紙の本
おもしろい
2020/09/12 11:50
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投稿者:マッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
4人の作家による短編小説、とはいえ、幕間がそれぞれの作品を繋いでおり、あとから再度読んでみると、次の作家が苦労したのだろう、と思われる。ただ残念なのは、帯を含めて作者の記載の順序が、作品の順番と異なっているので、同じにしてほしかった。
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フレンゾク
2024/03/04 18:28
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろそう!と思い読んでみましたが、「振り被り過ぎている」感じで、イマイチでした。短編4つ、そもそもミステリーか?という内容です。
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期待して
2022/02/06 07:21
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読む前、かなり期待度高くて、そのせいか、ちょっと裏切られた感じがしました。どの話もそれぞれひねりは、ありますが……短編だからか、先が読めてしまって……。
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四つの独立した話を幕間で繋げているが,まぁ,独立した中篇ミステリィ集.大賞受賞者達の作品群だけあって,いずれも中篇ものとして読み応えはある.
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ピアニストが死んだー「残されたセンリツ」
あれは若いころオレが救えなかった二宮さん・・・ー「黒いパンテル」
新宿を襲った大雪の日にー「ダイヤモンドダスト」
加納警視正と玉村警部補が遭遇した豪華列車での事件ー「カシオペアのエンドロール」
このミス大賞受賞作家さんのアンソロジー!パチパチパチ!
いろんなテイストが味わえるのがアンソロジーの醍醐味。
どの作家さまも個性(というかウリ)を前面に出した作品でうれしいラインナップ。
一番面白かったのは、やはりキャラ勝ちで海堂センセイ。ワンニャンコンビ、大好き。
その次は安生氏でした。この方はパニック小説得意なんですね。登場人物は文句ばっか言うヤツ(すぐにお前のせいだ!とか言う)なので好きではないのですが、ドキドキハラハラしました。
どの作品も満足できます。オススメ!
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加納&玉村刑事が巻き込まれた寝台特急での密室殺人、リサイタル後に起きた有名ピアニストの服毒死の謎、元特撮ヒーローを襲う不可解な誘拐事件、猛吹雪からの首都脱出―テレビドラマと連動したコラボレーションも話題を呼んだ、『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家4名が贈る傑作ミステリー短編集、ついに文庫化!それぞれ独立した4つの物語を各作家が繋いだ、書き下ろし幕間つき。
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海堂尊、中山七里、乾緑郎、安生正という、このミス大賞作家がのリレー形式の連作である。タイトルにあるように、つながりは極ごく弱いが、書き下ろされた幕間の巧みな誘導によって、まとまりのある印象になっている。作家それぞれの持ち味もいかんなく発揮されているので、読み応えもあって、愉しめる一冊である。
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このミスファンなら涙を流して喜びそうなラインナップですね
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ピアノリサイタル後、控室で遺体で見つかった女流ピアニストの死の真相に迫る中山七里さんの『残されたセンリツ』
特撮ヒーローだった元俳優が巻き込まれていくSFチックな不思議な事件を描いた乾緑郎さんの『黒いパンテル』
東京を襲った大寒波により帰宅難民となった男達の生死を分ける決断を描いた安生正さんの『ダイヤモンドダスト』
ラストは豪華寝台特急で起きた密室殺人の謎に迫る海堂尊さんの『カシオペアのエンドロール』
この4編からなる短編集です
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感想としては…
…
うーん…
特に特筆すべきことはないというか…
いや、つまらなくはないんですよ?
ただ、手放しで面白かったー!というほどでもなかったというか
・
一つの作品の終わりには幕間があり、次の作品へのバトンタッチのような繋ぎの文章があり、この構成は中々面白かったです
以上!!
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キレが良い短編集なんだが…
特撮ヒーローのお話や雪中軍のお話等、どうも非現実感が先行して乗り切れなかったな。
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海堂さんの作品は自分とはどうも相性が良くない。久々に読んだけどその印象は変わらなかった。ドラマは面白そう。
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4人の作家による短編ミステリー。それぞれの作品の幕間と終幕により作品に繋がりが出ているのが不思議であり、演出効果が感じられる。作家の持ち味が生かされており、ドンデン返しや医学的考察、天災による暴風雪の凄みは文章でも迫力が感じられた。1冊で4度美味しい作品。
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アンソロジーは初読み作家さんに挑戦できるところがいい、自分好みの作家さん発掘するにはアンソロジーで見つけることが多い。今回は4人の作家さんの作品の中で一番自分に合っていたのは安生正さんの『ダイヤモンドダスト』だったかな。謎解きはあまり得意でないからかもしれないけれど、海堂尊氏の『カシオペアのエンドロール』は読了するまで時間がかかってしまった。好みの差はあるけれどアンソロジーならではの面白さが堪能できる作品だった。
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4人の著名な作家による四つの謎。
・残されたセンリツ
・黒いパンテル
・ダイヤモンドダスト
・カシオペアのエンドロール
それぞれストーリーもタッチも異なる4作品ですが、それぞれどんでん返しがあります。
また、各作品同士を繋ぐ『幕間』が間に1ページあるのが、良いですね。
全く別々の作品でありながら、不思議な繋がりを見せています。
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アンソロジーだけど、ちゃんと繋がるようになってて面白かった。
それぞれの作品のはじめにその作家さんの簡単なプロフィールや代表作とかも書いてあって勉強になる。
【ダイヤモンドダスト】が、今この2021年と2022年の年越しの大寒波と重なって大袈裟とは思えない怖さが妙にテンションあがってしまった。
【カシオペアのエンドロール】の2人の刑事のキャラが面白くて好きだと思った。
話の構成も面白く、先が気になってどんどん読んでいたのだけど、最後の方になってきて飽きてきてしまった…
ザ·どんでん返しで素晴らしい作品なんだと思うけど、個人的にはもうちょっとサクサクッと終わって欲しかったかなあ…
でも最後の最後の刑事さんの描写とかはやっぱりよかったし…普通に楽しめる作品だと思う。
結局どの作品も個性あって面白い。
アンソロジーはやっぱり色んな作家さんをちょっとずつ楽しめるっていうのが良い!
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大賞作家の短編をつなぐとって言うほど、連続性や共通の一串があるってほどではありません。4つのお話は、どれも大賞作家の特徴をキレイに出した作品となっており、楽しめますが、不連続な〜とか、繋がりをあまり押さなくても良かったのではないかと思います。繋がりを作ったテクニックはあくまで作家のものではない感じがしちゃいますしね。ダイヤモンドダストは、新宿の街の情景が想像不能な領域なのに感覚としてなんだか寒さすら感じるというのは、作者の力量なのでしょうか。圧巻でした。
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4人の作家の短編ミステリ。
それぞれ面白かった。
1,中山七里「残されたセンリツ」
2,乾緑郎「黒いパンテル」
3,安生正「ダイヤモンドダスト」
4,海堂尊「カシオペアのエンドロール」
【あらすじ】
1,ピアニスト講演後に死体で発見。
2,昔死んだ先輩俳優とヒーロー衣装。
3,東京寒冷地獄。
4,列車内殺人事件。
【感想】
1,さっぱりした話に見えるが、公害問題は現実でも難しく、実に深い。
2,意味不明だけど面白かった。
3,寒さと危機感の描写がよかった。
4,不遜だが頭がいい刑事はカッコイイけど小説の中だからね。