読割 50
紙の本
アンマーとぼくら (講談社文庫)
著者 有川ひろ (著)
休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため「おかあさん」と島内を観光する。一人目の「お母さん」はリョウが子供の頃に亡くなり、再婚した父も逝ってしまった。観光を続けるうち...
アンマーとぼくら (講談社文庫)
アンマーとぼくら
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商品説明
休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため「おかあさん」と島内を観光する。一人目の「お母さん」はリョウが子供の頃に亡くなり、再婚した父も逝ってしまった。観光を続けるうち、リョウは何かがおかしいことに気がつく。【「TRC MARC」の商品解説】
いつの世までも あなたを思う
母と子、そして家族を描く感動の物語、待望の文庫化!
母の予定に付き合う約束で沖縄に里帰りしたリョウ。実の母は子供の頃に亡くなり、再婚してリョウを連れ沖縄に移り住んだ父ももういない。休暇は三日。家族の思い出の場所をめぐるうち、リョウは不思議な感覚にとらわれる。この三日が、恐らくタイムリミット。三日目が終わったら……終わったら、どうなる?
「過去は変えられない。分かるよね?」
「言いたかったことは、今の君が言えばいい」
「頑張れ。君はもう大人なんだから」
一体、ぼくに何が起こっている?
【商品解説】
著者紹介
有川ひろ
- 略歴
- 高知県生まれ。二〇〇四年『塩の街 wish on my precious』で「電撃ゲーム小説大賞」を受賞しデビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊三部作」、
「図書館戦争」シリーズ、「三匹のおっさん」シリーズをはじめ、『阪急電車』『植物図鑑』『県庁おもてなし課』『空飛ぶ広報室』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』など著書多数。
二〇一九年に「有川浩」より「有川ひろ」に改名、以降の著書に「倒れるときは前のめり」シリーズ、『イマジン?』がある。
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紙の本
文庫化待ってました
2021/02/06 12:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハル - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生のころにハードカバーで一気読みして、それ以来ずっと文庫化を待っていました!
悲しいけれど心あたたまる、素敵なお話です!
紙の本
有川さんらしいファンタジー
2020/12/03 11:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トモヤン - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄が舞台で、ファンタジーな話。主人公の回想で話が進み、最後で思わぬ展開が待っている本当に面白い小説です。書きたいことがいっぱいありますが、読まないと本当にもったいないです。
紙の本
アンマーとぼくら
2023/03/02 11:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄に移り住んだリョウと、お父さん、おかあさんの思い出に、お母さんの思い出。
子供以上に子供で、迷惑この上ないお父さんは、側から見ているのはいいが、関わると大変なタイプ。リョウは素直だし、おかあさんも、お父さんには勿体無い位、とても出来た人。そんな家族の、あったかい、優しい物語だった。
序盤から、「来たる別れの為に」的な物言いが感じられ、少しずつ不安が強くなっていくようで、落ち着かなかった。が、さすが有川さん、悲しい物語も、暖かい未来にしてしまう。素敵なお話だった。
紙の本
ちょっと泣きが入った
2020/09/22 19:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hayabou - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひさびさの有川作品
文庫化されたので早速購入
通勤の電車の中で読んだけど、泣きが入って大変でした。
沖縄のスポットが作品中で登場してたけど、聖地巡礼じゃないけど、訪れたくなった。
電子書籍
沖縄に行きたくなる
2022/02/22 22:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岸谷 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただの沖縄観光案内本かと思いきや、過去と現在が交錯して物語が進み、最後にはあっと言わせるどんでん返しが待ち受けていました。
3日目の章からは涙が止まらず、グズグズと読み進めていました…笑
