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大江健三郎全小説全解説
著者 尾崎真理子 (著)
1957年のデビュー以来、約60年間に書かれた大江健三郎の長編30作、中・短編66作を全て解説。あらすじ、登場人物から状況設定、執筆時の時代背景、主要批評、新解釈等を掲載...
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商品説明
1957年のデビュー以来、約60年間に書かれた大江健三郎の長編30作、中・短編66作を全て解説。あらすじ、登場人物から状況設定、執筆時の時代背景、主要批評、新解釈等を掲載する。年譜、全作品書誌、文献一覧も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
新聞記者として長年大江健三郎を取材してきた著者による、わかりやすい大江健三郎入門書。『大江健三郎全小説』(全15巻)を通して書かれた解説を一冊にまとめる。大江健三郎全小説のあらすじから説き起こしつつ、個々の作品発表当時の文芸批評家による主要評論に言及、その作品がどのように受容されてきたかを論じる。またときに作家へのインタビューを引用しながら作品の意義を明らかにする。大江文学がどのように生まれ、どのように読まれ、さらにこれからどのような研究課題がありえるのかを総合的・俯瞰的に論じた大江評論の決定版。
目次
はじめに
よろしい、僕は地獄に行こう!
惨憺たる青年たち
封印は解かれ、ここから新たに始まる
復元された父の肖像
神話としての「個人的な体験」
知と懐かしさの容れ物として
ノーベル賞はいかにしてもたらされたか
果てしなく多義的な偽史をめざす
アメリカの影が差す女性たち
予戒としての近未来SF
青年の夢想と酷たらしさ
世紀末に集中した「魂のこと」
再びの「カラマーゾフ万歳!」
永遠のモラリスト、伊丹十三
「晩年のスタイル」こそ苛烈に
大江健三郎年譜
『大江健三郎全小説』収録作リスト
文献一覧
索引
【商品解説】
目次
- はじめに
- よろしい、僕は地獄に行こう!
- 惨憺たる青年たち
- 封印は解かれ、ここから新たに始まる
- 復元された父の肖像
- 神話としての「個人的な体験」
- 知と懐かしさの容れ物として
- ノーベル賞はいかにしてもたらされたか
- 果てしなく多義的な偽史をめざす
- アメリカの影が差す女性たち
著者紹介
尾崎真理子
- 略歴
- 〈尾崎真理子〉1959年宮崎市生まれ。早稲田大学文学学術院教授。日本記者クラブ賞受賞。著書に「現代日本の小説」など。
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