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紙の本
異聞浪人記 (河出文庫)
著者 滝口 康彦 (著)
組織の犠牲となり、一切かえりみられなかった末端の武士とその家族の悲哀、そして苦悩…。映画「切腹」「一命」の原作である表題作をはじめ、全6篇を収録。武家社会が抱える壮絶な残...
異聞浪人記 (河出文庫)
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商品説明
組織の犠牲となり、一切かえりみられなかった末端の武士とその家族の悲哀、そして苦悩…。映画「切腹」「一命」の原作である表題作をはじめ、全6篇を収録。武家社会が抱える壮絶な残酷さを描いた短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
異聞浪人記 | 7−41 | |
---|---|---|
下野さまの母 | 43−81 | |
綾尾内記覚書 | 83−133 |
著者紹介
滝口 康彦
- 略歴
- 1924年長崎県生まれ。57年「高柳父子」でデビュー。58年「異聞浪人記」でサンデー毎日大衆文芸賞、59年「綾尾内記覚書」でオール讀物新人賞を受賞。佐賀県を拠点に士道小説を書き続けた。2004年逝去。
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見つけると買ってしまう滝口康彦本
2020/11/03 09:51
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひっくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
滝口康彦の士道小説6作を収録した短編集。ひりひりするような緊張感、武士道を背景にして却って浮き彫りになる登場人物の生に魅了されます。
滝口康彦の文庫短編集は今ほとんど品切になっており、今辛うじて入手できる「一命」(講談社)、「非運の果て」(文春)とも各々数編ずつ本書と重複するなど、本当に、なぜもっと体系的、網羅的に出版してくれないのかと既知のファンとしては不満は高まるのですが、他作品の再販に繋がることを期待して本書を買いました。
ても、映画原作になった2作も含んだ本書は滝口作品の初読者には、現時点で最良の入門書であることは間違いない、とお薦めしておきます。