?/ So what?/ True?
・視野を広げる:細分化だけでなく課題そのものを広げる
②田の字:本質を切り取り、思考の整理をするアプローチ
・軸の見つけ方
⑴対立する2つの項目 例)量×質
⑵要素分解(2つの属性) 例)品揃えカテゴリー幅×深さ
⑶原因と結果 例)仕事の頑張り×出世
・3×3以上マトリクス化によるセグメンテーション
・補助線
③矢バネ:動的な側面に着目するアプローチ
◯矢バネを「いじる」ことで理解を深め、問題を解決し、新しい何かを生み出す
Fix:矢バネのどれを直すか
Balance:矢バネの間を調整する
Re-organize:矢バネの統合や削除、逆転などの再構築
◯二次元で考える:ウォーターフォール(モレ分析)
◯矢バネ自体を変えることで新しい発想を生む
・バリューチェーンのデ・コンストラクション
・矢バネの交差
・矢バネを丸める
④ループ:物事の因果関係や本質を表現するアプローチ
◯真理は「間」にある
◯3つのステップ
・要素を書き出す(箇条書きにしない)
・関係性を考える(構造と因果を明らかにする)
・自己強化型ループをはっきりさせる
・経営学を学ぶ際にフレームワークを意識
・良い図を真似る。自分の図を蓄積する
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深く考えるには図で考えること。
図は文章のようにたくさん情報を入れられないので、図に描けるのは大事なもの・論理・本質だから。
図を書くときには周りに余白を。大切なところは強調。
結果とプロセスと関係性を図にする。
□…事実、しっかりした事柄
○…概念、キーワード
矢羽…流れを構成する意味ある塊
線…つなぐ、囲む、分ける
ピラミッド…論理構造を捉える
田の字…全体を捉える
矢羽…流れ・動きを捉える
ループ…循環のダイナミズム(ダイナミック・動態的なもの)を読み解く
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タイトルとして興味共感があり、読書。
事例も豊富で、抽象的に事業を捉えるトレーニング、イメージ化にもつながる。
非常によい本。
メモ
・図で考えることでビッグピクチャーすなわち全体像が描ける、論理展開が明確になる、構造を的確に把握できるという便益がある。抽象化して捉えられるというところ。
・図を描くことは現実を抽象化するということであり、その部分に価値がある。
・図を描く作業は手で考える作業であり、自分自身との対話。考えを深め整理するプロセス。
・概念図、構成図、分析図
・概念図の基本
複雑な図形は使わない。四角は硬め、丸は軟め程度で
文字は少なめ、短め。なるべく単語で。右脳的に
線を使って関係性を理解
大事なところを強調する
周りに余白を残しながら描いていく。答えは余白にある。健全に疑い可能性を考える
・軸の見つけ方
対立する2つの項目 量質、掛け算になる2変数
要素分解・2属性 デザイン機能、見た目味など
原因と結果
・補助線の活用。マトリックスの右上を狙わずに、補助線をひいて、その少し内側を目指す。
・基本の図形、ピラミッドとマトリックス
・ヤバネ。動的なものを表す図
・矢羽3つの視点
矢羽のどれかを直す
矢羽の間を調整する
矢羽の統合削除、逆転など再構築
・矢羽2次元
意味ある塊を5−6個括り出す
矢羽を横軸として縦軸を設定する 時間✖️中身 質✖️量
変形・変化、関係性、因果の流れ、力関係に着目
・デコンストレクションによる新しい事業モデル
レイヤーマスター
オーケスとレーター
マーケットメーカー
パーソナルエージェント
・要素を書き出して、関係性を考え、自己強化型ループをはっきりさせる
・
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言葉でのみ考えるタイプなので、図を使うという発想は新しかった。
「こういう考え方があるんだ」と知識として得られた。
そして、図といってもこれだけのパターンがあることを知り、使いこなせたら思考が深まるだろうなと思った。
まずは、◯と⬜︎、田の字あたりからやってみようと思う。
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聴覚優位でかつ実際にビジネスを検討する時や経営学を学ぶ際に役立つ図解についてその取り組み方について述べた本である。
この本の肝は図解することにより抽象化でき概要をつかみやすくなるということ。本書では「抽象化思考」と呼んでいる。聴覚優位の場合、ここの事象についてより詳しく、正確に考える傾向があると思うが、その代わり全体の把握が弱い。そういう人が図解を学び始める場合に有用であると思われる。
私自身は視覚優位なので聴覚優位の人の見えるもの(見えているかどうかも疑問だが)が良くわからないが、たぶんあっていると思う。(笑)
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武器としての図で考える習慣: 「抽象化思考」のレッスン
著:平井 孝志
図で考えることは、ビジネスで大きな武器を手に入れることにもなる。頭のいい人たち、仕事のできる人たちの多くが、図を使って考え、決断している。
「図で考える」ことが威力を発揮する理由は、ビッグ・ピクチャー(全体像)を描ける、論理展開が明確になる、構造やダイナミズムを的確に把握できる、といったところにある。「図で考える」ことで、モノゴトを抽象化して捉え直すことができる。これは「文章」にはなかなかできないことである。
本書の構成は以下の8章から構成されている。
①図で考えると仕事も人生もうまくいく
②なぜ図を使うと考えが深まるのか
③「概念図」を描いて考えてみよう
④使える型①ピラミッド
⑤使える型②田の型
⑥使える型③矢バネ
⑦使える型④ループ
⑧図で考える達人になる
頭の中で考えるだけではなく、それを形にするというアウトプットをするだけで、よりその考えがクリアになり、目的に応じて相手に理解してもらいやすくもなる。
それが文章であれ、図であり、どちらも役立つことは確かである。それが本書では「図」にスポットをあてて展開されている。
本書を読めば簡単に「図」を書ける。「図」で考えられるというものではないかもしれないが、きっかけを与えてくれる一冊となるのは確かである。
「図」を書くことは難しい。論理的思考であったり、フレームワーク、そして考えることの事実なり知識、経験等が織り交ざりながら必要となる。
著者の言う通り、書いて試して、書いての繰り返しの中で成長することが出来る。
図を何故書くのか、なぜ図が必要なのかをしっかり自分で咀嚼することで成長のスピードもさることながら、それによる恩恵を受ける自分にとってのプラスの度合いも高まる。
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図で考えるのは、思考のOSのようなもの。思考の基礎。
事実は□で囲む。概念、キーワードは〇で囲む。
文字は少なく。
論理構造を捉えるピラミッド。まずは箱を3つ書く。
全体を捉える田の字。
時系列、順序を追う矢バネ。
循環を表すループ。
なぜ、を5回繰り返すピラミッド。
田の字を作るには、二つの軸を考える。その組み合わせ。
縦軸に時間の流れ、横に人、組織、部署などで矢バネ図を作る。
ジャックウェルチのGE復活劇=№1か№2以外の事業は捨てる。