オンライン・セミナーのうまいやりかた

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コロナを受けた緊急出版ものと思いきや、中身十分の本でした。
実際にいくつか運営してきた自分からすると新味は少ないものの、コンパクトに要点が整理されており、手元に置いておきたい一冊になりました。

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・集客は企画で決まる。
・受講者の課題解決があって初めてコンテンツとして成立する
・知見や方法論＝コンテンツ→目的やターゲットに合わせたコンテンツのアレンジ＝企画→企画に日時や場所などの実施概要を加えたもの＝セミナー


成功確率を上げる考え方

入れない問題
Peatixなど備考欄に
「申し込んだチケットを開くと”イベントに参加”という緑のボタンがあります。当日そのボタンをクリックしてオンライン会場にお入りください」など手順を明記しておく。

営業・マーケティングのためのオンラインセミナーは、
・認知
・健在顧客化
・クロージング
のいずれかの目的（段階）に分けられる。
目的ごとに手段は違う。

ほとんどの人（主催者）がまだオンラインセミナー初心者
早く移行を始め、短期間でより多くの試行錯誤を効果的に繰り返した人が優位に立つ。自らが実践者に慣れば関係や情報も集まってくる。

オンラインの方が原価が安いと思っている人もいる。原価と価値は本来直接関係が無いはずだが、原価が安ければ価格も安くあるべきと思われがち。さらに受講時間に対して価値が低いと感じる傾向にある。

事例
予め申込者全員に動画と資料を配布することを明示し、短期間・早期に申し込みを獲得した

集客は企画で決まる。一方で、引きの強さとコンテンツの良さは必ずしも一致しない。

セミナー案内フォーマット　p99

受講者の課題解決があって始めてコンテンツとして成立する。

知見や方法論＝コンテンツ→目的やターゲットに合わせたコンテンツのアレンジ＝企画→企画に日時や場所などの実施概要を加えたもの＝セミナー

講師のプロフィールに必要な要素：整合性、信憑性、再現性

ゴミを販促するな

オンラインでは食事をしたり子供世話をしてからとなるので20時以降がいいという人が多い。

市況は自分でコントロールできない。変化に適応するしかない。気にしても仕方ないことにとらわれるより、ターゲットとコンテンツを整合させるという本質に目を向ける方が生産的。

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オンラインで説明するのは本当に難しいと思う。
リアルでも、プレゼンが苦手なのに、どうわかりやすく説明すれば良いのかと思う。

自分の得意なことを、見つけること。
取るに足らない話でも、相手にとってみれば、とても有意義な話題はたくさんある。
そんなことを見つけられれば良いと思う。

これからは、オンラインで済ませられるプレゼンやセミナーが増えるだろう。リアルでできるセミナーは体験などを組み入れて、その場でしか味わえない醍醐味が必要だ。

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コロナ禍で訪れたオンラインセミナー戦国時代。集客から収益化までの方法がしっかりまとまった「奇をてらわない」一冊。

3章の企画の立て方は、セミナーに限らずモノや人の価値を相手にどう伝えて売るかのヒントが満載。勉強になる！