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紙の本
ビザンツ帝国 千年の興亡と皇帝たち (中公新書)
著者 中谷功治 (著)
千年以上にわたる歴史を刻んだビザンツ帝国。ローマ帝国の継承、コンスタンティノープルの繁栄、イスラムの進出、十字軍の登場、そして滅亡へ…。波瀾万丈の軌跡をたどり、この帝国の...
ビザンツ帝国 千年の興亡と皇帝たち (中公新書)
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商品説明
千年以上にわたる歴史を刻んだビザンツ帝国。ローマ帝国の継承、コンスタンティノープルの繁栄、イスラムの進出、十字軍の登場、そして滅亡へ…。波瀾万丈の軌跡をたどり、この帝国の内実を描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
千年以上にわたるビザンツ帝国の歴史。本書は、文字どおり波瀾万丈・有為転変の連続であった、その軌跡を描き出す試みである。個性豊かな皇帝が登場し、過酷な政争や熾烈な外交および戦争が展開された歴史は、ダイナミズムに富んでいる。コンスタンティノープルの発展、帝国が各地に及ぼした影響、十字軍との関わりなど、豊富な論点を踏まえて、帝国の内実を描き出す。【商品解説】
波瀾万丈・有為転変の連続であったビザンツ帝国の歴史を一望。千年の軌跡が見えてくる。【本の内容】
著者紹介
中谷功治
- 略歴
- 〈中谷功治〉1960年大阪市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。関西学院大学文学部教授。博士(文学)。著書に「歴史を冒険するために」など。
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専制政治を肯定する人の本
2023/12/20 22:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「どこかの国のような独裁政」を肯定的に書かれているのが引っかかる。専制君主制(または指導者原理の全体主義体制)の方が衆愚政治の民主主義体制より「効率的」だと思っているようだ。それが著者の思想信条にしても受け入れるわけにはいかない。おそらく著者にとって「理想社会」はロシア連邦や中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国といった国家かイスラーム圏の専制君主制やイスラーム原理主義の国家なのだろう。
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「帝国」の貴重な通史
2023/09/25 22:25
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビザンツ帝国というと衰退という語がまず浮かんでしまうが、4世紀から15世紀まで続いたのであるからそれだけの歴史であったのではない。そもそもビザンツが他称であることを含め、有名でありながら多くの人にとってなじみがない「帝国」の貴重な通史になっている。
紙の本
ビザンツ帝国
2023/07/14 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前十字軍のドキュメンタリーを見たときに、老獪な策を弄するビザンツ帝国というイメージで語られていたが、本書を読んで、そもそもビザンツと十字軍側に戦争についての認識の違いがあったことが分かった。トルコやフランスなどに頼んだことがある傭兵というビザンツの認識と、聖地奪還というカトリックの認識の違いから齟齬が生まれたというは面白かった。
それにしてもブルガリア、トルコ、ロシア、イスラーム、ヨーロッパ諸国と周辺に敵ばかりがいる中で、複数の民族を国内に抱える帝国は、どんなに強くても大変だろうという気がした。
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帝国の興亡
2022/02/13 11:20
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビザンツ帝国の歴史を順を追ってまとめている本。
一部駆け足な部分も有るけれども、ざっくりとした流れを知る入門書には良い感じ。
終章でビザンツ帝国が滅んだ後の話にも触れていて、色々あったんだなと言う細かい部分にもすこし触れられる。
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偉大なるローマを
2021/04/30 07:34
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投稿者:デンジャーメロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビザンツ帝国はローマ帝国の後継者と言えるのか?歴代ビザンツ皇帝は自認していたのだろうが、実質は乖離していた。ではなぜ長く存続できたのか、それがこれに書いてあります。いまいちピンとこなかったビザンツ、国としても中途半端な気が・・・とかひっくるめて、読んでみると判然とすると思います。
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1000年以上の歴史を刻んだアジアとヨーロッパの架け橋ともなったビザンツ帝国の内実を描いた入門書です!
2021/03/04 11:23
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、西洋史学、特にビザンツ帝国史を研究され、『歴史を冒険するために 歴史と歴史学をめぐる講義』、『テマ反乱とビザンツ帝国 コンスタンティノープル政権と地方軍団』、『ビザンツ 驚くべき中世帝国』などの著作を発表されている中谷功治氏の作品です。同書は、アジアとヨーロッパをつなぐ首都コンスタンティノープルを中心に、1000年以上にわたる歴史を刻んだビザンツ帝国について詳細に解説された入門書です。ローマ帝国の継承国家として地中海に覇を唱えた4世紀頃から、イスラム勢力や十字軍に翻弄される時期を経て、近代の到来目前の1453年に力尽きた帝国とは一体どのようなものだったのでしょうか。賢帝や愚帝がめまぐるしく登場し、過酷な政争や熾烈な外交および戦争を展開する一方、多様な文化が花開いたという波瀾万丈の軌跡をたどり、この帝国の内実を描き出した貴重な入門書です!
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つまらない
2020/12/13 00:02
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カミーユ美談 - この投稿者のレビュー一覧を見る
各時代における勢力図はほとんどなく、
内容も詳しくなく面白くない。
買わなければよかった。
紙の本
アジアとヨーロッパをつなぐ首都コンスタンティノープルを中心に長い歴史を刻んだ大帝国、その内実を描き出す一冊
2020/09/29 09:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「千年の興亡と皇帝たち」という副題の通り、ローマ帝国の継承国家として覇を唱えた4世紀から近代の到来目前の1453年に力尽きるまでを、個性豊かな皇帝などの姿とともに描く。イスラム勢力や十字軍とのかかわりなども見えてくる一冊。ビザンツ史研究につては、やはり 21 世紀になってから随分と進んでいる。ビザンツブーム来ているようだ。『歴史学の慰め アンナ・コムネナの生涯と作品』井上浩一著(白水社)とあわせて読みたい。
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古代ローマ帝国の系譜を受け継ぐ
2020/09/20 14:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
『歴史学の慰め~アンナ・コムネナの生涯と作品』を読む下準備として本書を手にを取ってみたが、とにかく波乱万丈の千年にも亘る歴史でお腹一杯というところ。
数年単位で交代する皇帝たちや頻発する反乱、バルカンと小アジアという腹背に敵を迎えた不安定さ、果てしない陰謀とクーデター・・・と、これだけの激動にさらされながら何故千年もの長きにわたり続いたのか?
さらにこれだけ国内外が不安定化しているさなかに、宗教や文化や学芸は咲き誇っていたという不思議さ。
こういうところが歴史の面白さなんだと思う。混乱の淵まで来ていても、その数年前まで当事者たちは誰もそれに気づかない。現代の我々も心しなければならないことだと切に感じた。
あと、各章の末尾に添えられたコラムが面白い。「宦官のいる国、いない国」などは自分も不思議に思っていたところなのでひときわ興味深い。「ユーラシア国家興亡史」は、滅亡しない王朝や国家はなく、衰亡しない文明もないと頭では理解していながらも我が身に置き換えることができない。
とにかく様々考えさせられる内容だった。
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ビザンツの歴史
2020/07/16 09:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビザンツ帝国といえば十字軍やオスマン帝国によるコンスタンティノープルの攻略の部分くらいしか知らなかったが本書は帝国の盛期の記述が厚く勉強になった