- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/07/15
- 出版社: 筑摩書房
- サイズ:20cm/185p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-480-81556-9
読割 50
紙の本
百年と一日
著者 柴崎友香 (著)
【みんなのつぶやき文学賞国内篇1位(第1回)】地下街にはたいてい噴水が数多くあり、その地下の噴水広場は待ち合わせ場所で、何十年前も、数年後も、誰かが誰かを待っていた−。人...
百年と一日
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商品説明
【みんなのつぶやき文学賞国内篇1位(第1回)】地下街にはたいてい噴水が数多くあり、その地下の噴水広場は待ち合わせ場所で、何十年前も、数年後も、誰かが誰かを待っていた−。人生と時間を描く新感覚物語集。『ちくま』連載に書き下ろしを加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
代々「正」の字を名に継ぐ銭湯の男たち、大根のない町で大根の物語を考える人、解体する建物で発見された謎の手記……時間と人と場所を新しい感覚で描く物語集。【商品解説】
収録作品一覧
一年一組一番と二組一番は、長雨の夏に渡り廊下のそばの植え込みできのこを発見し、卒業して二年後に再会したあと、十年経って、二十年経って、まだ会えていない話 | 9−16 | |
---|---|---|
角のたばこ屋は藤に覆われていて毎年見事な花が咲いたが、よく見るとそれは二本の藤が絡まり合っていて、一つはある日家の前に置かれていたということを、今は誰も知らない | 17−22 | |
逃げて入り江にたどり着いた男は少年と老人に助けられ、戦争が終わってからもその集落に住み続けたが、ほとんど少年としか話さなかった | 23−28 |
著者紹介
柴崎友香
- 略歴
- 〈柴崎友香〉1973年大阪生まれ。「その街の今は」で藝術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、「寝ても覚めても」で野間文芸新人賞、「春の庭」で芥川賞を受賞。
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