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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/06/24
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/361p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-125032-8

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文庫

紙の本

ホワイトラビット a night (新潮文庫)

著者 伊坂幸太郎 (著)

その夜、街は静かだった。高台の家で、人質立てこもり事件が起こるまでは−。仙台で発生した人質立てこもり事件。SITに所属、宮城県警を代表する優秀な警察官も現場に急行し、交渉...

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ホワイトラビット a night (新潮文庫)

税込 781 7pt

ホワイトラビット(新潮文庫)

税込 737 6pt

ホワイトラビット(新潮文庫)

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商品説明

その夜、街は静かだった。高台の家で、人質立てこもり事件が起こるまでは−。仙台で発生した人質立てこもり事件。SITに所属、宮城県警を代表する優秀な警察官も現場に急行し、交渉を始めるが…。予測不能の籠城ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】

兎田孝則は焦っていた。新妻が誘拐され、今にも殺されそうで、だから銃を持った。母子は怯えていた。眼前に銃を突き付けられ、自由を奪われ、さらに家族には秘密があった。連鎖は止まらない。ある男は夜空のオリオン座の神秘を語り、警察は特殊部隊 SIT を突入させる。軽やかに、鮮やかに。「白兎事件」は加速する。誰も知らない結末に向けて。驚きとスリルに満ちた、伊坂マジックの最先端!【商品解説】

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みんなのレビュー545件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

うわっ

2023/01/19 14:31

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

終わりのあたりまで、いつもの伊坂さんっぽい小説っぽい作品だなと思いながら読んでた。
と思ってたら、最後にあんな展開が待ってるとは。
すごいわ。

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紙の本

お、面白い〜〜〜!

2021/06/14 16:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る

すっかり伊坂ワールドのファンですが、本作も面白かったです〜!
読者の想像力をも利用した、素晴らしい展開。
いろんな視点から少しずつ事件の見晴らしが良くなるのが快感です。
終盤、泣いてしまいました…!

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紙の本

引き込まれる!

2021/02/10 17:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kouno - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつも小説を読むとき、途中で飽きてしまうことがあるのですが、この作品は一気に読めました。
視点が切り替わって、お話が進むごとに少しずつ全体像が見えてくるのが、快感です。

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紙の本

伊坂幸太郎はいろんなことをぶち込む人

2023/03/31 12:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

相変わらずはらはらとさせてくれて、最後大円団に向かって怒涛のように進んでいく話です。視点も時系列もころころ変わるので混乱しますが、最後は素晴らしいです。

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電子書籍

黒澤が素敵

2022/09/07 09:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の他の小説にも登場する黒澤がとっても素敵なキャラクターです。頭が良くて冷静でぶっきらぼうで、きっとかっこいいんだろうなと思わされます。

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紙の本

帯の通り全てを疑え!!

2020/11/08 22:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み進むにつれて「おや?」と思うところから伊坂ワールドにはまり、またまたやられた!!とうなってしまう。実はあのとき…という表現で次は何が出てくるのか楽しみながら読むとつい時間を忘れてしまう。

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紙の本

立てこもったのは誰か?

2020/10/29 16:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る

仙台で母と息子を人質にとった立てこもり事件が発生する。
そこに、警察や誘拐を生業としているグループ、泥棒を生業としているグループ、何でもオリオン座に結びつけて話をするコンサルタントなどが絡んできて物語は進行する。

途中で作者が読者に語りかけたり、"ぺこぱ"みたいに「ここで時を戻そう」みたいなことを言ったり、伊坂幸太郎氏にしては、かなり”くせ”のある文体。
どうやら『レ・ミゼラブル』を真似しているらしい。

この文体に最初は面食らうも、中盤から怒涛のように解き明かされる事件の真相に、読む手が止まらなくなる。

Aだと思っていた人物がBだったり、Xだと思っていた場所がYだったりと、二重三重に仕掛けられた作者のミスリードが、痛快なややこしさを作り出している。
この構成は、『アヒルと鴨のコインロッカー』に通じるものがある。

多分にご都合主義なストーリー展開も、何故か気にならない。
それどころか却って愉快に感じられるから不思議。

終わってみれば、登場人物は犯罪者だらけだったのに、読後感は爽やか!
これも伊坂マジックか。

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紙の本

ホワイトラビット

2020/07/20 19:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

一本の電話から来た突然の誘拐。
そこから様々の複雑な思いを抱きながら立てこもり事件が勃発してしまう。裏に隠されているのはなんなのか?
欠けた欠片を一つずつ拾い上げやがて形になっていく。
ドキドキハラハラさせられた思わぬ展開になって
いて緊張も感じ、隠された真実が明かされていく
どんでん返しに衝撃を受けました。

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紙の本

散りばめた伏線の壮大な回収劇、これぞ伊坂作品!

2020/08/05 12:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:阿々木慎二 - この投稿者のレビュー一覧を見る

逆ソクラテス以来再燃した伊坂熱を満足させてくれる作品でした。
作中でも度々引用されている「レ・ミゼラブル」を彷彿とさせる風変わりの語り口に最初こそ戸惑い、物語に没入することができませんでしたが、半分を超えたあたりから物語が加速し、それこそオセロの盤面がひっくり返るが如く事件が別の顔を見せるのは本当に爽快。
「レ・ミゼラブル」も是非読みたいと思います!

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紙の本

絶妙

2023/04/05 19:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る

え、え、誰?誰?どーゆーこと?どーゆーこと?
の連続で、でも、訳がわからなくって
叫びたくなるちょうど手前で、
うまいこと場面が変わって謎解きターン。
絶妙でした。

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電子書籍

立て籠り完全生中継

2023/04/01 12:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

誘拐請け負い人の兎田から、伊坂ワールドの常連さん・黒澤まで悪役たちが魅力的です。仙台市内を見下ろす高級住宅地、ノースタウンを選んだのも大成功ですね。

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紙の本

久々の傑作

2023/02/26 23:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは、ここ数年の伊坂作品の中でもピカイチの出来ではないでしょうか。立てこもり事件を、犯人、警察官など様々な登場人物の視点から描き、その中に見事にミスリードや伏線が張り巡らされている。全てが繋がり終息に向かうカタルシスがまた素晴らしい。伊坂ワールド、久々に堪能させてもらいました。

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紙の本

黒澤が大活躍

2021/08/15 13:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くらひと - この投稿者のレビュー一覧を見る

誘拐グループの兎田が起こす人質立てこもり事件と、その周辺の人々の物語。伊坂作品常連の黒澤が大活躍。
立てこもり側と警察側での時間軸のズレは伊坂幸太郎の得意とするところだが、本作では、メタ視点の語り口が中盤で明かしてしまうのがポイントか。レミゼラブルの形式に倣ったということだろうが、「伊坂幸太郎だからなんかあるだろう」と疑っている読者に対する捻りかな。
兎田、夏之目、立てこもられた母と息子、それぞれがどうなったかがしっかり書いてあり、読後感は良い。

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紙の本

黒澤はいつでもクールにしているはずなのに

2021/02/02 18:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

何故かとぼけていて、また関わる人も何故かとぼけちゃう。いつもの事ながら時系列を操るのが本当に上手い伊坂節の嵐ですな。今回は読者目線のツッコミも相まって、しっちゃかめっちゃかに拍車をかけている感じ。人生はいろいろないとな。

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紙の本

劇場型犯罪の幕開け

2020/08/27 23:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

誘拐事件から立て籠りの狂言へと、息つく暇もありません。犯罪者でありながら非情になれない兎田と、警察関係者でありながら一線を越えていく夏之目とのコントラストも忘れ難いです。

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