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マカオに行ってみたい
2022/05/01 20:34
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エッセイスト沢木耕太郎さんの作品。もっと早くにこの作品を読んでいたらと思ってしまう。旅に出るものだとつくづく思う。
紙の本
旅の始まり
2020/12/04 07:27
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投稿者:あかぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
決断力ありすぎでしょ。
入社当日、しかも会社にたどり着く前にやっぱ辞めよって思って旅に出ちゃうなんて。
自分には絶対にできないことだからものすごくうらやましい。
しかもバックパッカー的な貧乏旅。
私も学生時代、一人旅をしたことはあってもここまでの旅はしたことないですね。
憧れます。
旅の始まり。香港・マカオ編ということで。
カジノで足踏みしすぎでしょ。本当にロンドンまで行く気あるんすか、たどり着かなくてもまぁいっか的な発言まで出てくる始末…でも沢木さんの行動力、そして独特な文章、時代背景なんかもとても興味深い。
私も読みながら旅に同行させてもらっている気分になります。
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投稿者:ドーズ案 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パックパッカーいいなと思った。世界を旅したいと思わせてくれる一冊!今は無理だが、コロナ終息後は世界に旅立とう!!!
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旅行好きの若い男性向きか?
2021/12/26 09:55
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
26歳の著者が仕事を放置して,バスでインドからロンドンに行こうと思いついて,まずは香港・マカオ・シンガポール・タイを放浪する内容。貧乏旅行に憧れている若い男性には大いに参考になる本だと思います。怪しげな宿に滞在したり,現地の庶民の食べ物を食べたり,私が旅行しているわけではないのにハラハラしました。
電子書籍
今後の展開が気になる
2021/01/21 01:10
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投稿者:きくち - この投稿者のレビュー一覧を見る
臨場感のある文章とリアルな展開。リアル過ぎて色んな出来事が流れるように進んでいくのもまた良かった。ギャンブル話が2割ほど出て来たのには呆気にとられました。ギャンブルが好きではないのでそこはサラッと飛ばしてしまいました。
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2020/08/17 読み終わった
コロナで旅行に行けないので…という訳でもなかったのだけど、心のどこかでそう思っていたのかも。結果的にユーラシア大陸を横断したかのような、雄大な気分が味わえた。
1970年代に、20代の若者が、香港からロンドンまで乗合いバスで行ってみたという話。バックパッカーのバイブルと言われているらしい。波乱万丈というか、いく先々で色んな人に出会い、体験し、それをそのまま綴ったような、生き生きとした文章で、全6巻なのにどんどん読み進められる。6巻の最後では、ここで旅が終わってしまうのかという喪失感すらあった。
1970年代の体験なので、2020年の今はこんなことは無かろうな…という、時代を反映したグッドオールドな体験も面白い。一番興味深かったのは、各都市、特にインド以西に出てくる「バックパッカーが必ず立ち寄る宿」の存在。宿のロビー?に掲示板があって、「一緒に行く人募集」とか「譲ります、買います」系のメッセージが所狭しと貼られていたそうだ。便利なネット社会では味わえない体験だよね。不便が心の躍動を生む。
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旅に出たくなるかっこよさ。マカオでギャンブルにハマってしまうくだりの熱さが人間の性って感じで特に面白かった。
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ずっと読もうと思っていたのだが、コロナで旅行できない今ほど最適なタイミングはないのではないかと思い、ついに手に取ってみた。
寝る前に少しずつ読もうと思っていたのに、6巻一気読み。こんな旅行に憧れる一方、私には無理な気もするのでやはり読書が正解!
あと、何気に対談と巻末エッセイが面白い。
香港・マカオ編は、「大小」というサイコロ博奕がとにかく魅惑的。読んでると私も勝てる気がするけど、博奕は絶対やらないぞ!
