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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/05/28
- 出版社: 勁草書房
- サイズ:20cm/256p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-326-55084-5
読割 50
紙の本
ナッジ!? 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム
著者 那須耕介 (編),橋本努 (編)
ナッジという技法とその背後にあるリバタリアン・パターナリズムの思想の意義と問題点を、思想史的な来歴と今日の理論的達成、そして将来への実践的展望という3つの柱を軸に考察する...
ナッジ!? 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム
ナッジ!?
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商品説明
ナッジという技法とその背後にあるリバタリアン・パターナリズムの思想の意義と問題点を、思想史的な来歴と今日の理論的達成、そして将来への実践的展望という3つの柱を軸に考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
朝日新聞 2020年6月13日(評者 石川尚文氏 朝日新聞論説委員)
2020年5月刊行 2020年11月好評4刷出来!
それは「支援」なのか「操作」なのか? 強制にも説得にも頼らない社会改革の新技術とその思想を、気鋭の論者たちが問いただす!
「個人の自由な選択」を妨げることなく、愚行には歯止めを、賢明な行動には支援を? 肥満の解消、婚活のサポート、個人情報の保護、民主政の活性化……。世界の袋小路を切り抜ける仕掛けを示すスマートな戦略の宝庫、いま注目の「ナッジ」と「リバタリアン・パターナリズム」の光と影を、過去・現在・未来にわたって解き明かす。【商品解説】
目次
- はじめに
- ナッジ!? 強制と放任のあいだで[那須耕介]
- 1 「ナッジ」、生まれる
- 2 わきあがる不安と不信
- 3 この本のもくろみ
- 第1章 自己決定権は生き残れるか?[若松良樹]
- 1 肥満が止まらない
- 2 肥満の原因は何か?
収録作品一覧
ナッジ!?強制と放任のあいだで | 那須耕介 著 | 1−10 |
---|---|---|
自己決定権は生き残れるか? | 若松良樹 著 | 11−44 |
ナッジはどうして嫌われる? | 那須耕介 著 | 45−74 |
著者紹介
那須耕介
- 略歴
- 〈那須耕介〉1967年生まれ。京都大学教授。著書に「多様性に立つ憲法へ」など。
〈橋本努〉1967年生まれ。北海道大学大学院経済学研究院教授。著書に「帝国の条件」など。
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紙の本
流行にのるのでも、ただ遠ざけるのでもなく、じっくり考えるための問いに富む
2020/09/04 14:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
選択の余地を残しつつも、無意識のうちに行動を促す手法である「ナッジ」。2003年に発表された論文「リバタリアン・パターナリズム」で提唱されて以降、行動経済学の分野で注目されてきた。メッセージの文言の工夫などで、ほのめかす「ナッジ」。注目されるが、誘導される気持ち悪さも。婚活のサポートや個人情報の保護、民主政の活性化…これらは「支援」なのか「操作」なのか。強制にも説得にも頼らない社会改革の新技術と思想を、気鋭の論者たちが問う。