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商品説明
みなし配当に係る課税実務において中小・零細企業で登場するケース・盲点を網羅。税理士等士業から実際にあった質問・相談を分類し、「実務直結」という視点で解説。具体的な取引をイメージできるよう随所に事例を組み込む。【「TRC MARC」の商品解説】
みなし配当は課税実務では頻繁に生じる事項ではなくイメージしずらいとの声が多く聞かれます。このため、本書では章ごと、Q&A ごとに単独で、ピンポイントで参照できるよう構成を工夫しています。この性格から、通しで読むと説明が重複します。イメージをつかんでもらうため意図的にそうしています。
本書の特色は、みなし配当に係る課税実務で中小・零細企業で登場するケースを網羅したことです。スピンオフ税制(株式分配)等、中小・零細企業では事実上利用しない制度は意図的に詳細を割愛しています。また、筆者の従来の書籍と同様、中小・零細企業実務を前提とした「留意点・盲点の総おさらいや、レアケースについての記述」に重点を置いています。
中小・零細企業実務においては、本書の内容では自己株式取得、残余財産分配等がメインの内容になると考えます。課税実務では税務上適正株価、それから逸脱した場合の課税関係としてみなし贈与等の付随論点が生じます。これらについては下記拙著を適宜ご参照ください。
・税務上適正株価について
拙著『Q&A 非上場株式の評価と戦略的活用スキーム』(ロギカ書房 2019年)
・反射としての課税関係につき代表的なものとしてみなし贈与がありますが、これについて
拙著『みなし贈与のすべて』(ロギカ書房 2018年)
弊所伊藤俊一税理士事務所は、主に中小企業・零細企業の事業承継、資本戦略、組織再編成、M&A、相続対策等々に係るご質問に特化した「コンサル質問会」(主催:株式会社KACHIEL(カチエル))及び通常の課税実務に係る質問会「専門家のための税務SOS」(事務局:株式会社バレーフィールド)のご回答、及び複数社の会計事務所、税理士法人様の上記に係る顧問業務を取り扱っています。
本書のQ&A は上記の「実際に税理士等士業様」からご質問・ご相談を受けた事項を分類し直し、回答を「中小・零細企業実務に直結」という視点で再編集したものです。本書の性格上、上記理由から極めて実践的な書籍になったものと思われます。
類書においても、本書の目次の項目に係る「基本的な課税関係」や「(法務等含めた)諸手続きについては網羅されている節があります。当然、そういった網羅性を重視した「教科書」も必要であることは否定していません。
しかし、課税実務では、税務上の基本的な取扱いは理解できたとしても、実践的な事例がないと具体的なイメージがつかず、申告調整や各種税額シミュレーションができないのが事実です。そこで、本書では、「ノウハウ」「アイディア」「知恵・創意工夫」といったものを、現場のコンサルティングでの所感を踏まえながら執筆しています。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第1 章 みなし配当とは
- Q1―1 みなし配当とは
- Q1―2 みなし配当の取扱い
- Q1―3 会社法の配当との関係
- Q1―4 みなし配当の類型の基本部分と改正変遷
- Q1―5 みなし配当の類型
- Q1―6 合併とみなし配当
- Q1―7 分割型分割とみなし配当
- 補問1―1 不動産M&A とみなし配当
著者紹介
伊藤俊一
- 略歴
- 〈伊藤俊一〉1978年愛知県生まれ。一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士課程修了。税理士。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。著書に「「みなし贈与」のすべて」など。
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