竜人と星宿す番 （Ｂ−ＢＯＹ ＮＯＶＥＬＳ）

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり
このレーベルの特徴で表紙裏のあらすじが
かなりのネタバレなので…(笑)
でも、ノアがなぜ子供を産めたのか
敵の正体等々を含めてきちんと仕立てられている物語で
読み応えはあります。

「竜人と運命の対」のスピンオフと言って良いのかな？
「竜人と運命の対」の時代よりもずっと前、
初代竜王の話
（初代竜王の両親の話というのが正確ですね）

相変わらず、大きな人（この場合は竜人）は
小さきものを愛するパターンは健在で。
それに加えて今回のノアは
ノアの方からぐいぐいとそういう意図はなくてもぐいぐい寄っていくタイプで
愛らしく健気でした。
そして、エルドラドは最初は竜の形から竜人の形になるというイレギュラータイプでしたが、
やっぱりポイントは尻尾でしたね。
尻尾べしべしが見られて萌えさしていただきました。

初代王になるリカルドは元気いっぱいでした。
君の逆鱗が陽翔の手に渡るのですね。

そうそう、物語に最後に小さなサプライズがあって
ちょっとにやりとしました。
（個人的にはとても嬉しかったです）

時は続いていると…いうことで。

☆4.5

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投稿者：まるる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最初の竜王の「親」の話しです。
ドラクエ５的な勇者の父親が主人公みたいな。斬新！
そしてさらに斬新スタート、今までとなんか流れが逆的な・・・
そういうパターン変化もありなんかよ！設定！という。

これはこれで変化球でありだとおもいます！
シリーズ通して見た人はオススメ。
初見の人はこの他のシリーズもオススメ（宣伝）
シリーズ変化球で斬新だったので☆５

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投稿者：名無し　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前作未読でも読めるよう配慮されてますが、読んでた方が楽しめると思います。

表紙にお子の姿も描かれてるので分かりますが、
出会い→思いが通じる→出産→子を巡るあれこれ　が一冊に詰まってるのでちょっと展開早く感じました(特に出産のあたり)。もっとじっくり読みたかったですが、雑な感じではなかったです。
長編１本の形式ですが、実質中編２本だと思います。
前半は『傷ついて孤独な攻め×朗らかお節介な受け』の王道ストーリー。出会ってすぐの頃は受けを邪険にしてた攻めですが、グイグイくる受けに頑なな心を溶かされた結果、竜人らしくちゃんと溺愛してます。
前半が恋人たちの話なら後半は家族の話でした。ちょっとご都合かなと思うところもありますがこの世界や竜人の設定が活かされた話でキレイに纏まってて面白かったです。

基本的に受け溺愛で受けが困るくらい強い独占欲を示すのが竜人のデフォルトかと思いますが、本作は子供がいるからか、溺愛しつつもシリーズの他の竜人より態度が大人でした。展開早いので嫉妬してる暇がなかったのかも知れない……後書き後のおまけも含めて一番素直にイチャイチャする二人かと思います。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

竜人シリーズの初代竜王の両親の話。
竜姿のツンデレ攻めの所へ受けが生贄になりにやって来る。しかし生贄などの望んでいないと断られても持ち前の明るさでグイグイ押していく受け。
シリーズではあるが前作までを読んでいなくても大丈夫。この話も竜人の愛情の深さを感じる話だった。