親友だけどキスしてみようか （キャラ文庫）

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投稿者：nenene　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かった。すごく面白かったです！！！
よくありがちな(すみません…)現在→過去回想→現在発展ではなく、受けが小3で攻めに出会ったあたりの話から高校生、専学制、社会人になり、一緒に仕事しながらじれじれし、恋人になり、初体験するところまで、全部順番に書かれています。最初ネタバレしてない分、話の予想が付きにくく、両片想いだろ！ってわかっていても切なくなったりハラハラしたり…。昼メロのような大事件は起こらず、とにかく本人たちの気持ちや様子を大切に丁寧に描かれています。受攻め両方が仕事に真摯に取り組むところや脇役たちもそれぞれ魅力的で、現実感ある作品になっています。
川琴先生の作品は前から好きで作家買いしていましたが、ここまでストーリーに引き込ませてもらえるとは！今後も間違いなく即買いします。

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投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小三で出会い、友だちになるまで7年、再会まで８年かかり、いろいろ会って付き合います。
小三から一途な侑志の粘り勝ちです。
2人の友人、拓海がいい立ち位置で、雑なアドバイスをしたり、ひっかきまわして後はうまくまとまれと放り出す感じが笑えました。

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投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

好きすぎて一途な恋物語。実は両片思い出来ないな。洞察力に優れた共通の友達がいないと話が進まない、内向的なキャラでしたが、無事はなしがまとまって良かったです。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

終わらせるはずだった片思いが報われた瞬間に、私たち読者は立ち合うことになります。

ネタバレがあります。

会社員で社会人サッカーチームのマネージャー兼ホペイロ（用具係）の攻め・清光、理学療法士として外科医院で働く受け・侑志、本編は受け視点、電子限定番外編は友人視点。

攻めに憧れていた受けは同じ高校に入学し、同じ部活に所属。憧れはやがて恋になり、受けは恋心を隠したまま友達として同じ時間を楽しんでいました。ところが卒業間際のある日、ひょんなことから受けは攻めに告白してしまいます。気まずくなるふたり。やがて卒業後、受けは攻めとの連絡を断ちます。

（ーーー返信はしない。でもずっと、応援してるから）

それから八年後、社会人となったふたりは仕事を通じて再会し・・・

自分の恋愛感情は「アホの子」になる攻めと（笑）、そんな攻めを一途に思っていた受けの恋の行方を、丁寧に書かれた作品です。

相手に告白して拒絶されるのは辛いものですが、告白しても友達のまま変わらず側にいるのも苦しいもの。そんな攻めへの思いに揺れ動く受けの心情に、悶々としながら読みました。横槍がなかったら変化しなかった事態に、私も拓海のような半眼になっていたかもしれません（笑）。

焦ったさ100％、長時間にわたって熟成された恋とエッチでした（照）。