- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/08/31
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/276p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09063-3
紙の本
忘却についての一般論 (エクス・リブリス)
著者 ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ (著),木下 眞穂 (訳)
【フェルナンド・ナモーラ文芸賞(2013年度)】【国際ダブリン文学賞(2017年度)】ポルトガル生まれのルドは姉の結婚に伴い、アンゴラの首都のマンションの最上階に移り住む...
忘却についての一般論 (エクス・リブリス)
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商品説明
【フェルナンド・ナモーラ文芸賞(2013年度)】【国際ダブリン文学賞(2017年度)】ポルトガル生まれのルドは姉の結婚に伴い、アンゴラの首都のマンションの最上階に移り住む。1975年、アンゴラが独立を宣言。動乱に恐慌をきたしたルドは部屋の入口をセメントで固め、27年の間、自給自足の生活を送り…。【「TRC MARC」の商品解説】
この街すべてが崩れ落ちてしまわぬように
27年間にわたる泥沼の内戦下を独力で生き抜いた女性ルドをめぐる目くるめく物語。稀代のストーリーテラーとして知られる現代アンゴラ作家による傑作長篇。
ポルトガル生まれのルドヴィカ(ルド)は空や広い場所が怖い。両親を相次いで亡くし、姉オデッテの結婚に伴い、鉱山技師の義兄オルランドがアンゴラの首都ルアンダに所有する豪奢なマンションの最上階に移り住む。
長年にわたりポルトガルの支配下にあったアンゴラでは解放闘争が激化し、1975年ついに独立を宣言。動乱のさなか、姉夫妻が消息不明となる。恐慌をきたし、外部からの襲撃を恐れたルドは、マンション内の部屋の入口をセメントで固め、犬とともに自給自足の生活が始まる。
その後、アンゴラは27年間にわたる泥沼の内戦状態に陥る。その間、誰からも忘れられて孤独に暮らすルド。一方、外の世界では、独立の動乱を乗り越えた人々が、運命に手繰り寄せられるようにしてルドのもとへと引き寄せられていく。
魅力的で謎めいた登場人物と、詩的でユーモアに満ちたスリリングな展開。2013年度フェルナンド・ナモーラ文芸賞、2017年度国際ダブリン文学賞受賞作。【商品解説】
著者紹介
ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ
- 略歴
- 〈ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ〉1960年アンゴラ生まれ。ジャーナリストを経て作家となる。「忘却についての一般論」でフェルナンド・ナモーラ文芸賞、国際ダブリン文学賞を受賞。
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