「孤寒」のオチはめっちゃ笑った(後書きでわかる)。
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旅に出たくなる本と昔聞いて、旅に出てもよい時期に読もう読もうとしているうちに数年経っていた。
旅には出られないけれど、旅の想像くらいはしたい時期にようやく読み始めるとやはり旅に出たくなったのだった。
香港にアテられていく様子は、自分がもっと若かったら堪らなかっただろうな、という一歩引いている自分に気づくという寂しさを持ってきてしまった。
そんなスパイスも味わえるようになったのかな、自身に投げかけながら経験値が少したまったようだった。
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今読んでもワクワクする。
学生時代~20代前半にしていたひとり旅を思い出さずにはいられないが、巻末の山口文憲氏との対談によると、「出発の年齢」は「二十六が適齢期。上でも下でもいけない」と。26には戻れないし、あの頃のような無茶な旅はもうできないけれど、旅情がかきたてられてならない。
2巻以降も楽しみ。
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コロナ禍の2度目のGW。どうせ遠出も出来ないんだから、まあ旅行記でも読んで気分だけでも…と手に取った不朽の名作『深夜特急』。
35年以上前です。
古くていいんです。なんせ面白いんですから。
名作だけに何故か意識して読まなかったんです。よく分からん意地ですかねえ、いや中2病?、んー、素直じゃなかったんでしょうねえ、あー、今もですか、そうですか。
しかしこの歳になってか、俄然面白い。マカオのカジノの下りは止まりません。引き込まれますよー。
当時の香港の熱量を悶々と感じる文章。
1日あったら読み切れます。
休みも終わりましたが、私の中では今から深夜特急に乗り込む状態です。続きが楽しみです。
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沢木耕太郎『深夜特急1 香港・マカオ』新潮文庫。
文字拡大増補新版として月に2巻ずつ新たに刊行ということで、再読してみることにした。本作は、沢木耕太郎の名を世に知らしめた作品であり、刊行当時は『若者たちのバイブル』と呼ばれたことを記憶している。また、当時の若い自分に旅をさせる切っ掛けを作ってくれた作品でもある。
再読してみると、若い時こそ無理をしてでも旅をすべきだと、あらためて思った。日本を飛び出して世界へというのが難しいなら、国内を最低でも1ヶ月くらい旅するのが良い。なるべく節約して、目的や計画も最低限にして、あてどもなく彷徨えば、自分の中の何かが変わっていることに気付くことだろう。
田舎者の自分には東京でも充分に異国のような喧騒を感じるが、中国やタイには東京とはまた違う質の奇妙な強いエネルギーを感じる。国土の広さや人口規模、風土や文化の違いというだけではなく、人間の逞しさや熱量が日本人とは全く違うように思う。
この第1巻では、アパートの部屋を整理し、引出しの中の小銭までかき集めて1,500ドルのトラベラーズ・チェックと400ドルの現金を作った著者がインドのデリーからロンドンまで乗り合いバスで移動することを主題に旅に出る場面が描かれる。しかし、著者が東京ーデリー間の航空券をストップ・オーバーで東京ー香港ーバンコクーデリーに変更したのが運の尽き。最初に立ち寄った香港でアジアの喧騒と熱狂に魅了されてしまう。そして、傑作小説『波の音が消えるまで』に描かれていたマカオのカジノでギャンブルにハマる……
巻末に山口文憲と沢木耕太郎の対談『出発の年齢』と『あの旅をめぐるエッセイI 』を収録。
本体価格550円
★★★★★
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スマホなき時代の旅は冒険だったんだなぁ、と感じる。
行き当たりばったりすぎて、妙にハラハラしてしまう。
印象に残った記述
そうしているうちに、英語に対して萎縮していた心が伸びやかに広がってくる。
ろくじゅっせんとさえあれば、王侯でも物乞いでも等しくこの豪華な航海を味わうことが出来るのだ(スターフェリーとアイスクリーム)
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だいぶ昔の作品なので、旅の風景も現在と異なると思いなんだか読みたいが保留にしていた作品。人間味溢れて面白いな。
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旅で出会ったものごとに対する胸の高鳴り、人々の暮らしと温もり、部外者であることに伴う危険と理不尽。等身大の青年からみた旅の魅力が、余すことなく詰め込まれている。
この本を読んだら、どこかへ旅に出たいと思うはず。