作中に何度も出てくる綺麗な沖縄の海を大切な人と見に行きたくなる、そんな本です。
紙の本
久しぶりの
2021/01/16 10:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:吉村ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに有川さんの本を手に取りました。
幻想的で夢うつつながら、現実味のある作品でした。
北海道と沖縄と舞台が離れているのも
そんな気にさせるのかもしれません。
また叙情感あふれる物語を期待します。
紙の本
やっぱ、沖縄
2020/09/29 17:18
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、読み始めてすぐに思ったのは、ニャンニャンにゃんそろじーの中の「猫の島」のスピンオフ?(こっちのが長いけど)
どっちが先か知らんけど、登場人物はほぼ同じ。でも、内容は全然違う。
で、次に思ったのは、「死んだのは誰?」ってこと。
種明かしはやめて欲しいよね。だから読んでください。
お話の内容は、「親子の、人の絆って何?」ってことだと思う。
実の母、実の父、継母、男と女、親と子。いろんなつながりの中で主人公は悩み、ひがみ、苦しみながら成長してきた。
彼を、一番愛した人は誰だったのだろう。いや。人を愛するということは定量化することはできないんだ。理屈じゃないのよ、人を好きになるってことは。
…てなことじゃないかなって思うんだよね。
吉本ばななもそうだけど、沖縄好きな作家って多いよね。
僕も沖縄好きだけど(いっぺんしか行ったことないけど)、あの土地の魅力って、現地に行かなきゃ判かんないよね。
とにかく、今の殺伐とした世の中。心がほっこりしたい人は、この小説を読んで。
でも、いますぐ沖縄に行くのはやめて。
もう少し、コロナが治まってからにして。
一日も早く、その日が来るのを待ってます。
紙の本
アンマーとぼくら
2020/09/08 20:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とーしろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの有川作品!ペンネーム変えてたの知らんかった!有川好きですからなんの不満もありましぇん。初めての方は初期作品、又は
旅ネコ読んだらどーでしょ〜!
紙の本
ファンタジー
2020/09/05 11:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
実は、ニライカナイのフィールドで紡がれていくお話です。
なので、気を抜いて読んでるとどっちの台詞かわからなくなるところがあります。
表向きは、自己中な父親の思い出を、ツアーガイドをしている父親の後添えとともにたどる、沖縄観光案内みたいな内容になっています。
しかも、ツアーガイドが実力発揮して結構ディープな周り方をしています。
前半は、父親のだめさ加減に結構げんなりきます。
正直、子供としては誇れない父親なんて嫌だと思うけれど、フーテンの寅さんみたいなもので、なぜかそういう男に惹かれる女がいる。
今どきの母性本能が欠落してるようなギャルにはついて行けないだろうな。
連れ子のことをそういう見方もできるのかと、ちょっと斬新。
この作者、若い頃はラブコメ上等みたいな作品が多かったけれど、最近はスピリチャルというか生死感にまつわるような話が増えた。
紙の本
泣きます
2023/03/25 21:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おかあさんと主人公リョウの3日間の物語。リョウのお母さんはリョウが小2の時に病気の為他界。父親が再婚した晴子さんがおかあさんとなるが、お母さんが病気になってからの父親の態度や再婚した時期がお母さんの他界から間もなかった事などからリョウはなかなか晴子さんをおかあさんと呼べなかった。大人になったリョウが親孝行の為実家に帰って過ごす3日間。ファンタジー要素の中にやるせなさや切なさなどが入り混じり、かなり心動かされます。
電子書籍
沖縄だから
2021/09/14 23:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄だからこそ、この幻想的な物語が成立するような気がしました。実の親、義理の親……、そして、その周りの人々……。結末は、意外な展開に……。ちょっと、不思議なストーリーです
紙の本
スー
2020/10/13 01:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この例えでどのくらい通じるのかわからないけれど、
個人的に生活に必要なものを自分でスーパーで買いそろえられないオジサン、
自分が日々どれくらいのものを消費して生きているかを把握できないオジサン。
これを生理的に受け付けない性質なので、
この物語の父親が無理すぎる。
ひいてはそれを甘やかしてしまう女性も苦手なので、
物語自体アウェー。
ミステリーとかなら別にいいけれど、
感動モノなので、
登場人物と心の距離が近くないと感動できない。
話自体は安心の有川さんだけれど、
今回はつらみ。