- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/09/30
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/253,6p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09789-2
読割 50
紙の本
〈米中新冷戦〉と中国外交 北東アジアのパワーポリティクス
著者 松本 はる香 (編著)
「一帯一路」の主導権は果たして中国にあるのか? 米中関係は「戦争前夜」なのか? ポスト冷戦期のユーラシア大陸を「米中新冷戦」と中国外交から考える。【「TRC MARC」の...
〈米中新冷戦〉と中国外交 北東アジアのパワーポリティクス
〈米中新冷戦〉と中国外交:北東アジアのパワーポリティクス
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商品説明
「一帯一路」の主導権は果たして中国にあるのか? 米中関係は「戦争前夜」なのか? ポスト冷戦期のユーラシア大陸を「米中新冷戦」と中国外交から考える。【「TRC MARC」の商品解説】
「戦争前夜」の危うい均衡?
アメリカのペンス副大統領による「新冷戦」演説(2018年10月)は世界中に衝撃を与えた。この演説が重要なのは、トランプ大統領の対中スタンスにとどまらず、米国全体の不満を代弁したからである。
この流れは、米中貿易戦争やコロナ禍を経て、いっそう強化されている。ポンペオ国務長官が20年7月、これまでの対中関与政策を全面否定し、「新冷戦」演説からさらに踏み込んだ発言を行ったのは記憶に新しい。
「戦争前夜」(グレアム・アリソン)とも形容される米中関係が時代の基調となるのは間違いない。他方、「大国の論理」という眼鏡だけでは現状を大きく見誤るだろう。安易な陰謀論や中国脅威論はその産物であるが、いつも現実はより複雑である。
本書は、北東アジアという観点から中国外交を再検証する試みである。この地平から眺めると、「新冷戦」は全く異なる相貌を帯びてくる。
「一帯一路」でロシアの顔をうかがい、北朝鮮を制御できず、安倍外交を警戒する中国の姿がそこに浮かぶ。緊迫する中台関係も「翻弄されたのは中国か台湾か」見極めが難しい。アジア経済研究所による、覇権争いの「罠」に陥らないための最新の分析。【商品解説】
著者紹介
松本 はる香
- 略歴
- 〈松本はる香〉1972年生まれ。日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター東アジア研究グループ長代理。専門分野は東アジア国際関係史など。共編書に「中台関係のダイナミズムと台湾」など。
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