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読割 50
紙の本
写楽 (角川文庫)
著者 皆川博子 (著)
血眼で新しい才能を探す蔦屋重三郎は、斬新な魅力と力強さに溢れた役者絵に驚愕する。描いた者は元稲荷町役者の“とんぼ”と名乗る男だった。蔦屋が考えた雅号は、〈江戸の男の心意気...
写楽 (角川文庫)
写楽
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商品説明
血眼で新しい才能を探す蔦屋重三郎は、斬新な魅力と力強さに溢れた役者絵に驚愕する。描いた者は元稲荷町役者の“とんぼ”と名乗る男だった。蔦屋が考えた雅号は、〈江戸の男の心意気〉を表す、東洲斎写楽−。〔角川書店 1994年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
江戸の町に忽然と現れた謎の浮世絵師・写楽。天才絵師・歌磨の最大のライバルといわれ、名作を次々世に送り出し、たった十ヵ月で消えてしまった“写楽”とは、いったい何者だったのか――?【商品解説】
著者紹介
皆川博子
- 略歴
- 1930年旧朝鮮京城生まれ。73年に「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞し、その後は、ミステリ、幻想小説、歴史小説、時代小説を主に創作を続ける。『壁・旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会賞(長編部門)を、『恋紅』で第95回直木賞を、『開かせていただき光栄です‐DILATED TO MEET YOU‐』で第12回本格ミステリ大賞に輝き、15年には文化功労者に選出されるなど、第一線で活躍し続けている。著作に『倒立する塔の殺人』『クロコダイル路地』『U』など多数。
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散漫な文章による小ネタの開陳
2020/07/21 22:36
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:magoichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代後期の吉原の風俗と芝居小屋の内幕が、延々と続く。そういう序文かと思って読み出したが、半分過ぎてもダラダラ続く。つまらない雑学情報の羅列に集中力が削がれる。
裏表紙に主人公の名前が無ければ、誰が主人公かも分からない。当然ながら主人公も他の登場人物も全く魅力を発しない。
同時代の同じく絵師を題材にした朝井まかての「眩くらら」と比較すれば、その時代の息吹も主人公の情熱も全く感じない。それが技量に不足か情熱の不足かはわからないが、長距離移動中とは言え半分読み進んだ自分を褒めてやりたい。