- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/06/30
- 出版社: 言視舎
- サイズ:19cm/178,12p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86565-181-2
読割 50
紙の本
笑う桐野夏生 〈悪〉を書く作家群
著者 鈴村 和成 (著)
ジェンダー、カルト、幽体、フェティッシュ、都市、観光、SM…。桐野夏生を中心に、中村文則、平野啓一郎、西加奈子、吉田修一など現代の小説家たちを、〈悪〉というテーマで追尋す...
笑う桐野夏生 〈悪〉を書く作家群
笑う桐野夏生
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商品説明
ジェンダー、カルト、幽体、フェティッシュ、都市、観光、SM…。桐野夏生を中心に、中村文則、平野啓一郎、西加奈子、吉田修一など現代の小説家たちを、〈悪〉というテーマで追尋する。『文學界』掲載等を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
『テロの文学史』で現代文学のエッジな領域を渉猟した著者が、さらなる衝撃の追尋を開始する。桐野夏生、中村文則、平野啓一郎、西加奈子、吉田修一、村上春樹……
<悪>に魅入られたかのように次々と生み出される現代日本の小説群は、解読されることを欲している。エンタメ/純文学というジャンルを超えて、共振するエクリチュールは、谷崎潤一郎、三島由紀夫、金子光晴、ロラン・バルトといった作家を巻き込み、カルト、ジェンダー、ホラー、幽体、笑いなどのテーマを呼び寄せる。文学を読み、考える「楽しみ」を拡張する意欲作。【商品解説】
目次
- 序◆笑いとマスク
- 1◆桐野夏生―『メタボラ』『夜の谷を行く』『バラカ』『抱く女』など
- 2◆中村文則―『私の消滅』
- 3◆平野啓一郎―『ある男』
- 4◆桐野―『OUT』『ダーク』など
- 5◆桐野―『優しいおとな』『路上のX』など
- 6◆桐野―『魂萌え!』
- 10◆桐野―『ナニカアル』
- 11◆金子光晴―『マレーの感傷』
- 13◆西加奈子―刺青とジェンダー
著者紹介
鈴村 和成
- 略歴
- 〈鈴村和成〉1944年名古屋市生まれ。東京大学フランス文学科卒。歴程賞受賞。著書に「ランボー、砂漠を行く」「愛について」「テロの文学史」など。
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