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商品説明
葛飾北斎の多様な絵手本を集大成。選りすぐりの版本を高精細スキャナーで再現し、各絵手本中の本文の読み下し文、書誌・書影も掲載。4は、「絵本和漢誉」「忠義水滸伝画本」「和漢絵本魁」「絵本武蔵鐙」を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
葛飾北斎による数多くの画業の中でも、絵手本類(イラストの描き方テキスト)の存在は重要視されています。
本シリーズでは、人物・風俗・風景から動物・草木・虫魚に至るまで、さまざまな切り口で描き方を紹介した木版本を集大成。
収録作品の底本には大変貴重な選りすぐりの木版本を用い、高精細スキャナーにより、彩色摺本(カラーの木版本)・墨摺本(モノクロの木版本)ともに繊細でシャープな描線の再現に成功しました。
また、北斎による各絵手本中の本文を解読した「読み下し文」に加え、書誌、書影、袋を収録。今後の北斎研究にとって必要不可欠な基本資料となること間違いなしです!
シリーズ第4弾は武者絵特集!
北斎は約70年におよぶ作画生活の中で、和漢(日本と中国)の故事古典に登場する武者、英雄、豪傑といった人物画を数多く描いています。
本書に収録されている『絵本和漢誉』は、版面の随所に精妙に薄墨が用いられた、繊細かつ豪快な迫力ある画面が魅力。続く『忠義水滸伝画本』では、当時人気コンテンツのひとつであった「水滸伝」に登場する110余人のヒーロー達が、縦横無尽に描き出される躍動感にあふれた1冊です。
また、『和漢絵本魁』は、北斎晩年期の典型的な武者絵像。画中、北斎自身によって開陳される画論も面白く、彼の絵師たるこだわりを垣間見ることができるでしょう。
稀覯書『絵本武蔵鐙』は上下2冊を収載。いずれも入念な作画、北斎らしい特徴的な人物描写を楽しめます。
各絵手本中に書かれた本文を解読した「読み下し文」を収録。
さらに書誌・書影・袋を掲載し、巻末論文には「北斎の絵本・絵手本の袋に関して」を収録しました。
☆全6巻(別巻1)刊行予定☆
◎第1巻(既刊)※以下収載
北斎画式
良美灑筆
伝心開手 北斎画鏡
諸職絵本 新鄙形
◎第2巻(既刊)※以下収載
北斎写真画譜
北斎写真画譜
己痴羣夢多字画尽(前編・後編)
略画早指南(前編・後編)
◎第3巻(既刊)※以下収載
三体画譜
画本早引(前編・後編)
名頭武者部類
◎第4巻(2020年9月発売予定)※以下収載
絵本和漢誉
忠義水滸伝画本
和漢絵本魁
絵本武蔵鐙
◎第5巻(以降順次発売予定)※以下収載
北斎漫画 草筆之部
画本彩色通(初編・二編)
◎第6巻 ※以下収載
伝神開手 一筆画譜
新形小紋帳
今様櫛きん雛形(上・中・下)
◎別巻 ※以下収載
富嶽百景(初編・二編・三編)【商品解説】
目次
- 凡例
- 絵本和漢誉(えほんわかんのほまれ)
- 忠義水滸伝画本(ちゅうぎすいこでんえほん)
- 和漢絵本魁(わかんえほんさきがけ)
- 絵本武蔵鐙(えほんむさしあぶみ)
収録作品一覧
絵本和漢誉 | 5−69 | |
---|---|---|
忠義水滸伝画本 | 71−137 | |
和漢絵本魁 | 139−206 |
著者紹介
葛飾 北斎
- 略歴
- 1951年島根県津和野町に生まれた。
美術史家、美術評論家。
立正大学文学部史学科卒業。その後、浮世絵を専門とする太田記念美術館の設立に携わり、同館副館長兼学芸部長に就任。2008年退任。
小学校の頃より北斎に親しみ、大学在学中には年2回の北斎専門誌を創刊。1990年には出身地の津和野に葛飾北斎美術館を開設し館長を務めた(2015年閉館)。
国内外で多くの北斎展を企画・監修。2016年にはフランスの芸術文化勲章オフィシエを受章した。
『葛飾北斎の本懐』(角川選書 2017年刊)など編・著書多数。2018年2月歿(享年66歳)。
2018年4月、所蔵する北斎とその弟子の作品(コレクション数約2,000点)は、松江市の島根県立美術館に寄贈された。
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