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商品説明
私たちの近代はどのように始まったのか。勝者のつまずき、敗者の無念は今、生かされているのか。歴史の現場を歩き、今と過去をつなげる「残り火」に目を凝らした維新史ルポ。『中国新聞』掲載を元に加筆、再構成して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
私たちの近代はどのように始まったのか――幕末維新期の足跡は、現代と過去とをつなぐ大火の残り火のように各地に燃えつづけていた。維新で勝者となったはずの長州では、戊辰戦争後に使い捨てにされることに抗議して討伐された兵への追悼が今も続いている。また、東北では〈近代の夜明け〉ではなく、官軍から朝敵とされ続けた苦しみの中にあり、敗者の側に立った歴史観に共感の声が寄せられた。本書は、〈維新〉という生きている歴史の現場を歩いて現地の声に耳を傾けた出色の「維新史ルポ」である。【商品解説】
目次
- 第一章 グローバリゼーション
- 黒船の日本人 サム・パッチこと仙太郎
- 文明開化の体現者 岸田吟香
- 伊能図を完成させた男 箱田良助
- 第二章 ナショナリズムとテロリズム
- 対外危機と真宗説法 僧月性
- 排は開なり 攘夷藩の論理
- 七卿落ちの絵 入れ替わる朝敵
著者紹介
山城 滋
- 略歴
- 〈山城滋〉1952年山口県生まれ。中国新聞社の本社と支社局で自治、農山村、漁業などの問題を追う。同社特別編集委員。
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