「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/06/30
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/282p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-736182-9
読割 50
紙の本
『さいごの本やさん』の長い長い終わり むすぶと本。
店主の遺言により幸本書店のすべての本を任された高校生・榎木むすぶ。本の声が聞こえる彼は、その力で人々を思い出の本たちと再会させてゆく。それはやがて、亡くなった店主の死の真...
『さいごの本やさん』の長い長い終わり むすぶと本。
むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
店主の遺言により幸本書店のすべての本を任された高校生・榎木むすぶ。本の声が聞こえる彼は、その力で人々を思い出の本たちと再会させてゆく。それはやがて、亡くなった店主の死の真相へも繫がり…。ビブリオミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
店主の急死により、閉店フェアをすることになった幸本書店。そこに現れたのは、故人の遺言により幸本書店のすべての本を任されたという都会から来た高校生・榎木むすぶ。彼は本の声が聞こえるという。その力で、店を訪れる人々を思い出の本たちと再会させてゆく。いくつもの懐かしい出会いは、やがて亡くなった店主・幸本笑門の死の真相へも繋がってゆく――。“本の味方!”榎木むすぶが繋ぐ本と人のビブリオミステリー。【商品解説】
収録作品一覧
プロローグ | 3−12 | |
---|---|---|
『ほろびた生き物たちの図鑑』は待っていた | 13−56 | |
『野菊の墓』のヒミツの名前 | 57−81 |
著者紹介
野村美月
- 略歴
- 〈野村美月〉福島出身。「赤城山卓球場に歌声は響く」でえんため大賞小説部門最優秀賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
親近感
2020/07/13 19:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫の方と比べると、少しビターで毒気のある作品でした。現実世界とリンクしている手前、親近感が湧きました。
紙の本
都合が良すぎる。
2021/02/27 01:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同時発売のファミ通文庫のほうも既読。
本の声が聞こえる少年「むすぶ」が、店主が亡くなり閉店することになった本屋で、その書店と思い出の一冊とが紡ぎ出す数篇の物語に立ち会う短編連作。
ファミ通文庫の方とは異なり、ほぼむすぶ以外の登場人物の視点から語られる。
むすぶの視点以上に本と話せるむすぶの様子は他者から奇妙に見えることがよくわかる。
基本良い話だなーというのが多いんだけど、だからこそ夢物語というか、現実感が薄い。
自分の人生を変えたり支えてきた「運命の一冊」なんて、早々ないよねー、という気持ち。
特に「幸福論」の話は荒唐無稽な夢物語感が強くて受け入れがたい。
幸福論を読んであっさり全てを納得して安心感を得られるのであれば、たくさんの医学書を読み漁って拭えない不安感ってなんだったんだってっていうか。
あまりにもあまりにも素直すぎて違和感しかないというか。
新文芸というよりは、このお花畑感は児童文学寄り。