- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/09/18
- 出版社: 実業之日本社
- サイズ:19cm/445p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-408-53767-2
読割 50
紙の本
向日葵を手折る
著者 彩坂美月 (著)
父親が突然亡くなり、山形の山あいの集落に引っ越した小学校6年生の高橋みのり。あざやかに季節がめぐる彼女の4年間と不穏な事件の行方を、繊細な筆致で描いた成長物語。『紡』掲載...
向日葵を手折る
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商品説明
父親が突然亡くなり、山形の山あいの集落に引っ越した小学校6年生の高橋みのり。あざやかに季節がめぐる彼女の4年間と不穏な事件の行方を、繊細な筆致で描いた成長物語。『紡』掲載を加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
消えた向日葵。連続する不穏な事件――
そこにいるのは…誰?慟哭必至の青春ミステリ!
少年少女の成長と、ラストで明かされる真相に、慟哭必至の青春ミステリ!
父親が突然亡くなり、山形の山あいの集落に引っ越した小学校6年生の高橋みのり。
分校の同級生と心を通わせはじめた夏、集落の行事「向日葵流し」のために
植えられていた向日葵の花が、何者かによってすべて切り落とされる事件が起きる。
同級生たちは「あれは向日葵男のしわざだ」と噂するが、さらに不穏な出来事が続き……。
あざやかに季節がめぐる彼女の4年間と事件の行方を瑞々しい筆致で描く、
烈しくも切ない青春ミステリ。【商品解説】
著者紹介
彩坂美月
- 略歴
- 〈彩坂美月〉山形県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。「未成年儀式」で富士見ヤングミステリー大賞準入選。ほかの著書に「ひぐらしふる」「夏の王国で目覚めない」など。
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紙の本
乱暴な少年と心優しい少年の秘密
2020/12/01 18:48
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京から田舎へ引っ越したみのりは父を喪った寂しさと、環境変化への不安を抱きながら小さな小学校に転入します。そこで出会った乱暴者の隼人と心優しい怜の二人の少年との数年間が描かれています。
性格が真逆の二人の少年がなぜ親友なのか、子供たちが怖がる「向日葵男」の噂、夏祭り「向日葵流し」準備で起こった事件など、小学校時代に起きた様々な事が数年後ある事件がきっかけに繋がっていきます。
怪談話の要素、犯人が分からないミステリー要素、少年少女の淡い恋心、そして家族といつまでも仲良く暮らしたいと思う家族愛要素など、物語はいろいろな顔を見せ引き込まれ退屈しない。