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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2020/07/01
- 出版社: 法政大学出版局
- サイズ:22cm/456,12p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-588-49516-8
- 国内送料無料
紙の本
対話性の境界 ウーヴェ・ヨーンゾンの詩学
著者 金 志成 (著)
戦後ドイツを代表する作家ヨーンゾン。その「詩学」の問題は「対話性」や「倫理」という図式に回収されてきた。あえてそれらの「境界」を探り、彼の文学を貫く「真実への困難な探求」...
対話性の境界 ウーヴェ・ヨーンゾンの詩学
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商品説明
戦後ドイツを代表する作家ヨーンゾン。その「詩学」の問題は「対話性」や「倫理」という図式に回収されてきた。あえてそれらの「境界」を探り、彼の文学を貫く「真実への困難な探求」を新たな視点から描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
1934年にナチス政権下の現ポーランド領に生まれ、「ドイツ人追放」により旧東独で育ち、作家デビューに伴い西ベルリンに「転居」、1984年にイギリスで孤独死したヨーンゾン。イデオロギーで分断された世界を対話的に描き、ブランショに称賛されるなど、戦後ドイツを代表する作家としての評価はいまだ揺るぎない。その文学的営為の根本的な「詩学」の問題は「対話性」や「倫理」という図式に回収されてきたが、本書は精緻なテクスト分析と大胆な批評性であえてそれらの「境界」を探り、彼の文学を貫く「真実への困難な探求」を新たな視点から描き出す。【商品解説】
目次
- 序文
- 第1章 詩学
- 第1節 導入−ヨーンゾンの「詩学講義」
- 第2節 「詩学」の歴史−古代ギリシアからロマン派まで
- 第3節 戦後ドイツにおける「詩学」の制度化
- 第4節 〈ポスト詩学〉の状況
- 第5節 表されるものが表す手段を条件づける
- 第6節 方法論についての要約
- 第2章 ダイアローグ
- 第1節 導入−境界線
著者紹介
金 志成
- 略歴
- 〈金志成〉1987年大阪生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学文学学術院講師(任期付)。博士(文学)。専攻は戦後・現代ドイツ文学。
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