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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/09/28
- 出版社: 有斐閣
- サイズ:22cm/320p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-641-16562-5
- 国内送料無料
紙の本
現代社会資本論
道路、鉄道、水道、学校、発電所など、生活に欠かせない社会資本。逼迫した財政状況の中、高度経済成長期に建設されたインフラが更新期を迎え、災害も頻発している。これからの社会資...
現代社会資本論
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商品説明
道路、鉄道、水道、学校、発電所など、生活に欠かせない社会資本。逼迫した財政状況の中、高度経済成長期に建設されたインフラが更新期を迎え、災害も頻発している。これからの社会資本の構築について、社会科学の視点で探る。【「TRC MARC」の商品解説】
道路,鉄道,水道,学校,発電所など,私たちの生活に欠かせない社会資本。逼迫した財政状況の中,高度成長期に建設したインフラが更新期を迎え,災害も多発している。これからの社会資本をどのように構築していけばよいのか。維持可能な社会資本の姿を探る。【商品解説】
目次
- 序 章 社会資本論の現代的課題(宮本憲一)
- 第Ⅰ部 現代社会資本論の視点
- 第1章 社会資本の歴史的変遷と現在(森裕之・鶴田廣巳)/第2章 社会資本と都市・農村(山田明・平岡和久)/第3章 社会資本と官民役割分担──水道事業の「民営化」(杉浦勉)
- 第Ⅱ部 転換期の社会資本
- 第4章 居住福祉と社会資本──市場化・分権化する住宅政策からのビジョン(吉弘憲介)/第5章 都市におけるグリーンインフラ──都市農業・農地を保全するために(中島正博)/第6章 地域エネルギーと社会資本──集中型電力システムから分散型電力システムへ(諸富徹)/第7章 交通社会資本とまちづくり──社会的生活手段としての公共交通(川勝健志)/第8章 災害と社会資本(宮入興一)/第9章 文化・観光と社会資本──私的セクターが担う社会資本(後藤和子)
- 第Ⅲ部 社会資本のガバナンス
- 第10章 社会資本と公共サービス・参加型予算──公共サービスの拠点としての社会資本(槌田洋)/第11章 地域金融と社会資本──変革期に期待される地方債市場の制度インフラ(三宅裕樹)/第12章 現代社会資本と税財政改革(鶴田廣巳)/終 章 グローバル・ローカル時代の社会資本論へ向けて──社会資本の新たな課題へ(森裕之)
著者紹介
森裕之
- 略歴
- 〈森裕之〉立命館大学政策科学部教授。著書に「公共施設の再編を問う」など。
〈諸富徹〉京都大学大学院経済学研究科教授。著書に「私たちはなぜ税金を納めるのか」など。
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紙の本
維持可能な社会にするにはどうすればよいのか。14人の執筆陣が現代の社会資本の実態や政策動向を検証し、今後のあり方を論じている
2021/12/06 10:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一読後、『社会資本』をテーマにした14人の監督による14本の短編オムニバス映画を観たような感覚があった。いま、高度成長期のときに造られた高速道路や上下水道などが同時期に更新時期を迎えつつある。災害への備えもますます重要となっている。本書はこうした一般的に「インフラ」といわれることが多い社会資本、また住宅、グリーンインフラ、博物館など比較的新しい概念としての社会資本を総合的にとらえる、維持可能な社会のための社会資本論。老朽化したインフラの更新、過疎化によって困難となっている公共交通などの維持や、新たな社会資本の必要など、財政的な需要は増える一方であるにもかかわらず、日本財政は余裕がない。そのため、民営化や公民連携によってインフラ整備や運営を行う例も多くなってきた。これらについても多面的に分析を行っている。日本の社会資本の歴史と課題、政策を一望できる書。