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商品説明
金融機関職員に向けて、「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」で示されている新たな検査・監督の在り方を解説。検査・監督のポイントを踏まえ、融資行動・リスク分析・引当の見積方法を説明する。【「TRC MARC」の商品解説】
バブル崩壊後、金融機関の不良債権処理に効果を上げた金融検査マニュアルが、2019年12月に廃止されました。これに伴い、新しいガイドラインといえるデスカッション・ペーパー「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」が制定されています。
今後はこの新ガイドラインに基づいて、新しい考え方・手順の検査・監督が金融庁により実施され、各金融機関は適切に対応することが求められます。
そこで本書では、金融検査マニュアルの制定の経緯、廃止までの経緯、金融行政方針・監督指針との関係性、新ガイドラインの内容とポイント、信用格付・償却・引当の見積方法などの融資実務などを解説。金融機関の経営者・社外役員・内部監査部門はもちろん、一般職員も読んでおくべき一冊です。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第1章 そもそも金融検査マニュアルとは何だったのか?
- ◇金融検査マニュアル設定の背景と経緯
- ◇金融検査マニュアルの役割の変化と弊害
- ◇金融行政方針・監督指針・金融検査マニュアルの位置付け
- 第2章 金融検査マニュアルが求めてきたガバナンス態勢
- ◇ガバナンスのチェックに必要な4つの観点
- ◇代表取締役・取締役および取締役会による経営管理体制の整備・確立状況
著者紹介
大野 博堂
- 略歴
- NTTデータ経営研究所
パートナー、金融政策コンサルティングユニット長
早稲田大学卒後、NTTデータに入社。大蔵省でマクロ経済分析に従事した後、2006年
からNTTデータ経営研究所。金融政策の調査・分析をはじめとした金融機関向けコンサル
ティングのほか、地方創生にも注力し、複数の自治体で政策アドバイザーを務める。
著書に、『AIが変える2025年の銀行業務』(近代セールス刊)、『地域金融機関のための
RAF構築』『金融機関のためのサイバーセキュリティとBCPの実務』(いずれも金融財政
事情研究会刊)などがある。
市村雅史(いちむら まさし)
NTTデータ経営研究所
金融政策コンサルティングユニット
シニアマネージャー
東北大学卒後、NTTに入社。FISCへの出向を経て2008年から2018年まで金融
庁検査局で金融機関向け検査業務に従事。
20018年からNTTデ…
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